宮崎県・えびの高原、ひざも嬉しい。 ぴーちくぱーちく （゜∇゜||) しまった、寝過ごした！！ 今日はえびの高原に行く日。ゆーぱるのじりから４０ｋｍ程あるから早起きするはずだったのに。慌てて身支度してロールパン１個だけかじって出発。それにしても今日もいい天気、ニヒヒ。 小林市方面へ向かい、途中から県道１号線へ入りえびの高原へと向かった。ここも大分の１１号線（やまなみハイウェイ）並みの険しさだと思い、他の人たちに巻き込まれまいと早く出発しようと思ったのだけど、拍子抜け。えびの高原まで２０ｋｍ以上、ジム、単独行（笑）。 ・・・えびの高原って人気薄ですか。 まぁ、花が咲き乱れるのが５月下旬からなので、オフシーズンなのかも。 えびの高原に来たのは、韓国岳（１７００ｍ）に登るため。 準備を済ませさて、登ろうかな、と思っていると、 （゜∇゜||) 登山道を埋め尽くす、人・人・人。よくよく見ればジャージを来た学生が歩いているではないか。しばらく待てばね。そして待ってみる。 ・・・あの、列が途切れません(´Д`)。 ということで高校生に囲まれながら出発。どうやら遠足で来ている模様。多いと思ったら全学年みたい。今までほとんど一人での静かな山歩き。それが一変、わいわいがやがや。まさか高校生のヤングな会話をＢＧＭ代わりに登ることになろうとは（笑）。 高校生観察もなかなか楽しいもので。ほとんど登っていないうちから、足が痛いだの、もうここでお弁当食べて帰るだの、もう登らないだの、お互いを励ましながら行く子、好きな男の子の話をする子、唄を唄いながら登る子、ダッシュで登る子（驚）、等等。 わたしも中学生のときは京都の修学旅行で「暑いから寺行かないーバスにいるー」って悪態ついてたもんなぁ。まぁそういうやる気がないのは大体女子なわけで。ええ、かつてはそんな年齢だったこともあるんだから、気持ちわかるよ（笑）。でも先生は大変。そういう子供たちなんだけど、目が合ったらあいさつをしてくれる元気な子達。間違いなく一日にこれだけ「こんにちは」と言うのは後にも先にもなさそうだ。
それにしてもいい天気。風が吹いていてすこし肌寒いけれど。今日は飛行機雲が出やすいのか、飛行機が通るたびにすーっと雲を残していってくれた。虹と同じくらい、ちょっと得した気分。 えびの高原の標高は１２００ｍ、頂上の韓国（からくに）岳は標高１７００ｍ。登山道は２.５ｋｍ。２．５ｋｍで標高差５００ｍ。宮島の弥山と同じくらいかな。 途中からの眺めもものすごく綺麗。一人で登っていたらぜぇぜぇ言ってたんだろうなぁ。高校生もいたのでのんびりとペースを保って登ることができた。何気に感謝。
ラスト０．６ｋｍは比較的穏やかな道でとても登りやすかったけれど、頂上ではわんさか子供達がお弁当を食べていて、「韓国岳山頂」の碑ところまで辿りつけず（泣）。仕方ないか。それにしても眺めがイイ。でも、強風に一気に熱を持っていかれ、動かないと体が震えてくるほど。お腹が空いたので、昨日買っておいたおにぎりを食べてそそくさと下山。ちょっと名残惜しいけど、風邪を引くよりはいいか。
下っていると、先頭集団で先に登っていた子供達が勢いよく降りてきた。下りでも走ってる子いるし。それにしても登りはゆっくりでも下りは速いんだね、みんな。若いっていいなぁ（羨）。 のんびりと下っていると女子が数人わたしの後ろに。 「うわぁ！めっちゃ膝が笑ってるよ」 「ほんとや、止まったら膝が笑いよるのがわかるね」 「ひざも、山登ってこれだけ使ってもらえてうれしいんよ」 「あぁ、そうかもしれんね！」 人の感じ方っていろいろなんだね。 体が喜んでいる、かぁ。綺麗な景色から心だけが綺麗になるだけじゃないんだよね。なかなかいいことを言う高校生だ。 下ってからは、せっかくなので池めぐり散策コース（４ｋｍほど）を歩いてみる。 この周辺には３つほど大きな火口湖が存在する＝不動湖・六観音御池・白紫池。不動湖は道路からもよく見える湖で多分一番有名なんだろうけど、わたしが見たかったのは六観音御池。この辺りで一番綺麗だと言われている湖である。 不動池でも十分綺麗なんだけど。美しいコバルト色をしているのは、火山の影響で酸性が強くて、光の屈折のためらしい。池の砂が綺麗だから水が濁らないのも要因の一つとの事。とにかく、吸い込まれそうな青なのだ（驚）。
はぁーため息がでちゃうよ。 ちなみにこの湖は深さ１４ｍ、周囲１５００ｍ。大きすぎてその姿は小さなファインダーには収まりきらず。でもいいや。しかとわたしの目に焼きつけたから。 それから宮崎方面へと戻った。 １号線は再び快走できたのだけど、途中、とんでもなく宮崎ナンバーの怪しい車（シルバーのステップワゴン）を発見。カーブのみならず直線でもブレーキ踏みまくり。はじめはライトを点けてるのかと思ったくらい（汗）。全然スピードを出していないのに、意味がわからない。とにかく危ない感じがしたのでいつもより多めに車間距離を。 でもやっぱり・・ 片側２車線。怪車は左ウィンカーを出して左折しようとしている。わたしは隣の車線。信号を右折したくてウィンカーを出して信号を曲がろうと、怪車の横あたりに差し掛かったそのとき、何といきなり右に戻ってきて右折！！ あぶないけんー！！急ブレーキ踏んじゃうよ。ちょっとあんた左折じゃなかったの。わたしの代わりに後ろの人がクラクション鳴らしてくれたよ。 さらに進むこと１００ｍ。 １車線で怪車は左折したいらしくウィンカーを出して車線の左側に寄っている。わたしは真っ直ぐ行きたい。今度は大丈夫だろうねぇ、と思いながら怪車を抜こうと横を通り過ぎようとしたそのとき、何とまたもや。またもやいきなり、やっぱやーめた、と右に戻ってきたわけで。ホント、ありえねぇ！！一度ならともかく２度までも。さっきのニアミスも全然危ないとか迷惑だとわかってなかったんだな、こんにゃろー（怒）。 ブー！！ もう腹が立って、思い切りクラクション鳴らしてやったわ。 クラクション鳴らすの好きじゃないからこれが人生２度目の鳴らしだったりして（ありがとう、以外で）。道を間違えることだってあるから戻るのはそりゃいいけど、全然後方確認してないんだもん。よくまぁ、無事かすることもなく避けれたなぁ、という感じ。２度目は本当にギリギリだったもん。当たらなくてよかった・・・ 今日は早めに道の駅に到着。明日は日南海岸へ。待ってろーモアイ！ 画像の説明が青色のところはクリックすると大きくなります☆ |
