佐賀県から長崎県へ・R204〜本土最西端へ。
今日は9時まで寝ると決めていたのに6時過ぎには起きてしまった。二度寝突入も、7時に目が覚めてしまったので仕方なく、モソモソと行動開始。今日のルートを練りながら道の駅が開くのを待つ。いつもなら気が向いたときに出発なので、スタンプラリーのハンコを押すことには拘らないけど、ここの道の駅の名は「桃山天下市」。「一」違いだけど、チョットかっこいいのでハンコを押しておこうかと。
ガヤガヤしているので8時頃行ってみるとお店は開いている。でも、スタンプを置いてある道路案内コーナーは8:30にならないと開かないそうで、しばらく待ってねと言われる。あと30分だし、待ちますか。
車に戻り、後部座席に置いてある荷物を取ろうとしたとき・・・
いた。確かにいた。
ヤツはそそくさと姿をを消したけれど、わたしの目はしかと捉えたぞ。
クモ発見。
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道の駅・桃山天下市 |
ふんぎゃー!!
とは言わなかったけれど、心の中では叫びまくり。クモ怖いんですけど(弱)。大きくもなく小さくもない細身タイプ。このまま野放しにできるわけがない。車を端へ移動させ大捜索開始である。
・・・約30分。
道の駅にやってくる人たちにどうしたのこの子?というような目で見られながら荷物を降ろしてみたけど見つからず・・・田中、ガッちゃん(未登場・ぬいぐるみ)に続き3人目(匹目?)の同乗者になってしまったようだ。あのままの大きさならまだ許せるけど、どんどん成長していったらどうしよう。ちぢこまった死体が出てきて欲しいものだ、一刻も早く(祈)。
クモは諦め、ハンコ押した後出発。あーなんか朝から憂鬱(笑)。
今日の一つ目の目的地は波戸岬。佐賀県の最北西端なのだそうだ。駐車料金は300円だそうなので、慌てず騒がず無料駐車場を探し出す。
楽しみにしていた割りに、ん、微妙。強風の中、写真を撮ろうと三脚を立てたら勢いよく倒れ、デジカメはまたもや打撲。傷は増えたものの作動に問題はない模様・・・ほっ。九州が終わったら一回四国に戻って、足りないものを取りに帰ったり、デジカメを修理に出すってのも手かな。動くけど、レンズの開閉がぎこちない。悩む。
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佐賀県波戸岬 |
その後はひたすらR204を進み、今日はずーっとR204。特に面白いものもなく、交通量も少なくてのんびりドライブ。
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なんの畑かな |
途中ショートカットを発見したので県道へ逸れ、次なる目的地は長崎県の小佐々町にある神崎鼻。本土・九州最西端である。
もっと山道を想像していたのに、意外と走りやすい。途中からは民家の間をすり抜けるようにして進む。駐車場の狭さに驚きながらも、スペースを見つけてどうにかこうにか駐車。佐多岬や鶴御崎のように立派な造りではないけれど、無料で開放されていて、それだけで(勝手に)親しみが沸くというものだ。
「本土最西端」の碑。
来たどー!!端って何でこんなに嬉しもんなのか(笑)。わたしの中にはスタンプラリー的な要素があるのか。未だによくわからない。
みんなに真似て写真を撮ろうとしたら碑の裏側だった。危ない危ない。海岸へと下りてみるけれど、どう考えても、三脚を立てて10秒であのモニュメントのところまで駆け上がるなんてムリな話。それ以前に岩がぼこぼこで三脚が立ちそうにない。勇気を振り絞ってちょっと離れたところにいたお兄さんに声をかけてみた。
「すみませんが、急いで登るので押してもらえませんか?(エヘ)」
お兄さんは快く了解してくれ、記念撮影終了。GWでよかったのかも。今日はたくさん人がいたから頼めたけど。
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本土・九州最西端到達 |
きれいな海が広がっています |
近くの案内板を見ると、本土最西端到達証明書が無料でもらえるそうだ。土日祝へはこちら、と書いてある冷水(ひやみず)岳公園へ行ってみる。迷ったり人に訊きながら・・・
公園内ではどこまで通されるの。と言いたいくらい奥地へと案内され、車を降りてみるとそこは本当の、
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祭りでした(笑) |
景色がいいからまぁいいか |
またもや、♪まつりだ〜まつりだ〜♪
だったのである。今日5月3日は春まつり、だったようで人。人。人。登っている途中には下りてくる車もほとんどいなかったわけで、まさか山の上にこんなに人がいるとは想像すらしていなかった。書いてあったお店を探し、証明書をもらえるか訊いてみる。
「すみません、もうなくなっちゃったみたいです」
あれま(泣)。残念。GWでいっぱい人が来たからなくなっちゃったのかな。周りはお祭り気分なのにわたしだけションボリ(凹)。
とある旅人のお兄さんが、もしかしてもしかするともしかするかもしれないよ、と教えてくれたのでそちらに行ってみる。
出てきたおじさんはお休みの日にわたしが訪れたにも関わらず、嫌な顔一つせず「海しかないところやろ。わしのきたねぇ字だけど」と言って日付をすでに記入してくれた「本土最西端到達証明書」をわたしに渡してくれたのだった。
ピンポーンと押して出てきたおじさんが「あぁあぁ!」と言ってすぐ通してくれたのは旅人のお兄さんがそのおじさんに先に連絡をしてくれていたからだ。人によってはたかだか紙切れ一枚なのかもしれないけど、わたしには自分の手にしたかった大切なもの。お礼を言って出た後、凄く嬉しくてお兄さんやおじさんの優しさにウルウルしちゃったのである。
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本土最西端到達証明書 |
その後は佐世保市内へ。それにしても今日も暑い。想像していたよりも佐世保は遥かに大きくてびっくり(驚)。ここへ来たのはもちろん、JR最西端の駅である佐世保駅に行くためだ。
駅の周りをグルグル何周もした後、ようやく車を停めれるところを発見。三脚を持って駅の中をグルグル。えっと、ここが最西端の駅だよね。それらしき雰囲気が全くないんだけど・・・改札を入った乗り場にあるのかな、と思いつつJRの人に訊いてみると
「あぁ、ここはあれしかないよー」
指を指してくれたのは多くの人が通る構内にある木の看板。え、あれ?(苦笑)まだ外ならフラッシュなしで撮れるだろうし広くもあるだろうけど・・・駅構内。半端ない人通りなんですが。
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JR最西端駅・佐世保 |
どーにもこーにも恥ずかしいのでリュックだけ入れてパチリ。勇気がなった・・・駅で佐世保バーガーを発見するも、あまりの長蛇の列にあっさり諦める。いいにおいはしてたけど。
地図で「九十九島」「石岳展望台」を見つけた。そちらへ移動中、展海峰という展望台があったので立ち寄ってみる。
ここからの眺めは自信があります、と書いていた通り、いい景色が広がっているではないか。ただ、着いたのが5時前。太陽の加減で写真に撮ると白くなってしまうのが残念。
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九十九島@展望台 |
菜の花が咲いていたらなぁ |
最近太陽が沈むのって7時くらい。それまで2時間近くある。
人目につかないベンチで今日の日記を作成開始。
しかし、沈み始めた頃、駐車場へと移動すると、な、ななんと、既に人多し。
何、この車の数。完全に出遅れたわたし。人垣の間からとりあえず写真を撮ったわけでして。完全に敗北。
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リベンジ九十九島@展望台 |
7時頃に展望台を出発したのだけど、R202が大渋滞。道の駅・さいかいに到着したのが9時。泊りそうな車が結構いるけど、いかんせん駐車場が狭い。エッジが圏外。明日行く所の調べごとしたかったのに残念。
お風呂は見つからなかったけど身体をゴシゴシできたのでさっぱり。明日は絶対にお風呂見つけないと(臭)、限界だ。
明日は楽しみにしていたあの場所へ。星がたくさん出ているから、きっと明日も晴れると思う。
静かですごくいい感じだったのに、今晩も音楽をガンガンにかけた車が2台登場。しかも隣に来たし。こういう人たちって、大抵ドアを必要以上にバンバン閉める。音に対して鈍感なのかな。せっかくいい場所をキープできたのにツイてない。それではおやすみなさい。
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