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2005年4月20日(水) 雨のちはれ <10日目>
出発地:宮崎県北川町 道の駅 北川はゆま 現在地:宮崎県日向市 道の駅 日向
走行距離:179.3km ★ 計:1476.8km 出費:5464円 
★うちわけ★
温泉代(ロッカー込み):600円
GAS:2982円 食費:1052円
観光費(道駅スタンプラリー帳):100円 
生活用品:210円 通信費:520円


宮崎県・高千穂峡・・・雨のはずが。


愚痴から言っちゃっていいかしら。日記だからいいよね。

19時半、ようやく本日の寝床に到着。R218がとんでもなく長くて、イライラ。どうしてあんなにみんな車間距離を詰めて走りたがるのかわたしにはわからない。わたしはバックミラーで後ろの車のナンバープレートが見えない位、寄せられるとものすごくストレスを感じてしまう。渋滞とかののろのろ運転なら構わないけれど、そこそこのスピードで走っていて、それだけ詰められたら感じ悪いし、何より怖い。

何かの拍子にわたしが急ブレーキをかけても、ちゃんと止まってくれるんだろうか。その自信があるの?流れに乗ってるのに煽るって、お前も前を詰めて、前の車を煽れってことなの?宮崎のこの辺の人は気が短いの?R218は行きも帰りも途中もそんなのばっかりで疲れ果てた。明日は気分を変えて海岸沿いを走ろう。高千穂もよかったし、R218自体も景色に変化があって凄くよかっただけに・・・

R10に出て心底ホッとした。

今晩の寝床は、エッジが入る道の駅だというのにのに、パソコンを開いたら電池がない。うそ・・・あんなにたっぷり充電をしたはずなのに。ああ。中間の線が抜けてるじゃん(凹)。仕方がない、今日は裏技で。

夕べは、夜中から雨が降り出した。
車の中でじっくり雨の音を聞くのは初めてのこと。意外に響くんだね。でも、うるさいとは思わなかったよ。疲れているのか雨音を聴きながらぐっすり眠ってしまった。

6時起床。
外は依然雨。8時まで地図を辿ったり、温泉のある道の駅をマルで囲んでみたり、今までの支出をはじき出してみたり。

1日平均ガソリン込みで3500円ペース。うん、予想通り。屋久島までのフェリー代や北海道へ渡るフェリー代、ジムのオイル交換代も必要なわけで。ケチケチするのは嫌だけど、節約はしようと思う。でないとフェリー代どころか北海道に辿り着けないや。そして今日もウーロン茶を作る(笑)。

ジムの燃費は思いのほかいいようだ。地元だとリッター8〜9の間をウロウロという感じだったけど、今は11〜13をキープしている、ジム、これからもこの調子でがんばってくれたまえ。うむ。

雨は止みそうにないので、8時頃高千穂へ向けて出発。付近には温泉もあるようだし、今日はのんびりと過ごそう。雨でもいい感じそうなら高千穂峡を見に行けばいいし、ダメそうなら高千穂の道の駅に泊って明日行けばいいや。

R218を走らせた。後続車にイライラしながらも、景色はものすごくいい。晴れた日もいいけれど、だからって雨の日が悪いわけじゃない。霧が雲のようにたくさんでている。昔話の世界みたい。何だか道があるようなのでR218から少し離れ、下って行ってみた。

こんなところに線路が

帰るときはなかなかの登りだったので、ジムが唸り気味。

がんばれ

さらに走ると道の駅・青雲橋が。このルートは神話の国だからだと思うけど、橋やトンネルに素敵な名前がたくさんついている。名前負けしているようなものも多少あったりしたけど(笑)。

日本一のアーチ橋・天翔大橋

天翔大橋はコンクリートアーチ橋としては日本で一番。アーチスパン=260m。水面から橋面までの高さも日本一高い143mらしい。橋ってどうして落ちないんだろうかと、造った人を尊敬してしまう(落ちたら困るんだけど)。

高千穂温泉へ。着いたのが10:45。11時から開館らしい。すでに多くの人が待っている。人気の温泉のようだ。温泉自体は新しい造りなのにロッカーが100円戻ってこない古いタイプなのは如何なものかと思ったけれど・・・

そんなのはどうでもよく思えちゃうくらい、わたしの数少ない温泉経験の中でもベスト3に入りそうな感じ。あ、温泉のベスト3のくせに、わたしにとって温質とかそういうのは基本的にどうでもいいのであしからず。銭湯に行けって言われそうだけど(笑)。

1:身体を洗うシャワーの場所がたくさんある。
2:しかもその間と間には仕切りがあって隣の人にお湯がかからないか心配しなくてよい上に、プライバシーが守られる(?)。
3:スチーム風呂とサウナが両方完備。
4:露天風呂がある。
5:しかも露天風呂から見える景色がイイ!(立ったら見える程度だけど)
6:休憩コーナーが広い。

2番はあったらいいのになぁ、思いながら今までどこのお風呂でも見たことなかったので。長くお風呂に入れない体質のわたしが、休みながらだけど40分も入浴してしまったのわけで(自己新)。あー気持ちよかった。

しばらく車の中でちんたらしていると太陽が顔を見せ始めた。やったね。高千穂峡にレッツラゴー。

福岡ナンバーの後ろについていくと無料の駐車場にめぐり合えたので、そこへ置かせてもらった。少し歩くけど、それもまた良し。さっきまで降っていた雨が嘘のように気持ちいい空が広がっている。にんまり。

トンネルの向こうは眩しいです

しばらく歩くと、そこは高千穂峡。橋に川に滝に輝く空。美しいに決まっている。

眩しすぎ・・・ 真名井の滝

お土産やさんで絵葉書を買おうとお店に入って、何故かそこのおばちゃんともりあがって長話。この高千穂に来たのは高千穂峡ともう一つ、雲海を見るという目的があったのだ。そのことについて訊いてみたのだけど、よくわからない様子。

それにしても、いい天気にいい景色。2時間以上ハガキを書いたり、ぼけーっとしたり、辺りを散策したり。旅って本当に贅沢な時間。

雲海の現場チェックを済ませてから、近くの道の駅へ。インフォメーションの女性に尋ねてみたのだけど、もっと寒暖の差が激しくないとムリのようで今の季節ではダメみたい。残念。

道の駅で石川ナンバーの、友人男性と2人で旅をしているという40代の男性に話しかけられた。高千穂峡のお土産やさんで目撃されていたらしい。またここで会うとは縁があるのかな(笑)。

いつかのために書いておこう。雲海は、いつも見れるというものじゃなくっていくつかの自然条件が必要。

1:前日は風がない雨がよい。
2:昼夜の温度の差が激しいこと。
3:翌朝は早朝から快晴であること。

だから昨日の夜雨が降り始めてものすごく嬉しかった。ずっと晴れていたのに雨が降るなんて。もしかして神様が見に行けよ、と言ってくれてるのかもと思ったりしたのだけど勘違いだったみたい(笑)。道の駅に泊ろうと思ったけれど、雲海が見れないのではここに泊る意味がなくなってしまった。

時間は16:00。同じ道を引き返すというのは何ともいやなのだけど、他にいい道がないので仕方無しにR218を引き返した。高千穂の道の駅でスタンプラリーのガイドブックをゲット(100円)。わたしの古い地図には載ってない新しい道の駅もできていたり、施設案内が書いてあったりするので車中泊には便利。いい買い物をした。

R218を通るだけなのもちょっと悲しいので県道7号に抜け、天岩戸温泉へ行くことにしたわけだけど

・・・

教訓:いい加減、定休日を調べましょう。

さらにストレスを溜めながら走り・・・ようやくR10に突入。一安心である。それから道の駅・日向を目指すのだけど、また遠い。何とかかんとか辿り着いたわけで。疲れた。もうぐったり。

今日も、広島、山梨、札幌、名古屋といろんなナンバーがたくさんいる。それだけでワクワク。さて、日記も書き終えたし、寝るとしよう。


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