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バンバンと行く、日本旅 2013
36日目:2013年9月6日(金) 雨のち快晴(・∀・)
バンバン走行距離:96.9km  費用:3,149円
(うち、宿泊費500円、ガソリン代211円)
●出発地●
北海道紋別郡
とっかりセンターキャンプ場
●宿泊地●
北海道湧別町
計呂地交通公園ライダーハウス

●ルート概要●

R238→道道656→R238



風が強かったけど、ぐっすり眠れた。天気も悪くない(・∀・)。

今日は連泊予定。早起きして、ここを拠点に唯一走っていない海岸線・・・ここからオホーツク海側を北上して浜頓別まで走ろう、と思っていた。

・・・もう(´д`) 思っていたの。

トイレに行って、身支度を済ませて出ると、
まさかの大粒の雨(゚Д゚)。うそやん。

慌てて携帯で雨雲をチェックすると、あと2〜3時間は雨雲が紋別の空を覆ってそう。もー何なん(´д`)。

この時点で北上することを諦めた。せっかく早起きしたのにイジイジしながらテントに引きこもり、待つこと2時間。
青空キター(・∀・)
晴れてきたぁ(*´艸`*)

風が強くて日差しも強いから、アスファルトもテントもグングン乾いていって撤収もしやすい。もう今日は南下していって、キャンプ場かライダーハウスに泊まることにしよう。

外に水場あるよ ここのキャンプ場、ほぼ車も横づけにできるも同然なので道外の車も何台か停まっていた。車もバイクもみんな年間200円だからね。

綺麗なトイレもあるし、水場も外にある。ゴミは有料で処分してもらえる。

近くには流氷船のガリンコ号もあったよ。どんどん青空が広がってきた。ニヤニヤ(・∀・)。
めっちゃ快晴!
最初から晴れとってよ(`・ω・´)

って思うくらいね(笑)。

晴れたぁぁ

昨日ライトアップされたカニの爪のところに行って写真をパチリ。

北海道に入って初めてだよ。不安のない、青空がめいっぱい広がっている。やっと晴れた(*´艸`*)。うれしさと今すぐにでも走り出したい気持ちをかみ殺しながら、近くの流氷科学センターへ向かった。一度もクリオネを見たことが無くて、どうしても見てみたかったから。

中に入ると、映像を見れたり、竜巻の発生やマイナス20度の世界など、体験できるコーナーも充実していて思った以上に遊べて楽しかった。

マイナス20度の世界 不思議な水
かわいいね(*´艸`*)
ぎゃぁ(゚Д゚)
マイナス20度の世界 ゲットしたよ!

クリオネって単体で見るとかわいいんやけど、まとまって居るとギャァ( ゚∀゚ )ってちょっと思うよね(笑)。

クイズに答えて認定証ももらっちゃったよ。

すっかり楽しんでしまって11時半も過ぎちゃったけど、いよいよ移動開始(・∀・)。気に入った場所で停まって写真を撮りつつ、三里浜へ行ってみた。キャンプ場の先に、灯台があるはず。

こういうの好き。
この先は通行止め 今はやってないみたいだね。
とりあえず蚊が多い・・・ 歩いていきますか(・∀・)

てっきり三里浜キャンプ場って、サロマ湖の端っこにあるし、年中無料開放されたキャンプ場だと思っていたら、フリーサイトでも400円、おまけに8月末までの営業みたいでがっちり閉門されてバンバンは侵入できなかった。

仕方ないので、手前の駐車場に置いて、テクテク歩いて行くことに。片道25分ほど歩くと、サロマ湖口灯台にたどり着いた。

いい天気だ(・∀・)
着いたはいいけど、もう蚊がね(゚Д゚)。本当まとわりすぎやから。まつ毛にも鼻の穴にも(笑)。とてもじゃないけど、じっとしていられないので、写真を撮るだけ撮ってパパラッチにさらば。

呼人浦のキャンプ場に行こうと思ったけど、あそこも蚊が多いってきいたことあるなぁ・・・これはちょっとさすがに。今日は別の寝床を探そう。
着いたはいいけど・・・
さぁ、帰るか。

のんびり歩きながら帰るけど、本当に気持ちのいい青空だよ。あー幸せ(´д`)。

バンバンに乗って再び南下し、道中で湧別(ゆうべつ)町にある計呂地(けろち)交通公園を見つけた。「こんなところにあったんや(・∀・)」

北海道にはライダーハウスがいくつも存在するけど、ここもそのうちの一つ。マニアではないけど、電車好きのわたしからするとかなり魅かれる場所。昔の車両がライダーハウスとして開放されていて、300円で泊まれるのだ。

でも、女子部屋の設定がないし、まだお昼過ぎという時間だし、写真だけでも撮らせてもらおうと思って寄ってみた。ま、これが運命の出会いというか、何というか(笑)。

管理人さん(以下駅長さん)が居たので、見学をしたい旨を伝えると、鍵開けてあげるからね(・∀・)と言ってくれ、車両やライダーハウスとなっている客車部分を見せてくれた。普段なら、受付の始まる16時前にならないと来ないけど、今日は作業があるからと13時過ぎという早い時間にたまたま来ていたそうだ。

「もう泊まって行ったらいいべ」

「まだ13時過ぎだし。天気もいいし。電車は好きだけど、女子部屋もないし(繰り返すけど、まだこのときはね)」

計呂地交通公園
こっちは見るだけ 300円の客室だよ

「あるある、駅長の家に泊まったらいいべ。こっちは500円だけど」

客車の他に、駅長の家という建物があって、こちらに5分100円のコインシャワーと、カーペットの部屋がある。さすが「駅長」さんの建物だけあって、1泊500円と豪華バージョンである(笑)。もちろん男子も泊まれるんだけど、その一角を仕切ってくれていて、そこを女子優先部屋としてくれているのだ。

めっちゃええやん(・∀・)。
もう荷物も置いていっていいよと言ってもくれたし。掃除が行き届いていて、気持ちがいい。まだまだ先に進むつもりだったけど、これも縁だ。今日はここに泊まらせてもらおう。

「いい天気だから出かける前に、テントを干して行きなさい(・∀・)」

昨日テント泊だったことはもちろん、テントを持っていることすら駅長さんには話してないのに、干させてもらっていいのかしら・・とわたしが思う前に、先に言ってくれた一言がとっても嬉しかった。


こっちは500円なり
ガス持参で調理もできるよ 今日はここに決めた(・∀・)

「じゃ、行ってきます(・∀・)」

身軽なバンバンで出かけることにした。この辺りと言えばホタテ。北勝水産へお昼ご飯を食べに行こう。

サロマ湖畔を走る
むっちゃ気持ちいいわ(´д`)
ホタテで有名な北勝水産 ホタテバーガーと
やっぱりホタテだよね!

全国2位(?)のホタテバーガーと、ホタテの刺身を2枚(1枚100円)。誰もがおいしいというホタテバーガーだけど、うーん。パンを温めるためか、ホタテを温めるためかわからないけど(食べた感じ、多分後者だと思うけど・・・)チン!って音がしたよね。

みんながおいしいおいしいと言っていたから、今回はバーガーを食べてみるかとめっちゃ楽しみにしてたけど、どこにホタテが入ってるか全然わからんでガッカリやった。下手したら衣だけ?みたいに感じたほど。・・・刺身は猿払のに比べたら、小さい感は否めなかったけど、甘くておいしかったよ。

行った時間も悪かったと思うから、バーガーを目当てで行くのなら、回転のいいお昼どきに行く方がいいのかも。ごめんね。お世辞にもおいしいとは思えなかったから、おいしかったと嘘は書けん(´д`)。

展望台まで5キロくらいダート 最近熊が出たみたい( ゚∀゚ )

あんまり天気がいいので、サロマ湖展望台へ向かうも途中から展望台まで4〜5キロダート。締りの悪いところもあったので、苦手な人は行かない方がいいかもしれない。

展望台に駆け上がると、めっちゃ青い(・∀・)。
どこまでがサロマ湖で、どこからがオホーツク海で、どこからが空なのか、境を探しちゃうくらいね。サロマ湖ってこんなに青かったんやね。

わたしの中のオホーツク海側って、どんより暗い海のイメージがずっとあったから。

青いわー!
サロマ湖ってこんな色してたんや・・
帰りたくなくなるね。
宿に帰って、駅長さんにその話をすると「それをサロマンブルーって言うんだよ」って教えてくれた。名前が付いているくらいなら、サロマ湖は青く見えるもんなんや。わたしはずっと勘違いしとったんやね。

部屋に一人で居るのも全然平気・・・むしろ落ち着いて好きなんだけど、今日は駅長さんと話していたくて、ずっと受付の部屋に居た。

そうしたら、今日泊まる予定のライダーの男子たちが、一人二人と、各自夕食とお酒を持って集まってきた。なるほど、こうやって集まるもんなんだ。
すてきな休日ですよ〜!

今日は、北海道らしい場所も見つけられた。

バンバンと北海道
いいわぁ(・∀・)

「空が焼けてる!」みんなで外に飛び出して写真を撮った。

空が焼けた(・∀・) 札幌出身なのに、全然北海道を知らないと思ってバイクで周り始めたというお父さん。

家業を継ぐことになって会社を退職、もう長い旅に出れないと思ったからと、宗谷岬から波照間を目指して日本縦断3日目の奈良のお兄さん。

「もうチャリしんどいから、バスか電車で周ろうかなぁ」

でも、今年が2年目。あと6年か7年かけて、夏休みをつないで北海道の外周を走るという、ヘタレなんか根性あるのかわからん(笑)東京のチャリダー兄さん。

駅長さんが帰る21時まで開けてもらって待合室で話をした。
ライダーハウスの利用方法を会得できた気がした。


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