←前の日へ  ★★★★★  次の日へ→
2005年4月17日(日) はれ <7日目>
出発地:福岡県豊前市 道の駅 豊前おこしかけ 現在地:大分県湯布院町 道の駅 ゆふいん
走行距離:154.0km ★ 計:911.0km 出費:2456円 
★うちわけ★
温泉代(ロッカー込):300円 GAS:1305円
観光費:400円 食費:301円
生活用品:150円


福岡県→大分県・R500と県道11号。


昨日は8時くらいから眠たくて仕方なかったのに、どういうわけか全然寝付けなくて結局意識がなくなったのが1時頃。やっぱり夜になると冷え込む。お昼は暖かくても夜はいつもの通り重装備。昨日に続き車内がぽかぽかしてきたので目が覚めた。7時半。今日もいい天気でうれしい。    

ここの道の駅は日曜というのもあってかとても賑わっている。8時過ぎから車がひっきりなしに。

エッジが入るところだったのでちょっと調べごと。今日は日曜だし一気に阿蘇山へ行くのは厳しいはずだから、よし、基本的には大分の別府温泉→湯布院へと向かって最終的に道の駅・湯布院に着いたらいいか。わざわざネットを使って、この程度の計画なんだけど。

昨日買っていたお弁当を食べ、いざ出発。R10をのんびり走っていたら「青の洞門」と。何だろう。でも何だか興味をそそられる「漢字」なので行ってみることに。R212をしばらく走るとあったんだけどね、青の洞門。ん、微妙(笑)。駐車場に車を停めて付近を歩いてみると「競秀峰散策コース」とあるので、せっかくだし歩いてみることにした。

約700m程の道のりらしい。今日もまた日差しが強い。もう、そばかすではなく、シミというお年頃なんだけど、余りの暑さに帽子も上着も脱ぎ捨ててTシャツ一枚でテクテク。

妙見窟というところを境に少し下っていく。ん・・・道、合ってるのかなぁ、と思っていたらどうやらここが展望台(?)らしい。


競秀峰山頂?怖いので靴だけ

「展望台」と確かに案内には書いていたのに、何と言うか、そこはただの「崖」。高いところは割とヘッチャラなんだけど、誰もいないのわかっているのに「わっ」と人に驚かされそうな気がして(妄想)、足がガクガク。ささ、降りましょ。

近くのオランダ橋で撮影をした後、

あっ!

デジカメ、アスファルトに落下。

わたしのばかちん(焦)!

アスファルトに叩きつけられたデジカメはカバー(カバーをずらすとニョキっとレンズがでてくるタイプ)が吹っ飛んだ上に、ボディがボコボコに・・・まだ新しいのに(号泣)。

カバーが取れたということはレンズがでてこない→つまり画像が取れないってことだよね。どうするのよ、コレ。無理やりはめ込んでみる。・・・はまるわけないか。・・・さらに無理やり試みるけれど、やっぱりダメ。んーカメラやさんに持っていったら直してくれるのかなぁ、電源入るのかなぁ、とグリグリ。

はまったりした(ミラクル)。

  
オランダ橋

一人で大騒ぎ(笑)。困った人です。

それから、耶馬溪(やばけい)ダムへ。天気がいいと何を見ても綺麗な気がするね。R500を走る、走る、走る、最初はよかったんだけど山へ行くにつれて道がぁ(苦笑)。本当にここは国道なのかと思えてくるほど。知らないだけできっと四国の国道もこんな感じなんだろうけど。

R500 切り番でござんす

R500の途中、何やら看板らしきものがあったので引き返してみると、「さかしいが一番」「不老長寿の沸き清水」「延名水」と。

げんきがいちばん!

対向車が来ても「わたし知りません」的な道を進み、ようやく辿り着いたところにはおばちゃんとおじちゃんが演歌を聴きながらおいしそうにお弁当を食べていた。

「県外からきたんじゃろ、 水持って行き。さかしいが一番?おねえちゃん、大学で大分にきとんか?方言でね、げんきが一番って意味よ」

そんなぁ(照)大学生にまだ見えますかね、アハ。フムフム、元気が一番って意味なのね。おじちゃんがそこのコップで飲んでみぃと奨めてくれたので飲んでみる。んーうんまい。水道水の比較的おいしいところで育ってきたので、飲料水にするには舌がゴーサインを出さないものが多くてウーロン茶作りに悩むこともあったのだけど(それでも水分を摂らないわけにはいかないので飲んでたけど・・・贅沢は言えない)。延命水を2.5リットル頂く。1日くらい寿命、延びるかな(笑)。

R500にて別府まで行くつもりがまたまたどういうわけか、別の道に迷い込む。

そんなときに現れた、院内町・余(あまり)温泉 2キロ。

昨日はお風呂にありつけなかった→今日は日曜で別府温泉も湯布院温泉もきっと混んでいる→田舎なので多分貸切状態かもよ?なんて淡い期待を胸に抱きながら進む、進む、進む。

何ですか、この道は。

マズイ。何でわたしはこんな細い道まで入り込んでしまったんだろう(呆)。Uターンできないし、バックで戻るしかないのか・・・と思ったところにおばあちゃん登場。

「ちょっと来すぎたね〜戻って三さ路のところを右に行ったら大きい木があるからわかるよ」

どう考えても、道を間違えているよね(笑)。

  
でも棚田?の綺麗な風景に癒される

おばあちゃんにお礼を言ってどうにかこうにか戻り、ようやく着いた「老人憩いの家 院内温泉」。町外の人は250円(ロッカーは戻ってこない50円)。名前の通りおばあちゃんばっかりだったけど、自然とあいさつの出る、居心地のよい温泉だった。露天風呂もあったりして(露天風呂は貸切だった)。

そんなに大きくもなかったし、シャンプーやドライヤーがあるわけでもない。露天風呂も景色が見えるわけでもないし、外だから葉っぱとか浮いちゃったりしてるけど(笑)、ぬるいお湯にのんびりつかって冷たすぎない春の風をほっぺたで感じることが出来る。青空の下で入る露天風呂、なかなかいいものだ。お昼からこんなに気持ちいい温泉に入れちゃって幸せだなぁ。普段はシャワー派のわたしだけど、旅が終わるころには温泉大好き人間になっちゃってるかも。

  
余院内温泉・大きな木が目印

再びR500。窓を全開にして走る。天然のクーラーだね、最高。洗った後の髪も乾きます。風でぐちゃぐちゃだけど(笑)。

サファリ周辺

アフリカンサファリ周辺は広々とした地が一面広がっている。もうちょっとしたら本当に緑一面になるんだろうな。もっと綺麗なんだろうな。そんなときにまた来たいなぁ。そうこう考えているうちに別府市内に突入。別府にわざわざ来たのは、それはやっぱり地獄めぐりをしたいから。いろんな地獄があって(各400円・全部入れちゃう共通券2000円)わたしは全部入りたかったんだけど、みんながやめとけ、やめとけっていうから(イジイジ)。小学生のときに見たアノ感動を再び!と思ったのだけど、時間も時間だし(すでに15:30)、厳選に厳選を重ねてわたしが選んだのは「海地獄」。

  
ザ・海地獄

結論からいいますと、青いだけで大したことないのかもしれないけど(笑)、なぜか「楽しい」。ナンだろう、このワクワク空間は。温度は98度で、毎日190万リットル(確か)湧き出ているらしい。温泉が青く見えるのは何かのせいだって言ってたけど、忘れた(笑)。温泉卵を食べたかったけど、5個入りしかなかったし、足湯も人が多くて断念。こういうとき誰かといたらなぁ(卵の場合)。


それからいよいよ(ジムには)難関の県道11号線に挑む。
何が難関かというと、地図見ても他の道とは違い超超くねくね道。これにて湯布院へ向かうのだ。ジム、今日最後のひとがんばりだから、頼んだよ。後続車にできるだけ抜いてもらっていざスタート。

と意気込んでいたわりに県道11号線、登坂車線がしっかりあるから、助かった。のんびり走れたから。

11号線・湯布院手前にて


登りきったところに現れた湯布院山登山口(こんな名前だったような)。ぼこぼこした岩が何ともイイ。明日は晴れたら早起きをして阿蘇山を目指すつもりだけど、どんなこと感じるんだろう。

いつもより早く、18時前には寝床の道の駅ゆふいんに到着。元気だったら湯布院の温泉に入ろうと思っていたけどお昼に入ったし、明日早起きなのでそそくさと場所取りして寝る準備を。この休憩コーナーは誰もいなくて素晴らしい環境なのに、エッジの圏外。残念。でも車内の薄暗いところでないので、作業が早くできた。

今日、道の駅にて愛媛ナンバー発見。同じジムニーや愛媛ナンバーを見つけると、何だかチョットだけ嬉しくなる。10円のフェニックスガムで当たりが出たみたいに。

ちょうど一週間。あんなに狭い車内でしか生活していないのに、

洗濯バサミ2個、デジカメ保護袋(替えがあったからよかったけど)、ボールペン2本、寝袋収納袋1枚。

すでに紛失。どういうことかよくわかりません(謎)。財布がないだの、いざ使おうと思ったらデジカメが見つからないだのは毎日(さすがにこれらは見つかるまで探すけど)。ちゃんと置き場所というものを決めておかないとね。

あ、そうそう、今日山道で原チャに抜かれた上に追いつくことさえできかなったとです(ちょっぴり凹)。

画像の説明文が色のものはクリックすると大きくなります。

←前の日へ  ★★★★★  次の日へ→