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バンバンと行く、日本旅　２０１３
７日目：２０１３年７月２２（月）　はれ
バンバン走行距離：３７９．３ｋｍ	費用：５，９３６円 （うち、ガソリン代１，５１６円　宿泊費　３，０００円）
●出発地●鹿児島県　妙見温泉宿	●宿泊地●大分県　飯田高原ＡＩＤステーション
●ルート概要● Ｒ２２３→鹿児島県道１→県道３０→県道５３→Ｒ２２１→Ｒ２１９→Ｒ３８８→宮崎県道２１０ →Ｒ２１８→Ｒ２６５→Ｒ３２５→熊本県道１１１→Ｒ５７→やまなみハイウェイ（県道１１）
６時過ぎに起床。アルファ米と野菜ジュースで簡単に朝食を済ませ、入り口の鍵が開く７時半に外に出た。 （ここの宿は、夜８時に入り口の鍵がされ、朝７時半に開放される。事前に宿の人に言っておけば対応してくれる。）
今日は宮崎の山道を走りながら、高千穂峡へ、可能であれば九重のエイドステーションの宿に泊まりたいと思っている。湧水にも行ってみたいけど、また次回にしよう。ご主人と少しお話をして、ご挨拶をしてから出発。昨日走ったえびの高原方面へ。県道１号線を走っていく。 めっちゃ寒いやんか！ ついに高原効果発揮である。どこの高原に行っても暑かった。涼しいを通り越して寒いなんて。これが長く続かないことはわかっているけど、嬉々としてもう１枚上着を羽織り出発。あー最高(´д｀)。 えびの市まで、県道１→３０号線。交通量も皆無で気持ちがいい。トラックが爆走するＲ２２１のループ橋をどきどきしながら走り、人吉からＲ２１９へ。ここでR３８８について聞き込み調査開始。 道の駅やガソリンスタンド、通りかかりの人、みんなに「Ｒ３８８を通って美郷町方面に行きたいのだけど、どんな道か」と訊くのだけど「通ったことがないからわからない」「旅行者にあれが国道かと言われたことはあるけど、自分は通ったことはない」「Ｒ３８８は通らない、その辺りの他の道を通る」などなど、一つも有益な情報がでてこなかった。人気のない道のようである。 というのも、ツーリングマップルに「未整備国道難所につき交通量少ない」と書いてあるのだ。未整備国道って何なん？！ というわけで、仕方がないので突入。地図を見ると抜け道もいくつかあるみたいなので、通れなかったら迂回するとしよう。 徐々に道幅が狭くなり、ミラーのないカーブ。こちらの車は、向こうから突っ込んで来すぎである。 こっちが端っこを走っているからいいものの、何度危ない思いをしたことか。また来るんじゃないかと、本当に神経使った。もうちょっと遠慮しながら走ってもいいんじゃないかと思う(笑)。 あれ。下りになったぞ？！と思ったら標高１，１４０ｍの大河内越に到着していたようだ。地味すぎておにぎりに書いていなければ見逃すとこだった。バンバンを停めて写真を撮りたかったけど、停まった位置が微妙すぎてコカしてはならぬと、跨ったままパチリ。 さすがに「交通量少ない」と書いてある通り、この辺りまでくると車・バイクは一台も見かけなかった。未整備と書いていたのでもしかしてダートか？とも思ったけど、落石が転がっていたり、多少路面が荒れている程度で、思ったほどの状況ではなかった。でも、へたっぴのわたしにはとにかく時間がかかる道(笑)。 ひたすら下り、もう使われていない施設でトイレ休憩。 ずっとＲ３８８を走っていたけど、ツーリングマップルに「高千穂〜日向の抜け道」と書いてあるのを見つけ、県道２１０号へ進路を変更。程度としてはＲ３８８とあんまり変わらない感じだろうか。 高千穂を捉えた。 そこからＲ２１８は割と早くに出くわせた。Ｒ２１８に出たときは既に１４時。何時間Ｒ３８８を走っていたのだろう(笑)。 駐車場にバイクを停めて、高千穂を散策開始。 ２枚上の写真のように、バイクは真名井の滝の近くまで乗り入れＯＫだった。上の車用の駐車場に置いてきたから、汗だくで歩いてしまった。バイクで行かれる方は、せっかくなら近くに停めた方がラクチンだろう（無料）。 宮崎の名物・冷や汁を初めて食べた。冷たいのは汁だけなのだと初めて知った。ご飯があったかくて口に入れた瞬間びっくり(笑)。夏はこういうあっさりした食べ物がよい。おいしかった。 ご飯を食べつつ、エアコンが効いた食堂でがっつり涼ませてもらい、リフレッシュして出発だ。 前半に通った阿蘇山上経由でやまなみハイウェイを走っちゃうよ(・∀・)。２日目・３日目とは逆方向からになる（宮崎と熊本だけど、高千穂と阿蘇は近い）。 天気もばっちりなので、山上へ（バイク１００円）。 火口まで歩いた。前は綺麗な色の火口湖が見れたのに、今日はカラッカラで干からびていた。遊歩道もほとんど封鎖されていた。 草千里や米塚の写真を撮りつつ、夕方だからか、すっかり静かなやまなみハイウェイをトコトコ走る。明日には九州を出るつもりだけど、多分明日も晴れるだろう。何て素晴らしい１週間だったのだろうかと、お天気に感謝する。 今日泊まりたかった宿は、長者原の飯田高原にある、くじゅうエイドステーションのトレインハウス。使わなくなった車両を利用して宿にしているのだ。キャンプも可能。 来れるかどうかわからなかったので予約も何もしてなかったけど１泊３，０００円で泊めてもらうことができた。１８時を過ぎていたのに、快く対応してくださって助かった。 こういっちゃアレだけど、写真の通り、ボロボロである(笑)。でも、わたしはそれを味があってよいと思った。 宿のおかあさんから、「今朝は１８度で寒いくらいだったから、明け方気を付けてね」と信じられない言葉を頂く。さっきまで、部屋に扇風機がないことに「うそやん」って思っていたけど、日が暮れるとともに、どんどん涼しくなっていった。 教えてもらった公共浴場のうけのくち温泉（２００円）へ行って汗を流し、部屋へ戻ってから温泉へ行く前に買っておいたビールをぐびり。 はぁぁ、おいしすぎるわぁ！ 温泉に入る前に買って、リアボックスに入れていたのに、冷たいままだ。朝は相当に冷え込むのかも。 夜は持っていたカレーを食べて早めに就寝。川が近いのに、蚊もいない。静かな夜だ。 この日のほぼリアルタイムブログはこちら。
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