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#02 四国・小豆島&しまなみ海道ツーリング | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2008年5月GW | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
同行者:なし。 | バンバン走行距離:535km +スーパーカブ:100km |
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今日は天気がよさそうだ(・∀・)。 さんざん迷った挙句、アドバイスをもらったように姫路〜小豆島〜高松にて四国上陸をめざすことにした。何せ、荷物をバイクに積むのさえ初めてという初心者っぷり。朝一番のフェリーで小豆島に向かいたいので、5時過ぎには外で格闘開始。
ロケ地内では、二十四の瞳の映画も上映しているので見れるのだけど、何時から放映なのか書いていなくてマイッチング。1回目は9時から始まるみたいなので、とりあえず11時ごろ行ってみると少しして始まったけど。 田中裕子さんが先生役だったんですね。んー覇気がないというか、先生としてのオーラがないというか、笑顔がちょっと冷たいというか。何故やってきて間もなくの先生にこれだけ生徒が懐くのかがよくわかりませんでした。羽野晶紀さんがやっぱりいい(笑)。 小豆島で楽しみにしていたのがそうめん。お店の人が、余ったら直ぐに乾麺にしてしまうので是非、と勧めてくれた生そうめん。乾麺しか食べたことなかっのだけど、細いのにうどんみたいというか。もちもちしていてしっかり食べ応えがある。こんな食べ物があるのか!と感動。じゃこめしもおいしかったし。これ、家でも作れるかなぁ。 しっかり堪能した後は、地蔵埼灯台を目指すべく海岸線沿いにグネグネと走り始める。 しかし、今日は夏か!というほどに暑くて暑くて。ひとたび止まれば汗が吹き出るほどだ。それでも、走り始めると全身に心地よい風を受けられる。 爽快に走っているのかと思いきや・・グネグネ上り坂ではノッキングしまくりだけど、誰もいないし気にしない、気にしない(爆)。
地蔵埼灯台は遠かった割りに、またもや柵が行く手を阻み近づけず。しかも、展望もイマイチだったし・・・ロケ地で思うより時間を取ってしまったので、今日はこれくらいにして高松に向かおうとうしたのだけど14時のフェリーが行ってしまったばかり。ヘタこいたー!! 時間もあるので土庄(とのしょう)役場の側にある土渕海峡へ。ここはわずか9.93mしかない海峡なのだ。・・・・って知らずに見たら、あんまり綺麗じゃない川、に見えなくもないけど(爆)。証明書は時間外窓口で100円で発行して頂いた。 高松に上陸してからは、R11を進んでいく。今まで何度も前通りながら一度も入ったことがなかった、大釜うどん(大衆セルフうどん)でズルズル。1本1本がしっかりしていて、男前のうどんやけん、腹ペコの1軒目で食べたいうどんやね。
川之江辺りでは渋滞していたものの、後は意外とすんなり。夜9時ごろに実家に到着。ただいまー! 走った距離は240km。いつもの姫路ー岡山を100kmほどショートカットした割には結構走ったなぁ。バンバンがホコリまみれ。明日は磨いてあげなきゃ(・∀・)。
掲示板でみなさんに、カブのギアはシーソーのようなロータリー式(バイクのようにギアが一方方向に動くのではなく、クルクル回っている)ということは教えてもらっていたのだけど、よくよくおとんのカブ(ホンダ・カブ90cc)を動かしてみようとすると 左手はハンドルだけでブレーキもクラッチもないし、鍵を差し込んでハンドルロックを解除しようとするのに解除できないし、セルボタンがないし、で困惑しまくり。 おとんからの忠告。 ○ギアはとりあえずつま先を踏めば上がるけん ○ギアはとりあえずかかとを踏めば下がるけん ○普通に走りよる最中でギアを下げるなよ(ギア3速まで) という実にシンプルなもので、役立つ情報はひとつもなし(爆)。 普段殆ど乗っていないということで、かかりにくいエンジンに汗をかきながらキックを何十回としたりして、ムダに時間を取りつつも前日までにカブ練を終えることができた。 スクーターに比べたら全然始動なんて遅いんだけど、走り出すとこれが軽やかでチビットながらギアチェンジもできる楽しさがあって、これが結構楽しいわけだ。 で、カブに乗ってどこに行くのかというと、大三島。ちょっくら山歩きに。 しまなみ海道を、今治側から3つばかり渡ったところにある島である。バンバンだと、自動車専用道路を橋を渡るから(確か)軽自動車と同じ料金を払わないといけないのだけど、125cc以下だと片道400円くらいの通行料で原付道を走れるのである。 もう何度も渡っているわたしに言わせてもらえれば、しまなみ海道の醍醐味は、原付道・自転車道・歩行者道にアリ。高いお金を払って一瞬、車でしか通らないなんてのは本当にもったいない話。 ・・・なわけで、よろしければ是非今治側の糸山公園に車を止めて、来島海峡大橋をレンタサイクルで走るなり、歩くなりほんの少しでいいので、橋の上からの景色と風をお楽しみください。愛媛県人でも、何度渡っても、いいなって思えるところです(←宣伝w)。 さて、用意をして出発。GW中は天気に恵まれている。こりゃー今日も橋の上は気持ちいいぞ。 それにしても、止まるときなんかのギアチェンジが少々いい加減でも、カブってエンストしないところが凄い(笑)。
しまなみ海道の中で最も長い来島海峡大橋(@200円)は走っていて一番気持ちのいい橋。その橋を下りた直ぐのところに、道の駅・よしうみいきいき館があるので立ち寄ってみる。 スタンプラリー帳について訊いてみると、どうやら2008年度版はまだ出ていないらしく、2007年度版ならと、無料で頂けた。わーい。有効期限は2年間なので2009年まで。果たしてその間に四国の道の駅を周れるかどうかは不明だけど、ボチボチチャレンジ開始。あ、道の駅の写真撮るの忘れた。 島内をチャリンコで走ろうとすると、微妙なアップダウンがあってしんどいんだけど、カブなら余裕のヨッチャンだ(死語)。スタートは遅いけど、90ccなので法定速度は60km/hだし、二段階右折(笑)をしなくてもいいし、50ccの原付のようにいろんな意味でビクビクしながら乗らなくてもいいし、だけど車体は軽くて取り回しもしやすいし。 小さい頃からすごく身近にあった乗り物だったのに・・・もっと早くにこの子に乗りたかった・・・嗚呼わが人生。ま。それでも、今楽しさがわかっただけでも幸せと思おう。うむ(・∀・)。 決してスマートではなくって、泥臭い感じなんだけど、原付ともバイクとも乗った感じの違う不思議な、楽しい乗り物だ。だからかどうか、撮る写真撮る写真、どれもカブを入れて撮っている。カブだらけでちょっと気持ち悪いくらいですが、ご容赦を(笑)。
伯方島は割りと小さいのでサクっと走り、いよいよ3本目の大三島橋(@50円)。結構古い橋なので補強工事をしていて、橋上では写真が撮れず。大三島の目的地は、大山祇神社なのだけど、せっかくなので島を半時計周りにぐるっと走ってみることに。
島にはほとんど信号もなく、渋滞もない。わが道をいけるそんなのんびりした道がどこまでも続くような気がする。気分的には「ヒャッホイ!」って感じだ。グオングオンと気持ちよく走らせ、ようやく11時過ぎに目的地周辺に到着。
近くの公園にはふじの花がこれでもかというくらい咲いていた。こんなに満開の状態を見たのはひさしぶり。5月ですなぁ。
お参りをしてから、宝物殿の方向へ進み、階段を登って上へ上へと進んでいく。
数百メートル歩くと、「安神山 0.8km」とある。安神山(標高267m)は鷲ガ頭山の手前の山。楽勝やん、と思いきや・・・ 安神山まで一気に登る延々と続くアスファルト道と、真夏のような今日の暑さに早くもうんざり(笑)。太陽をさえぎる木々が一切ないため暑すぎるわけだ。唯一の救いは、展望が開けていて、どこからでも気持ちのよい景色を眺められることかな。
安神山まで来ると、異様に蜂が多く、そそくさと進むことに。親指大の蜂があちこちで待ち構えているわけだけど、一瞬ブ〜〜〜〜ンという音が消えるときがあって、それが怖いのなんの。 「え?今わたしを刺してるの?体に止まったの?!」みたいな。 と言うわけで途中からダッシュ。暑いのにダッシュ。勘弁してください(笑)。 安神山から鷲ガ頭山までが1.6km。エボシ岩を越えると何やら面白い景色へと変貌する。おっと、一見見た感じこの間の世界仰天ニュースで特集をしていた、中国の崋山っぽい!
と思ったら、どうやら数年前に山火事があった模様。 なるほど、近づいてみると見たことないようなネットがしっかり固定されていたり、違和感があると思った。わずかな木陰さえもない道をテクテクと歩き、やっぱり何回遭遇しても萎える(笑)アスファルト道を2回横断して頂上に到着。
来た道を引き返し、来る途中で道を教えていただいた男性の方が神社周辺をまだお掃除をされていたので無事に下山しましたとご挨拶。 今日は山歩きの間、誰一人とも遭遇しなくて、唯一言葉を交わした人だというのに。 「あー愛媛の島の人やなぁ」という気さくで話しやすい人と出会えたわけで。暑くて、蜂だらけであまり印象はよくない山でも、こうして出会った人がよければ印象はぐっと上がるわけで、わたしがつける点数ってのは相当いい加減なもんだと再認識した(笑)。 しばらく立ち話をして、お別れした。(歩行時間2時間半・往復4.8km) せっかくなので、大三島をぐるりと周ってから再びしなまみ海道を渡って帰宅。今日1日で100kmオーバー。 カブは本当、楽しい。しまなみ海道は、本当、きれいだ。島には、「島時間」があるよね。 またカブで来ようと思う。
何だかんだと5日も滞在してしまった実家。 姉の子守には本当疲れるけれど(笑)やっぱり実家はいいね。仕事に行く時間だからいいよというのに、見送ってくれようと会社に少し遅れます、と電話をしたり、あれやこれやと持たせてくれようとする母。たまに帰ってくる娘に気遣ってくれる優しさがありがたいです。 けれど、年金をもらうような歳の両親に、こんなに大きくなった自分が未だにお金を使わせたり気を遣わせたり、申し訳なく思ったりもします・・・ 8時過ぎには荷物を積めたので、出発。また帰ってくるけん。お世話になりました。 どうやって帰ろうかなと走りながら考えていたのだけど、道の駅のスタンプラリーをしながら、ってことで、やっぱり一般道で高松方面→うどんを食べて→小豆島→姫路ルートにすることにした。道の駅は5つは行けるかな?! うどんはお昼ごろにはありつけそうだから、やっぱり山越かしら・・・ということで、R11にある道の駅・とよはま(香川)→R32→R377→R32道の駅・滝宮コースを選択。
安さだけが魅力じゃなくって、やっぱりここはおいしいから来るわけで。お土産用の半生麺(賞味期限1週間のやつ)もここが一番おいしいと思うので、む。用に2つほど購入。また来ます(・∀・)。 約1時間のフェリーに乗り小豆島に渡ったものの、既に15時近く。 いかん、あと島半周しようと思ったのに!
なんて言いつつ、小豆島オリーブ園ではお土産を選びながらちゃっかり試食を頂き(くいしんぼう万歳)、おやつ代わりに。オリーブ油から、スキンケア用品、オリーブを使ったお菓子からいろいろ揃っているのでオリーブのお土産を選ぶにはもってこいのお店。 17時のフェリーに乗りたかったのでどうしようか迷ったけど、行きにはずした寒霞渓(かんかけい)へ行くことに。ちょうど島を縦に走る道もあるし、港に行くのにもちょうどよいかと。 寒霞渓に向かう小豆島ブルーラインは日本百名道にも選ばれている道だ。グイグイ登っていくんだけど・・・後続車が全くいなくてよかった。バンバンがフゴフゴいってるし(汗)・・・何とかかんとか不器用にギアチェンジをしながら高度を上げていく。
・・・と後ろ髪を引かれつつ、寒霞渓を後にする。県道31号線で島の北側を目指して下りて行くんだけど、何やらバンバンに異変が。 途中でも靴にポツポツ付いているのが目に付いていたんだけど、フロントフォークのあたりに何やら液体が(驚)。バイクを止めてフキフキ。何だこれは?何か漏れているんだよね・・・オイルみたいだけど・・・どこかの線から漏れているの?! 不安になりながら走るのだけど、漏れてくる液体は量を増し、靴とジーンズはオイルまみれ。おかげでギリギリでフェリー乗り場に到着。停まったら・・・「わたしってオイルくさ!!」 バンバン、大丈夫かぁ?!と心配で仕方がなかったのにフェリー内では爆睡(笑)。 しかしこれは危険だとバイパスに乗らず姫路からR250で帰ろうとしたのが失敗。どうやらR250は高砂辺りからは大きい道のようだけど、姫路周辺では非常に分かりづらい道のようで何度も迷いながらスタンドの方に道を教えてもらいつつ漸く家に到着。 家に帰ってネットで調べているとフロントフォークオイルが漏れているのだと判明。原因はダストシールの破損にフロントフォークの錆?! ・・・ありました、ありました。最初から、ありました! ちょうど999kmを迎えたバンバンをエンジンオイル交換もあったので見てもらうことに。やはりフロントフォークの錆+ダストシール亀裂=インナーシールの破損だったようで交換に(保証内なので無料)。 ・・・しかしこんな状態のまま、客に注意勧告もないまま売るってどうなんだろう?とバイク屋をまたもや不審に思いながら(笑)、オイルまみれになった靴とジーンズをゴシゴシするのでした。ま、知らない自分も自分ですけど。 これって本当、7月頭の保証が切れるまでガンガン乗らなきゃ怪しいんじゃ・・と思う今日この頃です。 しかし距離を走るのは楽しいね。もっと疲れるものかと思ったし、ギリギリで抜いていく車は相変らず多かったけど楽しさのほうが断然勝っている感じ。 気楽にフェリーに載せれるのがバイクの魅力。島をどんどん攻めていけたらなって思います。淡路島とか、直島とか、男木島とか、佐渡島とか、北海道とか(え?!)。 |
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