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バンバンと行く、日本旅 2013
38日目:2013年9月8日(日) 曇りのち雨のち晴れ
バンバン走行距離:104.5km  費用:5,605円
(うち、宿泊費500円、ガソリン代775円)
●出発地●
北海道湧別町
計呂地交通公園ライダーハウス
●宿泊地●
北海道斜里町
クリオネキャンプ場ライダーハウス

●ルート概要●

R238→道道76→R244



6時起床。
いつでも出発できるようにだけして、駅長さんのところへ行くと、「コーヒー飲んで行くべ?」と言ってくれたので、ごちそうになっていくことにした。

途中で一旦帰りはするけど、朝は6時過ぎから、夜は最終10時に見まわり。大変じゃないの?と訊いてみたけど、そりゃ、たまにびっくりする旅人も来るそうだけど(笑)、いろんな人がやってくるから楽しいと言っていた。

駅長さんも歳が大きくなってバイクを降りたけれど、元ライダーさんだ。バイクに乗るのを辞めたって、こういう形で関わっていられるんやね。

わたしもおばあちゃんになって管理人さんできるなら、こういうところでやりたいなぁ(・∀・)。駅長さん、本当にありがとう。ここに泊まれてよかったよ。あ、車掌さんの帽子は貸してもらえるよ(笑)。

はいポーズ(・∀・)

また泊まりに来るね(・∀・)とお別れをして出発。
これ以上泊まったら完全停滞したかも。沈没したり停滞するって、居心地の良さもだけど、やっぱりそこに懐の広い人がいるからなんだよね。そんな場所を見つけられて本当によかった。

今日は午後から雨予報。そんなに遠くまでは予定していない。9月と言えばこの辺りだとサンゴ草だよなぁと思っていると、記憶にある場所を見つけたので迷わずイン。

懐かしいね。
こうやって見ると、だけど・・・_?

日曜日だというのに誰も人が居ないし、ちょっとまだ赤みも足りないし。まだ早いのかな。

近くに卯原内(うばらない)交通公園もあったので寄ってみた。ここは計呂地交通公園と同じく、ライダーハウスになっているはず。だけど、鍵がかかっているし蜘蛛の巣だらけで、計呂地とあまりに違いすぎて驚いたというかショックだったというか。

ちなみに、昨日・一昨日の日記にちょびっと写っている計呂地交通公園の客車部分の車両。青色なんやけど、卯原内のは下の画像通り茶色。

なんかちょっと寂しいね。
茶色が正解。
内部の様子

茶色が昔の車両の色で、正解な色だそう。

じゃ、何で計呂地交通公園の客車は青なのかというと、そこはお役所的にブルートレインが有名になったのを受けて「青でいいんじゃない?」的に青になったそうで。お役所の人もマニアじゃないからね。気持ちはわからんでもないけど(笑)。

数多くやってくる全国の鉄道ファンからも、何で青なの?とブーイングを受けるそうだ。そんな計呂地交通公園も、駅長さんたちの働きかけで、やっと意見が通り正しい色の茶色に塗りなおされるよう。今年の秋(2013年10月頃)には作業に入るとのことなので、次に行くときには茶色の客車になっているはず。

ちなみに卯原内交通公園の車両は、雨漏りするとかでライダーハウスとして今のところ泊まれないそうだ。(ただ、旅の途中で泊めてもらった人を知っている。その人は「一人だったらいいよ」と言ってもらえたのだとか。)

意地悪そうなキツネやなぁ(笑) 能取岬(のとろみさき)へと続く道道76をトコトコ。

動物注意の標識を撮りながら走っているから停まってばっかり。この意地悪そうなキツネは初めてみたなぁ。

能取岬まであと少しというこの道が大好き(・∀・)。晴れてたら、もうちょっとバンバンが映える写真が撮れたかもしれないのになぁ。ここで春日部ナンバーのキャンピングカーのお父さんと出会い、蚊に追いかけられながら一緒に周辺を歩いて周った。

いつもは、奥さんと一緒に来るそうだけど、たまたま受けた検診で病気が見つかり、奥さんは自宅で安静にしているのだそうだ。「俺が家に居ても、なんだかんだやらせてしまうから」

灯台捉えたよ(`・ω・´)
曇り空なのが残念だぁ(´д`) ここの灯台好きなのよね〜!
お父さんありがとう!
ちょっと珍しい灯台
お父さんのキャンピングカー 俺が居ない方が(奥さんは)静かにできていいんだ」と言うお父さんはちょっと寂しそうだった。北海道に来て間もないというのに、9月27日には家に帰ると言っていた。

「(奥さんの)次の検診が27日だから。心細いはずだから」

お父さんは本当は今年は北海道になんか来たくなかったのかもしれない。本当は心配で心配で仕方がないんだ。

お父さん自身も胃がんを患って、今は大分元気になったという。いろんな話を聞いていると胸が熱くなった。来年はまた、2人で北海道に来れるといいね。

お父さんはわたしとは逆周り。それでも、出会う人には出会うようになってるんだよなぁ。
気を付けて周ってね。またね(・∀・)。

まだ天気はいいけど・・・ 青空だぁ(・∀・)、でもきっと今日は・・・
北海道らしい道みっけ

写真を撮りつつ進むけど、斜里まであと少しというところで強い雨が降り出した。ま、予報通りやから覚悟しとったけど・・・まだ11時だ。カッパを着こみ、さすがに早いよなぁと思いながら、斜里にあるライダーハウスのクリオネへ向かう。

受付をしてくれ、「中に入れてもらうには早すぎですよね(´д`)」と訊いてみたら「女子部屋は掃除も終わったし大丈夫ですよ(・∀・)」と言ってもらえた。うそ(゚Д゚)。やった。

天気が悪いので連泊している人が既に4人いるようだ。こんなに女子がいるライダーハウスは初めて。ちょっとドキドキやなぁ。

ここは500円で温泉も付いていて、シーツ付きの布団もある。女子はさらに500円足せば夕食も付いてくる(今晩はすき焼きだぁ)。

というわけで、布団を敷く場所をゲットし、しばらくゴロゴロしていると、午後からすっかり雨も上がったので少し出かけてみることにした。

やれやれ・・・助かったぁ!
がっつり食べちゃうよ〜!
ここの道の駅はよかった! ランドリーは偉大だ。

道の駅・斜里の側の食事処で天丼とそばをがっつり食べ、道の駅のパソコンでネット検索(凄く綺麗な場所なのに、普通のブログすら見れなくて残念)+案内所のお姉さんに訊いてオイル交換をしてもらえるお店へ行った。

行ったのはいいけど、オイル交換も値段きいてからしてもらわないとね。オイル(850ml)、ガスケットの交換で2,740円もして目ん玉飛び出たよね(゚Д゚)。どんなに高くても、バンバンだったら2,000円までだと思ってた自分がバカだった。リッター2,000円のオイルってどんなオイルなん?(笑)

あと、コインランドリーへ行っみたけど、瞬殺でフカフカになるのね。やっぱり電気乾燥機とは違うね。洗濯物がすぐに乾くだけでも幸せ(*´艸`*)。

全員とは話せなかったけど、一人は神奈川からのチャリダー姉さん。
仕事を辞めて、日本を周ろうかと思って、人力がいいなぁと思ってチャリにしてみたという、途中で旅を中断してばっかりの面白姉さんである。いや、あっけらかんとして、本当にいいキャラしとるわ。

もう一人は大阪のチャリダー姉さん(名前は・・・もゆさん、だったかなぁ)。このなにわ姉さんもびっくりなことにチャリで旅したくなって通販でチャリンコ買ったというね。パンク修理もできんらしい(笑)。もうね、本当面白すぎ。何なん、この無計画さw。

神奈川姉さんも申し込んでいたのですき焼きを食べに行くと、1人1パック牛肉を手渡され(笑)、大阪と京都のぶっ飛んだ関西人のお父さん&お母さんたちとビールを飲みながらアホ話(笑)。

サクラマスを釣ってきてくれて、みんなにお味噌汁を振舞ってくれた。夕食は女子は500円、男子は1000円。ジンギスカン・すき焼き・鶏鍋がローテーションで出てくるらしい。女子は中の建物の綺麗なトイレと温泉も使えるしね(男子は使用禁止(笑))。本当お得。

いただきまーす! もう食べれん・・・w

部屋で旅話をしていると、長身のバイク乗りのなにわ女子がやってきた。
ぶんちゃんはリアルタイムのブログをやっているらしく、今すっかり疲れている模様。リアルタイムブログはね・・・頑張れとはよう言わんかった(笑)。昨日まで、同じくブログをやっている有名な山ガール(?)もいたらしい。会ってみたかったなぁ。

温泉があって、布団があって、素泊まり500円となると、そりゃ旅人も集まるよね。結局今晩は6人になったけど、学生が一人もいない。時期も時期だけに、この辺りから旅人層が変わってくるのかもしれないね。

ずっと溜まっているという自分用の日記を、神奈川姉さんとぶんちゃんがせっせと書き始めた。わたしは全然溜めてないから楽なもんや(*´艸`*)。

自分が通ったルートを記入する日本地図の作成。ぶんちゃんはようやく地図は完成できたみたいだ。地図を見ながら4人でワイワイ。たった100均の地図1枚で盛り上がれるのがいいよね。

寝るのがもったいなかったけど、眠くて眠くて仕方がない。
みんなにおやすみ、と言ったのは覚えているけど、その後1秒も記憶にない。ここの布団、最強すぎる。

   

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