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バンバンと行く、日本旅 2013 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
27日目:2013年8月28日(水) 晴れ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バンバン走行距離:181.4km | 費用:6,661円 (うち、宿泊費3,500円、ガソリン代606円) |
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●出発地● 秋田県八幡平オートキャンプアスピア |
●宿泊地● 青森県青森市ビジネスホテル |
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●ルート概要● R341→R282→R103→R454→R102→弘前城まで案内通り→青森県道41?→R7 |
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雨音が大きすぎて一晩中うとうと(´д`)。 テントの中のあたたかさに背中を押されて重い腰を上げたのが7時。いい天気やぁ(・∀・)。眠いけど。昨日の残りご飯を食べてから片付け。あんなに雨が降ったのにテント周辺の水はけがよくて助かった。 天気がいいけど、今日は朝から温泉へ。昨日は湯治宿宿泊者用の温泉だったので、日帰り入浴用の温泉に入りに行きたかったのと、銭川温泉のお母さんに会いに行くため。先を急がず、たまにはこういうのもいいじゃない?あれ、でもお母さんお出かけしているみたいでいないや。 いやー今日はシャンプーもできて、さっぱりさっぱり。温泉に詳しくないけど、しょっぱくも酸っぱく(?)もない、無味無臭の温泉だったよ。でもしっとりする感じ。日帰り温泉用の方が新しくて使い勝手もいいけど、古い温泉の方が好きだな。 下のが、湯治用の温泉。んー少し泉質が違うような気がするけど、気のせいかなぁ?こちらにはシャワーがないから頭が洗えないけど、雰囲気があってとてもいい。男女別でもないし、鍵もかからない温泉。日帰りで行っても、入らせてもらえるかもなので、お母さんに声をかけてみてね。 温泉から出ると、お母さんが戻ってきていたようで「また来てくれたの(・∀・)」と喜んでくれてよかった。温泉経営の話や、お母さんが若いころ嫁いできたときの話、秋田の方言の話などなど、昨日に引き続きたくさんお話できてよかったよ。いっぱい笑顔をありがとう。気を付けて先へ進むね。 10時。迷ったけど、今日は十和田湖方面から予定通り弘前城へ行くことにした。明日以降の天気を考えると、今日のうちに下北半島へ進みたい気持ちも大きかったけど、弘前城は今回行かなかったらいつ行けるんやろうかと思ったらやっぱり外せなくなった(笑)。 乙女の像・奥入瀬渓流は以前天気のいい日に行っているので今回はパス。天気がいいと1日居たくなっちゃうもん(・∀・)。なので十和田湖の南から東側を通って弘前方面へ抜ける予定。今日はやっとこさ東北最後の青森県へ突入やぁ。 で。突然なんですが。 このランキングって何のランキングかわかりますか?
都道府県の面積の大きさベスト10なんですけどね。 ベスト10の中にほぼ東北が入っているというね。 東北でかいわ(゚Д゚)。 っていうか、走っても走っても岩手やったわ!! ま、現在地は秋田やけど。やっと青森やわ。はぁはぁ(´д`) すみません、それが言いたかっただけです。東北の中で一つだけ入ってない県があるのですが、すぐにピンと来た人は旅ツウですわね(*´艸`*)。ちなみにその牛タンで有名な県は16位だって(やっぱり全部でかい(笑))。 本州には34の都府県があるけど、たった6県の東北で本州の約3割やもんね。 そんなこんなで、また気が付けばいつの間にやら青森県に突入。発荷峠を越えた後の十和田湖の景色が好きなのよね(*´艸`*)。(ん?今地図を見てみたら、発荷峠あたりが県境やん) いいよね、十和田湖って本当品があっていいよね。ポイントポイントには、そこそこのバスも観光客もいるのに、十和田湖周辺の道は独り占め。もう、どうもコメントのしようがないほどね。気分良すぎ(・∀・)。 道の駅・虹の湖にてお昼休憩。焼きそばなのに出汁がかかっているというB級グルメを食べたけど、名前忘れちゃった。白ごはん食べたくなるくらい、普通においしかったよ。ドーナツは揚げたてでモチモチやった(・∀・)。 弘前(ひろさき)は結構大きな街のはず。ちゃんとお城まで行けるやろうかと思ったけど、大分手前から「弘前城」の案内が途切れることなく出ていて迷わず走れた。本当こういうの助かる。 お城の駐輪場は探すことが多いので、いつもの通りウロチョロしていると個人の駐車場案内のおばちゃんに出くわした。バイクは断られることが多いけど、300円でよければいいよ、と言ってくれたんで置かせてもらうことに。車だけでバイクはダメと言われることの方が多いから、その気持ちがうれしくて利用させてもらうことに。 おばちゃんから地図をもらったり、次のお客さんが来るまで話しをしてから弘前城へ。キャンプ場を出るときは17度やったけど、日中は29度。さすがに広い弘前城公園の中を長袖で歩くと暑くてたまんない(゚Д゚)。 アイスクリンで涼を取りつつ、現存天守12のうちの一つ、弘前城へ(東日本では唯一)。
弘前城といえば桜。桜が咲いたらこの道もえらいことになるんやろうな、と想像しながら散歩。 天守だけのつもりが、2時間以上歩いちゃったなぁ。バンバンの元に戻ると、宮城ナンバーの予定を決めず旅にでたお兄さんが居て、おばちゃんと3人でしばらくワイワイ。しばらくするとおばちゃんの友達が通りかかり、巻き込んでワイワイ。話題は吉幾三から、震災から旅の話まで様々。めっちゃ笑ったわ。1時間くらい経ったころかな?いきなり田んぼアートの話になって。 「あれって岩手ですよね」 「いや、俺もそうだと思ってたけど、青森だった、行ったらいいのに」 「イナカダテなら、ここから近い近い」 「え?イナカダテ_?あ、道の駅のある?」 「そうそう、田舎館。道の駅の方向とは違うけど、役場から見たらいい」 「4時半だから。今から行けば間に合う。今年から200円取るようになったから、わたしは行かないけどね(笑)」 そう言っておばちゃんは田舎館役場への行き方を、わたしが覚えられるようにゆっくり3回繰り返して言ってくれた。一回見てみたいなと思った田んぼアートにこんな形で巡り合えるなんて。 「北海道でも気を付けてね」 「じゃ、行ってきます。ばいばい!(・∀・)」 別れは突然だったけど、カーブで大きく手を振ったら遠くで3人が振り返してくれて、胸の中がじんわりあったかくなった。あー東北いいわ。北海道に行かんでもいいんちゃうん?と本気で思ったくらい(それまでにも何度も思っている)。 おばちゃんの案内は実に的確で、16時50分に田舎館役場に到着した。16時半受付終了・17時までとのことだけど、お役所なのにここは田舎のいいところ存分に発揮で、快く入れてもらうことができた。感謝。 日中は1〜2時間待ちということもあるみたいだけど、待ちなしでエレベーターで案内してもらえた(200円)。
時間的に建物の影ができていたけど、急かされることもなく、好きなだけ写真を撮れた。本当は別のところにも別の田んぼアートがあったみたいやけど、モンローが見たかったからもう大満足。 田んぼアートは色のついた稲を使って絵のように仕立てるみたい。今では各地でやっている田んぼアートも1993年のここ田舎館で村おこしの一環として始めたのがはじまりだそう。発想とアイデアだよね。役場の建物から見えるってのがまた地味でいいやん(・∀・)。 おばちゃんたちと話をする前は、下北半島のむつ市の手前くらいまで行く意気込みやったんやけど、予定がすっかり変わったね(笑)。 今日はもう青森市内やなぁということで、目を付けていた健康ランドに行くも、事前の計算では個室でも3,000円前後で泊まれるはずが値上がりしたようで4,000円オーバー(゚Д゚)。それならビジネスホテルでいいよね、ってことで3,500円の宿を探しチェックイン。バイクは屋根のないところだけど、ホテルの入り口近くに置かせてもらえたから安心。 夜は近くのコンビニに買い出しに行き、洗濯をしてから早めに就寝、と思うも結局日付が変わってからやっと眠りにつけた。 明日の夜からしばらく天気が崩れるみたい。もう明日、北海道に渡ってしまおう。 行ってしまわないと、いつまでも居心地のいい東北に居てしまいそうだ。 この日のほぼリアルタイムブログはこちら。 |
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