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2005年5月6日(金) 雨ときどきくもり <26日目>
出発地:佐賀県鹿島市 道の駅 鹿島 現在地:長崎県長崎市 平和公園有料駐車場
走行距離:178.2km ★ 計:4557.9km 出費:7494円 
★うちわけ★
GAS:2625円 食費:1319円
車関係:2650円 通行料:400円 
通信費:500円


佐賀県→長崎県・温泉博士(再)、長崎駐車場問題。


明日の天気予報は曇りのちはれ。

ということで悩んで悩んだ挙句にまた長崎へ引き返してきた。

もういい加減九州を脱出しないと6月までに北海道に辿り着けないのはわかっているのだけど、めがね橋と長崎の夜景を見逃していいのか、とわたしの中のもう一人が訴えるわけで。明日が雨なら博多でラーメン食べるだけ食べて、とにかく北上しようと思っていたのだけど、予報では雨ではないみたいだし、長崎市内に行っちゃおうと。

ただ今長崎バイパスの端(何台か車停めれるところ)に車を停めてこの日記を書いている。ここで寝れたらいいんだけどトイレが無いからムリ。

そして猛烈にわたしは今トイレに行きたかったりする(爆)。

諫早から有料道路に乗ったんだけど、長崎方面にはPAがなく。さらに有料の長崎バイパスに乗ったのにまもなく平和公園への出口。長崎市内では寝床確保が難しそうだからPAに期待をしたわけだけど、諫早からの料金(250円)とバイパス代を無駄にした感じ。バカなわたし。

こうやって人は学んでいくのだと思う(多分)。

今から移動して、長崎市内のどこかの駐車場に夜間料金で泊まるつもりだ。市内には道の駅が無いのだ。道の駅とは何と有難い存在なのだろうかと改めて思う。

ま。こうまでして長崎市内へと引き戻してきたわけなので、明日は晴れてね(笑)。

さて、今日の朝からの日記。
雨音を聞きながら眠りにつき、8時半起床。よく寝た。若干身体がベトついている以外は温度的にも快適な、いい目覚めだった。

それからゆっくり朝の支度をして、道の駅を出発。

郵便局で家に荷物を送ってからは、天気が悪そうなので温泉博士を使って今日は温泉デーとすることに決めた。道の駅からも近いところに1軒あるので午前中から早速ゴーである。

"蟹御殿"というホテルの温泉らしいのだけど、受付で訊いてみると100mほど行った"有明の湯"が温泉受付なのだそうだ。入浴料(500円)が無料。わーい。

昨日お風呂に入れなかったのでとにかくガシガシ身体を洗浄。温泉内には3人しかいない上に、露天風呂というのは一般的に女性には人気がないのか、ここも誰も入ってこなかったので一人でのんびり入浴(凸)。立ったらR207から丸見えっぽいけど(かなり距離はある)、それもあり開放感満点。減るもんじゃないし、そこら辺は気にしない方向で。肌がキュッキュする泉質だ。

有明の湯

さて次へ行くかと車を走らせる。今日は外は寒いくらいなのに、またモワーンとした怪しげな温風が車内に。

またラジエーターか。

それほど爆風ではないんだけど・・・ボンネットを開けて液をチェックするけどほぼ満タンあるし。ランプも正常だし。友達に訊いて、ファンも見てみるけどブンブン回っているし。気にしすぎかな。そろそろオイル交換の時期もあるので、携帯で検索し諫早にある赤いお店へ。

R207沿いのかわいいバス停
いろんな種類があった

オイル交換をしてもらったついでにそこのお兄さんに訊いてみるけど、見た感じでは異常なさそうだという。「う〜ん、気になるんだったらしっかり見てもらったほうがいいかもしれませんね」・・・うーむ。もうちょっと様子を見てみますか。

時間は既に2時過ぎ。朝から何にも食べてなかったことを思い出すと猛烈にお腹が空いて来たので、スーパーに駆け込みご飯を買ってがっついて済ませた。再び温泉博士とにらめっこ。よし、島原の小浜温泉へ行くべ。

進めば進むほど雨がひどくなり、R57に乗ってしばらくすると一寸先は霧状態。前が見えない。

濃霧

これだけ酷いと、前が見えないのはわたしだけじゃないらしくみんな安全運転。入り組んでいてわかりにくかったのだけど、小浜温泉のウェルハートピア雲仙小浜に無事到着。

ここは16時までは入浴料が900円とお高め(16時以降は500円。400円の違いの理由は不明)。わたしが行った時間は16時前だったので、貧乏性なわたしはそれだけで、随分得した気分になれたのだ(笑)。

シャンプー・リンス・洗顔・軽石と炭シリーズで揃えてくれていたので片っ端から使わせてもらう。お風呂の寝湯は角度がよくて特に◎。露天風呂では雨に当たりながら入浴。屋根はちゃんとあったけど、雨に当たりながらのお風呂もなかなかいいものだ。

・・・さて、次いこか。

と思ったのだけど元々お風呂に長く入れないもので、フラフラしてきた(回)。過ぎたるは及ばざるが如し。というわけで温泉ツアーは今日はここにて打ち切り(早)。

 
ウェルハートピア

だんだん雨脚が強くなってきた。夕方の5時になったとき、ミュージックサイレンがどこからともなく聞こえてきた。

♪おーてて繋いでみなかえろーカラスと一緒に帰りましょー♪

ねぇ、わたしはどこへ今日は帰るの。泊まる先が決まっていないというのは実に不安なものだ。今日は道の駅には泊まれそうもない。

一人で旅しているのに(から?)、怒ったり、ちょっと涙したり、感傷的になったり、感動したり、驚くほどに感情の変化がある毎日。車に篭って、もっと淡々とした毎日だと思っていた。どころか、普段の生活よりその針の触れる度合いが大きいような気がする。ハアトが敏感になっているのかな。

スーパーで30円引きの皿うどんを買って食べた。明日は長崎ちゃんぽん、食べたいな。

長崎皿うどん
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