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2011年4月某日 <0日目>
出発地:兵庫県神戸市某所 現在地:兵庫県神戸市某所
走行距離:- 出費:-


屋久島へゆく。


こんにちは。・・・何だかとても懐かしい感じです(笑)。
ジム旅の番外編として、ひさしぶりにこのスタイルで書いてみようと思います。

日本をぐるぐる周っていたとき。
鹿児島港を目の前に、何故か乗船することができなかった屋久島行きのフェリー。いつか、いつかと思いながら、もうあれから、6年が経とうとしていました。

いつ、わたしは屋久島に行けるんだろう?

そんなことを忙しい毎日の中ぼんやりと考えていたのですが、「行けるんだろう?」なんて他人事のようにいつから思う人間になってしまったのでしょうか。

行きたいなら、行けばよいのです。
見たいものがあるなら、見に行けばよいのです。
逢いたい人がいるなら、逢いに行けばいい。

そうやって今まで生きてきたはずなのに。
一体何に遠慮するようになったのでしょうか。

ああそうか、気になるのなら行けばいいんだ。

遅い冬休みを、4月2日(土)から5日(火)までの4日間、もらえることに決まったのは2月の終わりでした。最終的には長崎の五島列島と迷いながらも、鹿児島行きのチケットを確保していました。

ついに足を向けるときがやってきたようです。

出発までの1ヶ月の間、せっせと歩き、ちまちまと足らない登山道具を揃えました。その間に、東日本大震災もありました。いろいろ考えることもありましたが、4月2日、無事出発のときを迎えることができました。

行ってきます(・∀・)

1ヶ月に35日雨が降るとは、林芙美子の浮雲の中の言葉ですが、それほどに屋久島は雨が多い地域です。特に梅雨時期と春先は顕著です。まったくもって晴れる気はしませんが、雨もまた屋久島。きっと、雨の森も趣があってよいでしょう。

でも、雨ではない他の者こそが目の前に立ちはだかろうとしていることに・・・

うすうす気が付いてはいましたが(笑)、それでも一縷の望みを持って、旅立つのでした。



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