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バンバンと行く、日本旅 2013 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
16日目:2013年7月31日(水) はれ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バンバン走行距離:253.6km | 費用:6,652円 (うち、ガソリン代733円、宿泊費3,450円) |
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●出発地●高知県 宿毛市ビジネスホテル | ●宿泊地●高知県 室戸ライダーズイン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●ルート概要● R56→高知県道47→県道23→県道14→県道34→R32→R55→県道203 |
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エアコンが付いていて快適温度なのにどうしても眠れなかった(゚Д゚)。 最近のホテルの布団ってペラペラで軽いよね。でもエアコンがかかっている部屋での軽い布団は安心感がなくてダメなの。ちょっと重い布団をマタで挟んで寝るのが好き。 若いころは夜行バスでも電車でも寝れていたのに、歳を重ねるごとに、こと寝る環境に関しては我儘になってきたのかも。そんな自分が非常に面倒くさいと感じる今日この頃(笑)。 そんな朝の活動は7時から開始。本当は涼しい早朝から出かけるのがいいんだろうけどね。今は陽が長いから、多分朝早く出ても目いっぱい走っちゃう気がする。だから、基本は8時、9時に出るようにしているの。決してお寝坊さんだからじゃないよ。本当だよ( ゚∀゚ )。 8時頃、バンバンに荷物を載せていると、このホテルで働いているお母さん方が出勤してきた。「どこからどこから〜?」「どこを周ってるの?」などなど次々質問攻め。気持ちよく挨拶してくれるだけで気分がいいのに、本当にさわやかな気分になるよね(・∀・)。 常々思っていること。 旅先で自分から話しかけることはほとんどなくても、ありがたいことに話しかけられることも多く会話がうまれるわけで。 でもね。 今働いてないから思うわけじゃないんだけど、学生時代から一人旅しているとね、大抵5つまでの質問で、「仕事何してるの?」って訊かれることが多いの。この相手の仕事を知ること、って重要なことなのかしらね? 仲良くなったらまだしも、出会って間もなくて、何分後かにはこれから別々の方向に進むだろう人の、職業を知りたがる人がいるという不思議。そこから話を膨らましてくれるわけでもないし(笑)。 そうそう、わたしの統計では、職業を訊く人は、あんまり会話がおもしろくないな(だから訊かれてうんざりしている質問として印象が残る)。 わたしだったら、思い切って話しかけた人なら、もっと別のこと訊きたいけどなぁ。 たまにすごい勢いで「神戸からなんですね!」って話しかけてきたくせに、次の会話が何にもない人。あれ本当に勘弁してほしい(笑)。え、わたしが話しフラなあかんの?みたいな。 今日はそんなことを思うこともなく、本当に楽しくお話ができて感謝感謝。こういう気持ちのいい会話ができるようにわたしも心がけたいものだ(・∀・)。 さて、今日も朝から34度だよ(゚Д゚)。R56を高知市内へ、途中で海側に出てみるつもり。 R56で見つけたぞろ目キロ数。写真撮りそびれたけど、福井県で3か所のぞろ目キロ数を見たことがあるよ。 ときおり無料開放道路を走り、対面2車線で前の車について走っているのに、やたら車間距離の近い車にイラっとしたり(`・ω・´)、日本一周中らしき秋田ナンバーの人を発見したりしつつ、海岸に出ると黒潮ライン(県道47号線)を大分過ぎてた。残念。 県道23〜14号線をそのまま走っていると、海水浴客らしき車がどんどん海岸へ。 入っていけるの?!(*´艸`*) 固くて、バンバンでも容易に走ることができた。 太平洋って、当たり前だけど瀬戸内海とは全然違う。 瀬戸内海で育ったわたしには、家の窓から見える海も、小さい頃泳いでいた海も、いつだって、海とタンカー、島、漁船、釣り人、etc. 何かと組み合わせなのが当たり前だった。でも、目の前にある海は、海しかない。 心の底からスコーンと抜けていくような気持ちになりそうなものなのに、今日のわたしは、この景色を見ていると何にもないことが急に不安になってきて、もっと走ればいいのに、写真だけ撮ったら、その場を立ち去ってしまった。 一人で旅をしていると、感動して泣いたり、笑ったり、切なくなったり、感情のメーターのふり幅は大きくなりやすいけどね。ま、たまたまそう感じたと思いたいね。太平洋側走る度に泣いちゃいそうになるのはいやだな。 高知市内に突入(・∀・)。はりまや橋を横目に見ながら高知城へ。 高知城は事前に調べても駐輪場がなさそうだったから、高知城の駐車場(車のみ)の係りの人に訊いてみると、お城の駐輪場というものは存在しないらしく(何故?)駐車場横の公園のトイレ前にバイクはみんな置いているよ、駐輪場ではないけど。と教えてもらえた。 ないなら仕方ないものね。「じゃまにならないように置かせてもらいます(・∀・)」 さて、高知城へ。 こちらも宇和島城に続き、現存天守12のうちのひとつ。あとこれで、松本城と弘前城だけ。(松山城は遠足で行ったことがあるので、またおいおいということで) 大手門前よりパチリ。この大手門と天守が揃って残っているのは、高知城・丸亀城・弘前城の3城だけ、おまけにこの大手門から天守が見えるのは高知城のみという、珍しいお城だそう。 石垣は天然の石で積まれた野面積み。頑丈で排水がいい。 正直そんなに期待していなかった高知城だけど、これがまた広くて(゚Д゚)。ヒーハー言いながら上がるのだけど、その石段も、攻めるのには上がりにくく、守るのには下りやすい足幅になっているらしい。暑さ以外の要因でもヒーハーするわけか(笑)。 天守に入るのは400円。 暑い外とは打って変わって、涼しい風が入ってくるのね。生き返る。 立派な鯱。確かにそういわれたらこんな魚を見たこともないし、いたら怖いけど(笑)、想像上の魚なのね。「そらそうよ(by 岡田監督)」って言われそうやけど。バカのなんちゃらの典型で、わたしは天守に登るとうれしくなるけど、こと高知城に関しては、外から見ている方が楽しかったなぁ。 さあ、しっかりお昼もまわったので、ひろめ市場でご飯でも食べよう。 高知城からは目と鼻の先。裏の入り口から入ったけど、バイク・自転車の人は裏口の歩道に並べて駐輪してたよ。そんなに長い時間じゃなければ、いいのかもね。 塩たたき定食800円。焼いてくれたばっかりで、そらおいしいに決まっとるよね(´д`)。 でもね。 この暑さに、たたきよ。本当は定食なんか食べたくないよ(笑)。ここはビールやろ、ビール!!(`・ω・´) 次は高知市内に泊まろう、そうしよう。 走っているとふと思い出したので、地球33番地に行って証明書をもらったり(無料だけどなぜか住所は必要、詳しく書かなくてもいいと思うけど)、 驚きの、喫茶ばんばんを見つけたり(笑) 道の駅大山で、ゆずと生姜のアイスクリームを食べて、コーラ飲んだり 今日は暑くて暑くてたまらない(´д`)。高知城を歩き回ったのがよくなかったのかなぁ。 禁断のアイスとコーラの組み合わせで体の火照りもようやく落ち着き、室戸岬のライダーズインに到着。高知城から(珍しくw)ちゃんと電話で予約しておいた。 でも、予約しておいてよかったよ。管理人さんがいつもいるかどうかわからないけど、今日の宿泊客、わたしともう一人いるかどうか、くらいだったから。平日だとこんなもんかしらね。 素泊まりで3,150円。 扇風機くらいあるのかしらと思っていたら、それもどうも有料貸出の様子。それならエアコン(300円でリモコンを貸してもらえる(笑))、にしたら?という管理人さんのススメの通りにしておいた。 というわけで、1泊3,450円なり。一人でこの値段になってしまうと、高知市内はお値段抑えめのビジネスホテルが多いから、そっちまで走っちゃうかもね。お店も多いし。ちなみにここは布団もないから、寝具は持参か、レンタルしないといけないよ。 ま、それでも泊まったのは、この写真が撮りたかったから(・∀・)。 うん、いいやん。 で、内部はこんな感じ。
もしかしたら、地元の年の大きい方がお掃除されているのかしら?とも思ったり。汚れが見えないのかもしれないね。不愉快になるような感じじゃなくって、積もり積もって、こうなってもーたんやろな、って感じ(笑)。 まだ時間があるので、買い物がてら少し室戸スカイライン〜灯台方面へ走りに。 わたしが持っている廃墟の本にも乗っていたニューむろと。ここにあったとは(゚Д゚)。まさかビビリのわたしが入れるわけもなく、外から写真をパチリ。 もう陽は当たらないんだろうけどね、あの時代はどうだったんだろうと、例えその頃を知らなくても、勝手に想像できるから好き。わたしの場合、お城に行くのと似てるかな。 室戸岬は、地図で見ると出っ張りがあって、いかにも岬風なんだけど、実際行ってみるとそんなに岬感を感じられないのよね。海に出てみると、岩の上に変なものを発見。 あの小さな出っ張りに「室戸岬」って書いてたりして(*´艸`*)なんて期待しつつ、岩を登ってみると「漁場起点」と書いてたよ。こんなの初めて見た。 陽も暮れてきたし、帰ろうか(・∀・)。 スーパーでかつおのタタキとお酒を買って、夜ご飯は軽く済ませた。 当たり前だけど、寝袋は軽い。エアコンがかかった部屋。んー今日も眠れない気がする(笑)。 この日のほぼリアルタイムブログはこちら。 |
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