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2005年10月19日(火) はれ! <192日目>
出発地:愛知県名古屋市 ドラ吉宅 現在地:愛知県名古屋市 ドラ吉宅
走行距離:0km ★ 計:21421.7km 出費:1925円
食費:905円 観光費:500円 
交通費:520円  


愛知県・動物園でまったり。


9時ごろゆっくり起床。

なんだかさぁ、めちゃくちゃいい天気だね。ひさしぶりに見たね、こんな青い空!ドラ吉がももちゃんのお散歩に行くというので、わたしも一緒についていくことに。

何かこの写真めっちゃ好き。
ももちゃん、運ばれるの巻
ダックスフンド・年下男子に
不意打ちチューを食らうももちゃん

短い足でちょこちょこと歩き回るももちゃんは本当にラブリー。でも、飼い主に似て落ち着きがなく(爆)、夜中何度も手足をペロペロとなめられたので若干べとつき気味のわたしです。

それから一緒に洗濯物をさせてもらい、おにぎりを作ってから今日は東山動物園へ出陣。地下鉄の駅までおりたたみのチャリンコで。ひさしぶりにチャリンコに乗ったら、天気も手伝って気持ちがいいのなんのって。あぁ早く実家に戻って自分のクロスバイクでお出かけしたい、だなんて思ったりしました。

キコキコ、ドラ吉

地下鉄で東山公園まで行き、入場。
早速何やらおもしろいオブジェがあったのでドラ吉と「混じるか」となったのに。

主役、奪われる

さぁ、気を取り直して行きますか(汗)。

しかし周りにはチビッコたちがわんさか。どうも遠足でやって来ている模様。入場料は500円なのだが、幼児・小学生・中学生まで何と無料!小学生までならって見たことあるのだけど、中学生まで無料って見たことないよ?こどもにやさしい動物園っていいじゃないですか。

ここ、東山動物園はわたしもドラ吉も初めて。動物園に植物園もあるとても大きなところである。なかなかかわいい動物たちがいるではございませんか。

たそがれる、坂上次郎
パタスザル
チューチュー
ブラッザグエノン
すんごい皺皺皺
背中に餌を乗せたアフリカゾウ

ちょうどカバちゃんの前にいたときでした。

「伝説の男」

と背中に控えめに書いたTシャツを着た漢が現れた。そしておもむろにはじまったエサやり。

「おぉ〜!!カバちゃんが口あけてるよ!」

kaba。ちゃん、あ〜ん。 kaba。ちゃん、正面から。

kaba。ちゃん、剛毛です。 kaba。ちゃんの歯磨き。ゴシゴシ

いやいや、いいもの見せてもらいました!えさやりって見れるようでなかなか見るチャンスがないんですよね。磨いているようで磨けてないんじゃない(爆)?というような歯磨きも見れたし。いやぁ、口もでかいけど、歯ブラシもでかかったです。

ランチタイム。

それにしても本当にいい天気。そろそろお昼ご飯にしましょうか。メニューは作ってきた梅干と昆布のおにぎりと、スーパーで買ったコロッケとから揚げ。

「いやぁ動物園って楽しいなァ〜」

と言うドラ吉に「そうだろうそうだろう」と言うわたし。今頃、動物園のよさをわかったか、ヨシヨシ。まったりしながら、お互いの恋愛状況だとか、だとか、だとかを話したり。。いやぁ、わたしたちってしあわせだねぇ。そして、こどもが落としたらしい園内の地図を見ながらひとつのものに気がついた。

「白川郷合掌造り?」

「そんなあほな」

「ここ名古屋やし」

「めっちゃちっちゃいんちゃうん?」

岐阜の白川郷に行きたかったけれど、今回は行けなかったわたし。ちっちゃかろうが、何だろうか見てみたかったのでドラ吉とともに27ヘクタールという大きさの植物園を探索開始。

27ヘクタール?

つまりね、広いのですよ、とっても広い(汗)。動物園だけでも結構な大きさなのに、植物園はこれまたどこまであるの?!ってくらい。竹林だとかお花畑とか、何だかいいねぇ。普通にお散歩で来るにもすんごいいいかも。まさか名古屋の中にこんなに緑豊富な場所があっただなんて。

「うわ〜マジででかい」

目に入った合掌造りは想像以上に本格的。

うれしいかも! トウモコロシ

いいねぇ、こんな家。 まったり。

本格的?

そりゃ本格的も何も、解説を読むと、何とこの建物、岐阜県白川村大牧村落がダムで水没するためにここへ移築されたとのこと。おぉ〜!!てことは本物じゃないですか。まさかこの名古屋で合掌造りに出会えるだなんて思っていなかったからね、結構胸いっぱいになりましたよ、わたし。

中に入ってみると、涼しくて、木のにおいがして、和むよね。そう言いながらドラ吉とごろんと寝転がってみる(迷惑)。あぁ、畳って最高だね。。で、まったり、まったり。こういう時間の過ごし方。振り返ってではなく今、しあわせだとか、すてきだと思える時間の過ごし方。贅沢ですよね。本当に今日ドラ吉とここに来てよかったなぁと思うわたしでした。

植物園をぐるりと周っていると池があって、ドラ吉がめちゃくちゃ大きなオタマジャクシを発見!うわぁ、こんなでかいの見たことないし。でも手足はまだ生えてないんだよね。何なんだ?何とかしてツンツンしようとしていたときに、

「何かいるの?」

と話しかけてくれたおばちゃん。どうやらおばちゃんはここでガイドさんをしているみたい。でかいのは、食用のヒキガエルオタマジャクシだからだそうで、普通のカエルよりも大きいのだそうだ。

「あの、まぁるいオニバスあるでしょ?あれね、8kgくらいまでは大丈夫だから夏になると小学生の2〜3年生くらいまでの子をあの上に乗せるイベントをしていて、抽選があっていつも人気でいっぱいのこどもがやって来るんですよ。ウラにはすごいトゲがいっぱいあるんですよ」

と教えてくださった。


すんごいね、お盆みたいだね!初めて見たよ!「パラグアイオニバス」と書いてあった。一枚で8kgってことは6枚だとか、7枚を重ねたらいけるか?(否)。わたしも乗ってみたい。ダメですか。

一旦帰ったおばちゃんがまた戻ってきて、「これを見せてあげたくて」と案内してくれた植物園のビニールハウス。

「実がなるときって花が咲くはずなのに、このピンクバナナはね、咲かなかったの。下に向いてバナナってできると思うんだけど、これは上を向いて出来てるし、皮ももう向けているでしょ?(笑)」

インド・アッサム地方原産
ムサ・ヴェルチナ
(ピンクバナナ)

おばちゃんはキラキラと目を輝かせて教えてくれて、自然だとか、観察することだとかがものすごく好きなんだなぁということがとても伝わってきました。わざわざ戻ってきて教えてくれたおばちゃん。おばちゃんに連れられてこなければこのビニールハウス内にはきっと足を運ぶことはなかったと思う。

「季節で変わるからまた、来てみてね」

この旅以外でも好きだから、いろんな動物園に行ってきたけど、「またもう1回行きたいな」と思うところは少なかったりする。東山動物園はわたし的にものすごく◎。

また来るよ。

ドラ吉と動物園を出たのは、閉園時間になってからだった。

それからドラ吉のおばさまの還暦のプレゼントを買いに行ったり、たこ焼きの材料を買いに行ったりして帰宅。たこ焼きだたこ焼きだ、わーい。

グフフ。

うわ。めちゃくちゃおいしいよ!チーズ最高。

たこをでかく切りすぎて、最後はたこ無しの単なる「焼き」になったのはドラ吉のせいです(爆)。さすが大雑把なO型。。ちなみにわたしも適当なO型(人のことは言えない)。ええ、ラーメンを作るときも水を量ったり、時間を計ったりというのは絶対ないです、ハハッ。

でも、その大雑把さが好きで同じO型の人には何か不思議な安らぎを感じるんですよね、感覚も似ているし。落ちたり、上がったり忙しいし。でも、O型LOVE。


画像の説明がのものはクリックすると大きくなるか、違う画像が出ます。


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