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2005年5月9日(月) くもりときどきはれ <29日目>
出発地:佐賀県大和町 道の駅 大和 現在地:佐賀県伊万里市 道の駅 伊万里
走行距離:194.0km ★ 計:4935.5km 出費:1276円 
★うちわけ★
食費:110円 GAS:1116円
通信費(JAFへの電話代):
50円


佐賀県→長崎県→佐賀県・本土最西端、再び。

朝は6時半頃起床。それにしても寒かった。毛布と寝袋で事足りたけど、旅に出た4月の初め頃の寒さを思い出したほど。朝からかずやさんがスパゲッティを振舞ってくれた。ごちそうさまでした(謝)。それにしても、かずやさんもにしかわくんもしっかり自炊を楽しんでいる。一方わたしは人目を気にして未だにコソコソ・・・勇気を持ってできるのは海岸くらい。もっと堂々とできるようになりたいものだ。せっかくフライパンも持ってるんだし、今度お肉でも焼いて食べるとしよう。

道の駅に野菜を卸しているおじさんと少し会話。西川くんを指差して「むすこさんと旅してるんか?」と。わたしは西川くんを3歳で産んだことになるやん(笑)。今度はかずやさんを指差して「夫婦で旅行か?」・・・違うって。さっきから説明してるのに聞いてんの、え?おっちゃん(笑)。

でも、悪い人ではないようで道の駅に持ってきた白菜をわたしたちにくれた。お漬物にモミモミ。ふとしたことから、昨日ジャスコで買ったきゅうりはおじさんが作ったものだということが判明(きゅうりの袋におじさんの名前入りのシールが貼ってあったのだ)。世の中って狭いね(驚)。記念におじさんから名前入りのきゅうりステッカーをゲット。

「電話番号書いてるから電話してきて」

・・・おじさん、実は意外とやり手なのかもしれない(笑)。でも市外局番書いてないよ?

のんびり話をして10時過ぎに出発。かずやさんは佐世保バーガーを食べて本土最西端の神崎鼻へ。西川くんは虹の松原方面へ。わたしは本土最西端の神崎鼻へ。

チャリダー西川くん


神崎鼻は5月3日に行ったばかりなのに、かずやさんの写真を見せてもらっていると、忘れていたところがありまして。

途中車を停めて、一昨日の日記をアップと、昨日の日記の文章だけ書いておいた。

さ、行きますか。

さすがに一回通ったことあるだけあって迷わず小佐々(こさざ)町へ。役場へ寄りかずやさんと合流。サインをして一緒に本土最西端到達証明書(再度、今度は日付に加え名前入り)をゲット。役場の方もすごく感じがいいし、こんな立派な証明書を無料で発行してくれる本土最西端、実に素晴らしい◎。

GWの前回とは違い、端っこには誰もいなかった。

本土・九州最西端到達
(2回目)今回はかずやさんと

で、忘れていたあの場所へ。確かに道があったのに、先日はどうしてこっちへ来なかったんだろう。多分、わたしはあの最西端のモニュメントよりもこっちのほうが好みだと思う。

ここでこうしたかったのです

かずやさんの写真を見たときから、愛媛のところに座ってこうしたかった。いやーそれにしても素敵なものを造るなぁ。とてもわたし好みの端っこだ。

その後は、ここへ来る前に見つけていた何とも悲しそうな大悲観公園へ。そこに"大文字"たるものがあるようなので2人して行ってみることにした。

えらい高い位置に「大悲観」
なぜこんな文字を?!
かなりくずれてます・・

それにしても不思議。150年ほど前に彫られたそうなのだけど、なぜ大楽観ではなく、「大悲観」なんて言葉を刻んだのだろうか。こんなにでかでかと。岩は4m以上はあるのでは。もろい岩のようで、あちこちに崩れた跡が。

そしてこんなものを見つけてしまったわたしたち。

いいんでしょうか(汗)

今はわたしの記憶が確かならば平成17年のはず。よって小佐々町は11年間、対策を練り続けているようだ。あの役場の人のよさを見れば、まさか11年間このまま放置しているだなんてそんなことあるはずがありません。いつの日にか、恐らく上から崩れた岩が降ってこようとも避けることが出来るスーパー対策を打ち出してくれるに違いない。待ってます、小佐々町!!(そして誰かこの看板が変わったら教えてください(笑))

そしてかずやさんとお別れ。いろいろお世話になりました。またどこかで・・・!わたしはR204を北上して田平の道の駅へ。18時前には到着し、こんな明るいうちに着いたのは何だかひさしぶりだなぁなんて思いながら、3個110円のおまんじゅうをゲット。うまいなー。

車に近づいたときに身体をフリフリしてみると・・・あれ、音がしないんだけど。も、もしかして!!

あぁぁ!!

覗くと窓からカギが見えるではないか。やってもーた!2回目のインロック。

慌ててドアをチェックするけどこんなときに限ってしっかりどこも閉めているんだな、これが。前回やってしまったときにあれだけ注意しようとそれで携帯にスペアキーをつけたのに、携帯を車の中に置いてたんじゃ意味ないよね。ばかちん。

10円玉をかき集めてJAFに電話。

20分後、来てくれたおじちゃんは、やっちまうよーしょうがないよ、と励ましてくれた(笑)。こっそり写真に収めたかったのにあまりの早業で鍵を開ける瞬間を撮れず(無念)。

運転席の鍵が開きにくいのを相談するとコツを教えてくれた。なるほどなるほど、こーすればよいのか。フムフム。

虫なんて撮ってる場合ではない おじちゃん、ありがとう(・∀・)

せっかくの寛ぎモードだったのに、こりゃ何か起こるなと感じ(意味不明?)、そそくさと移動開始。ここからだと、道の駅・桃山天下市か伊万里か。天下市の道のりは暗いときにはどうかなと思うので、伊万里へ。ご飯は作りやすいしね。

8時過ぎに到着。白い炊き立てのホカホカご飯にお漬物、熱いお味噌汁。日本人でよかったと思う瞬間だ。

いよいよ明日は博多ラーメン・大宰府に行けたら行き、本州へと戻る予定。北海道を目指していよいよ北上開始だ。来るときに日本最西端のたびら平戸口駅を発見。JRでは佐世保だけど、私鉄も合わせると最西端の駅はここになるみたいだ。

日本最西端の駅?!
がっちゃん初登場(小さめ)
かずやさんがいるところ目指して・・・ 狙ってたチャンス到来
10秒はキツイ(笑)

実は道の駅伊万里に来たのには理由があったのだ。実はこの機会を前回から虎視眈々と狙っていたのである。アングル具合で必死さが伝わるかと。よい子はまねしちゃいけません(爆)。

今日は旅に出て初めて道に一回も迷わなかった日だった。地味に、万歳。


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