北海道・牧場生活7日目。
昨日、夕方の搾乳中、子牛が生まれた。
これで7頭連続オスはここの牧場始まって以来の記録だという。
「かおりちゃん、名前つけてよ」
わたしはその愛らしい顔を見て、「ハマグチですね」と答えた。「よゐこ」の「ハマグチ」。
「気合だ、気合だ、気合だ〜!」
と奥さんはすかさずいい(←こういうノリのいいところがとても好きなのだ☆)、2人の思うところが違うことが判明。いやいや、アニマルじゃないですってば(笑)。
ともかく、名前は「ハマグチ」に決定し、「哺乳、ひさしぶりにやってみる?」と言ってくれたので、やらせてもらうことにした。ハマグチ母の搾りたての初乳を哺乳瓶に2リットルばかり入れて飲ませるのだ。
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初乳は泡立ちがとてもグッド |
ハマグチ、
なかなかいい顔してます |
哺乳中 |
指を吸わせながら、哺乳瓶を口に持っていく。子牛によっては、飲むのが下手でなかなかうまく飲めなかったりするのだが、ハマグチは最初渋っていたものの、コツをつかむとグビグビとあっと言う間に飲み干した。えらいぞ。上手だね、ナデナデ。まだ1リットルほどあったのでさらに飲ませてみるとそれも男前に飲み干した。とてもゲンキのいいオスです◎。
朝仕事の後、ご飯の前に軽くゆずくんのノックを。すると「わたしもわたしもー」と奥さんもグローブを持って参戦☆朝からとてもハードです(笑)。帰ったらグローブ買おうかな(炎)。
今日はご飯を頂いた後、1時間ほど朝寝をしてみんなで屈斜路湖の和琴半島へ出かける予定になっているのである。みんなは以前にそこに行ったことがあって、遊歩道が気持ちよかったから歩きに行こうか、ということになったのである。
近くに「自然塾」というところがあり、「搾乳体験」が牛乳試飲付きで1600円というのにみんなで驚きながら、そこにいた大きな犬たちとみんなしてしばし戯れる。か、かわいい。
ここに来たのは以前、従業員のSさんの元に居た馬がここに移ったということだったのでもしまだ居たらと思って来たのだ.。しかし、どうもまたどこかに移ったようで既に姿はなかった。残念。
屈斜路湖・和琴半島の約2kmちょっとをみんなで歩きました。
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和琴半島 |
湖水が綺麗 |
日曜日ということもあって、結構家族連れ、カヌーやジェットをしている人も多く、駐車場に近いところでは賑わっていたけれど、遊歩道の中に入ると人はほとんど居なくて独占状態。
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みんなでパチリ |
毎日毎日のハードな仕事をしているのに、それでも日中の短い時間にこうして外に出て歩いて楽しんでいるだんなさんや奥さんって本当にエネルギーがあるなぁと感心します。わたしだったら夕方からの搾乳を思うとなかなか外には出れないかも。
「めったに外に出れないから、出たらあれもしたい!これもしたい!って欲張りになっちゃうんだよね(笑)」
せっかくの人生、控えめというのはもったいないですよね。やりたいことはやって、たのしまなくっちゃと改めて思うのです。
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な、なんと!すでに |
女性陣は湖にちゃぽん |
あーだこーだとみんなでしゃべりながら歩いていてびっくりしたことが2つほど。
ジージーというセミの声しか北海道では聞かないなぁと思っていたら、やっぱりツクツクボウシやミンミンゼミって少ないのですね。
特にミンミンゼミは、本州から南には普通にいるものの、北海道では南部、定山渓、そしてここ、和琴半島だけという非常に狭いエリアにしかいないそうです。あぁ、ミンミンゼミの声、ひさしぶりに耳にしたなぁ。
それなのに、なのに!
すでにほんのりと赤く染まった、フライング?と思ってしまいそうなもみじを発見。確かに朝夕はすっかり涼しいけど、日中はまだまだ夏、と言ってもいい感じ。ミンミンゼミにもみじ。夏と秋が同居しているそんな感じの和琴半島でした。
だんなさんがみんなにソフトクリームを買ってくれ、食べながらレディースは靴下を脱いで、あえて近くにある温泉にではなく、湖に入ることに。湖水が綺麗で思わず入りたくなったのだ、いえぃいえぃ!
3時半過ぎに戻り、ちょっと一休みして搾乳開始。夜にはトランプの大富豪。わたしの2連勝でした、エッヘン。それにしてもハードです(笑)。9時過ぎにはみんなダウン。おやすみなさい☆
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