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バンバンと行く、日本旅 2013
15日目:2013年7月30日(火) くもりときどきはれ
バンバン走行距離:382.1km  費用:6,335円
(うち、ガソリン代2,580円、宿泊費2,800円)
●出発地●愛媛県 実家 ●宿泊地●高知県 宿毛市ビジネスホテル

●ルート概要●

R317→R56→愛媛県道320→県道34→R56→R321→高知県道348→足摺岬→県道27→R321



あれ?あれれ?!

降水確率50%?ところにより雷雨?!まるで降りそうな空ではないけれども?

昨日と同じパターンだけど、雨が降らないこと、ツーリングをする上でこれほどに喜ばしいことはない。今日もおいしいご飯をもりもり食べて8時半に出発。普段全く娘に興味のない父親も、荷物が載っかったバンバンを物珍しそうに見に外に出てきた。次は車で帰ってくるけん。

母が庭でできた野菜を送ってくれるというので、不要なもの一緒に詰めてもらった。テント、着替え3日分、あと小物。たったそれだけなのに、見た目はそれほど変わらずとも、座ったときの余裕が大分ある。んーやっぱりKOMINEのツーリングバッグが座る場所をかなり取っているのかも。

ここから足摺岬までは地図を見なくても大丈夫だ。松山に出たらR56を南下してばたどり着く。


ケツ幅少し余裕あり R56で南下するよ〜!
宇和島城到着

松山で全然ひっかからなかったから、スイスイ走れ、11時半過ぎに宇和島城到着。上の画像がバイクを置かせてもらってもよさげな場所(無料・駐車禁止二輪を除くと書いてた)。バイクはまるっきり置く場所がなくて困ることもよくあるけど、こうやって確保してくれていることがありがたい。

宇和島城は全国に12しかない現存天守がある城のひとつ。12しかないのに、丸亀城・高知城・宇和島城・松山城の4城も四国にある。宇和島城は今治城と同じく藤堂高虎によって建築された(今残る天守は伊達政宗の孫だったかしら?違う人が造ったみたいだけどね)。

いい感じやん(・∀・)
でも暑い(笑)
見えてきた

こうして残っているお城の石垣はどこも立派で目を奪われる。詳しくわからなくても、昔の人はこれをどうやって造ったんだろう、どこに知恵を注入したんだろうかと、勝手に想像するだけで楽しい。

入り口から石段を登っていくので、曇りで本当によかった。汗だくにはかわりないけど、ちょっとはマシだ。


シンプル
そして貸し切りw
こぶりです

見学料は200円。内部の展示物はほとんどない。しかしこの天守、玄関?が珍しい。

飲み物で喉を潤し、どんどん南下開始。ときおり宇和島道路なんていう無料開放道路があったりで、涼みながらワープしつつ。時間があったのでR56の道の駅みしょうMIC辺りから外泊方面へ走ってみることにした。1〜2時間寄り道してもいいだろう。

のんびり〜!
灯台を目指すよ(`・ω・´)
高茂崎岬到着

高茂(こうも)岬にはなかなか立派な展望台・トイレがあるのに当たり前のように人は皆無。確かこの辺りに灯台があったのではないかと散策開始。

広島から来られたご夫婦
残念。

広島から来ているご夫婦に灯台のことを訊いてみたけど、やっぱりあのボーボーゾーンを抜けた先が灯台ではないかとのお話。わたしも見に行ったけど、蜘蛛の巣が半端なく多いし、装備も装備なので今回は断念。そんなに長い距離ではないと思うのだが・・残念。

のどかな風景の中をトコトコ走り、

ノスタルジックな風景だ

ついにサニーロードに突入。

いよいよだぜ〜!
R321

どうしてサニーロードかというと、R321だからという(単純)。今日は暑さだけはいっちょ前で、全然サニーではないという(笑)。

またこの足摺岬までが長い。R56から片道67キロ(?)ある。

途中叶埼灯台を発見して寄り道しつつ、

叶埼灯台発見 惜しかったぁ
周りが南国風だったよ

四国最南端・足摺岬到着。

この写真、TAKE5かな?ウロチョロする、じゃましーのおじちゃんが現れて本当に困った(笑)。いまいちだけど、これでよしとする。

四国最南端!

四国最南端と便宜上言われているけれど、確か本当は足摺岬ではなかったはずだ。足摺国際ホテルの少し西の方かな?ま、名が付いている方がわたしの気持ちとしては納得できるから、足摺岬でいいけど(笑)。さて、散策開始。

四国最南端、見えるかな?
展望台からみえるよ
気持ちいいよ〜!
デザイン灯台!
昔撮ったように・・・でも足が上がってないw
こんな書き方もあるの?!
白山洞門

いろいろ遊歩道もあって、せっかくならばと足摺岬から白山洞門まで数百メートルだからと歩いてみたのが大間違い。アップダウンのある道はいいとして、虫に足を噛まれてしまった。気持ち悪いくらい大きくはれ上がってるし、かゆさが半端ない。

白山洞門までもがっつり下り、はいポーズ。

・・・あかん・・・

そしてずっこけた。もう帰る!!(笑)

どこまでも青で、どこまでも赤になる信号。潔くて、ごちゃごちゃした町中なのに気分がよかった。

なんかすがすがしい気分になった
さ、宿に帰ろう。

宿まであと少しなのに、大分暗くなってきた。道に自信がなかったから、ガソリンを入れるついでにスタンドのお姉さんに道を訊いてみたらドンピシャで案内してくれた。本当に助かった。ホテルの位置だけ確認して、スーパーを探したらこれもすぐに見つかった。ラッキー。こんな旅の中のめぐりあわせがとても好きだ。

その土地のものを探せるスーパーがとても楽しい。

んん?
芯って・・・

昆布巻きって何?と思ったら、ご飯に昆布しか巻いてないのだ。芯ありというのもあったので見てみたら、昆布巻きに具が入っていた(具が芯らしい)具が入っているのはわかるけど、昆布巻きって、白ごはんをパックで売っているくらい、寂しさ満点じゃないかしらね?

誰がこんなん買うんやろう。と思いながら

買ってしまった

買ってしまったぜ、しかもでかいやつ。

これで半額200円かな?150円かな?でも食べようと思ったら切れてなかったというね。恵方巻スタイルで食べたのはナイショだよ。

で、食べたけど、あっさりして食べやすいんやけど、なんというか、ものすごく寂しくなってきた。高知の人はこれをどうやって楽しむのだろう。今日のところはこってり味の手羽先に助けられた。半分は明日の朝食べよう。

安い宿だけど立派!

2,800円という安い宿だけど、エアコンもテレビも完備。何より、屋根付きのところにバイクを置かせてもらえて助かった。さ、寝ますか。


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