北海道・釧路→中標津でこまったちゃん。
天気がいいと目覚めも良い。今日は6時半に起きた。空は青い。今日もいい一日になりそうだ。うーんと背伸びをしてみると、ちょっとだけ背が高くなった、そんな気がする。
昨日Yちゃんとは会えずじまい。わたしが送ったメールを読むのが遅かったそうで、ここの道の駅、キャンプ場に来たもののわたしが温泉でまったりしている間に、再び別のキャンプ場へと移動してしまったのだ。でも、道の駅スタンプを押しに今日ここへ戻ってくるとのことなのでYちゃんを待つことにした。
車を端につけ、調理開始。ジムに目をやるとこれがヤバイ!汚なすぎ。何とかせねば。
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ヨゴレです |
スパゲッティを食べ、洗濯をし、メールの返事をしたり、わたしも去年犬を連れてジムニーで北海道を周ったのよ、というおばちゃん(驚)と話をしていたりすると、ブホホン〜と音をたてて一台のバイクガやってきた。ホンダのマグナ。
「お〜い!!」
ちょうど東北で地震があったときにバイクで旅していたYちゃん。コケタそうなのだが(原因は地震というよりもタイヤのツルツルが原因だそうなのだが)、無事でよかったよかった☆野宿で1週間東北の旅を過ごしたという彼女はまたたくましくなったようだった。一週間で東北全県走ったってところが走りやの彼女らしい(笑)。
そうこう立ち話をしていると、岐阜からの女子ライダーも加わり、ワイワイ。彼女はYちゃんとは正反対タイプで持ってきたテントは面倒くさくて一度も使ったことがなく、着いたその次の日は苫小牧近くから宗谷岬まで走ったそうなのだが、その後は停滞の一途。最近では一日に50km進んだらダルイのだそうだ。昨日は屈斜路湖から阿寒湖まで移動しただけとのこと。一方のYちゃんは一日600kmくらい普通に走る。
ちょっとウケるね、おもしろいよ!!(笑)
彼女、Cさんはわたしがかねがね目をつけていたFTRに乗っていて、前回乗っていたおねえさんも同じ岐阜の人だった。やっぱりCさんのこのバイクの評価も「走らない」とのこと。Cさん曰く、一番怖いのがタンクに7リッターしかガソリンが入らないことだそうだ(北海道で燃費が約30だそうなので、それでも200ちょっとしか走れない)。
それでも跨らせてもらうと、小さくて、足もいい感じで地に着いて、ハンドルの持ち具合も◎、何よりデザインがかわいい。あぁこのくらいのサイズいいなぁ。でも一番は少々の凸凹道でも平気なバイクが条件になるんだけど、わたしの場合。
とにかくみんなで旅の話で盛り上がり、1時間以上道の駅に滞在。Yちゃんは今日札幌までで戻らないといけないということで出発することに。イヤイヤ、本当に3度も会うことになろうとは思ってませんでした。Cさんもまさかまさか年上のおねえさまだとは最後まで思ってませんでした!(年下か、同い年くらいだと思ってた!)またどこかで会いそうだけど(笑)。せっかくなので記念撮影。
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とにかくたのしかったYO! |
気をつけて、よい旅をね!
それからわたしは釧路方面へと向かい、ずっと気になっていた「釧路市丹頂自然公園」へ。タンチョウヅルをずっと見たくて、湖に行ったり、野付半島へ行ったりしたときも目を凝らして探していたのだが、見つからなかったのだ。出来たら野生のものを見たかったんだけど。このまま見れないよりはいいやと思い、310円払い、妥協して入場です。
お、いましたいました!いきなり、みのるくんがお出迎えです。
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みのるくん^^; |
くちばしが折れちゃってますT▽T |
サクに囲われてはいたけれど、天井には何もない。つまりいつでもタンチョウは飛んでいけるはずなのに、いくつも分かれたサクの中にタンチョウはしっかり居ました。ここに来れば、エサもあって、敵が居ないということを知っているからかな。
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体やわらかいね! |
5月に生まれたばかりのヒナ
(でもでかい)
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タンチョウ、鏡に映る |
ちょっと茶色いタンチョウがいましたが、おそらくこれがヒナだと思われます。体は大きいけれど、やっぱりどこか初々しい感じがしてとってもかわいかったです。早いと一日2cmくらい成長して、3ヶ月で親と同じくらいの大きさになるそうだ。ふ化して100日くらいでもう飛べるようになるらしい。成長が早いんだね。
サク越しとはいえ、意外と近くに寄ってきてくれたりするので近くで見ることできました。タンチョウを見たかったから来てよかった。
満足して釧路市内へ向かって走った。途中で昨日の日記をアップ。それにしても今日は雲がすごい!もこもこがすごいのだ。日差しも強く、肌が痛い。8月ももうすぐ終わる。何だか夏を振り絞っているようなそんな感じの今日。
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雲製造工場 |
ミラー越しもすごい |
あまりに雲がすごくて、その空に向かって大王製紙からの煙がモクモクでているもので、まるで雲が工場から作り出されているかのように見えました。
ってドラえもんじゃないんだからねぇ?
今日はもう一ついって起きたかった場所。それは釧路湿原の細岡展望台。釧路湿原ならここだよ、と教えてもらったその展望台はR391から約7km入ったところにあった。
何がすごいんだろうと思ったら、その展望台からは大きな大きな釧路湿原を流れる川が見えた。この大きな湿原の景色の中に川が加わるだけで、こんなにもさらに景色が雄大に見えるとは思わなかった。北斗展望台からも景色はよかったけれど、川は見えなかったから(遠くにはみえたかもしれないけど)。
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細岡展望台より
(写真がわかりづらくてすまぬ) |
大きな川 |
ビジターセンター内では、ある曲が演奏されていた。
なんだっけこの曲。あぁ、島唄だ!
♪島唄よ風に乗り 鳥とともに海を渡れ〜♪
曲しか流れなかったので、頭の中で唄を唄った。
車に戻るとどっと汗が噴出し、暑さを感じた。あぁ、アイスが食べたい!
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そして
余計なものまで買ってしまう |
明日、おじゃましますと牧場の人に電話をしたし、今日は近くの中標津の開陽台のキャンプ場にテント張って寝よう。そう思ったのに中標津に近づくにつれて降りだす雨。うそん!雨降るだなんて言ってなかったのに(泣)。
気分を取り直そうと(謎)、通りかかったスシロードへ吸い込まれるように入っていく。
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スシロード |
ネタ大きいです |
お昼ごはんが2時と遅かったので、5皿ほどでギブアップ(この時点でまだ4時半)。でも大好きなサーモン・ツブ・赤貝・サンマを食べれてうまかったです。特にサンマが◎。生のサンマ、初めて食べたかも!
で、気を取り直し天気予報をチェックし、やっぱり雨という予報はないので開陽台へと向かった。
最近日が暮れるのが早いよね。すれ違う荷物満載のバイク数台。なぜ?
開陽台へ向かう途中どこにもキャンプ場だなんて書いてなかった。辿り着いて探すがどこにもそれらしき場所がない。どこなんだろう。薄暗くてよく見えない。辺りをグルグル走ってみたけどわからない。バイクもどこにも停まってないし。さっきのライダーの人たちもわからなかったから街の方へ走って行ってたのかな。
もうここの駐車場にしようかと思ったりしたのだが、そういえばここに来る前にもう一つキャンプ場があったなぁと思い、10kmの道のりを引き返した。
暗くてよくわからなくて何とか辿り着いたキャンプ場には525円と書いてあった(微妙)。もう着いたときには真っ暗だった。駐車場では車中泊お断り、受付をと書いてある。面倒くさがりやのわたしはその場を立ち去り、そうだ、あの場所があったということを思い出した。にやり。水やトイレはないけど、済ませていけば問題ないだろう。車を無事無料で停めれる場所。
しかし中標津でこんなに苦労するだなんて予想外。
夜、牧場の奥さんと電話をした。場所がわかるか心配してかけてきてくれたのだ(うーん、確かにあやしいが)。相変わらずのお笑いモード全開の奥さん。早速会う前に笑わせてもらった。牧場家族や、牛のももちゃんに会うのが超楽しみ。早く明日にならないかなぁ。
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