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バンバンと行く、北海道ツーリング+α 2014
9日目:2014年9月13日(土) はれのちくもり、途中小雨
バンバン走行距離:不明
(多分150kmくらい)
出費:4,583円
●出発地●
北海道猿払村
ライダーハウスやませ
●宿泊地●
北海道稚内市
森林公園キャンプ場

●移動概要●

猿払→沼川→天北北部広域農道→抜海(ばっかい)
→ノシャップ岬→白い貝殻の道→稚内


6時頃に起きるもあたりはどんより曇り空で路面がかなり濡れている。

雨?それとも霧のせい?晴れ予報だったのに・・・がっかりして再び眠りについた。7時起床。

このサイズのベッドに苦笑いである バンガローからの景色

身支度をしていると、男子はみんな出発したようなので、男子部屋チェックへ行ってみる。男子部屋といえども、キッチン等はこちらにあるので女子も自由に使っていいのだけど、行きやすい感じではない。

濡れたものを干すのも楽 キッチンもあり
広々
小さなスペースの二階もあり

ふむふむ、ここが大学生の男子が言ってた2階の一人スペースだな。なんて見ていたのだけど、テレビもあるし(旅に出ると世の中の情報に遅れ気味なのでw、わたし的にこれはポイント高い)、建物内にキッチンもあるし、濡れたものも干しやすいし、これで同じ1,000円なら、断然男子部屋の方がいいやん、と思ってしまった。

周りに何もないし、中途半端な位置にあるライダーハウスなのに、男子がいつも複数人いるのもうなづける。男子には「かなり」いいライダーハウスだと思う(誤解ないように言うと、女子にもいいライダーハウスには間違いない。稚内にある漁師の家やみどり湯はお酒を飲む人には楽しいかもしれないけど、飲まない人や夜は自由に過ごしたい人にはこちらを好むかもしれない)。

逆に女子が大人数で男子の利用者が一人だったりすると、女子がこちらの大部屋を使えたりするのかしらね。素朴な疑問。

お、これはw 女子部屋裏側
そろそろ出発しますか

辺りを散策していると、ホタテパイwができそうな大きなホタテの貝殻も発見。そんなことをしていると9時。路面も乾いたようだしそろそろ出発しますか。

今日は西へ走り、抜海方面へ抜けて北上。稚内森林公園でテント泊の予定。
今日より、明日の方が天気は期待できるので全ては明日に備えるつもりである。つまり今日は何の予定もない。道道138を走り、沼川へと向かう。

曇り空だった空はみるみるうちに青空に。交通量は皆無で気持ちの良い道を独り占めである。

天気よし!(・∀・)
ほのぼの〜!
バンバン走る
ゆるゆる牧草ロール

と、気持ちはいいのだけど、どうも一帯、雨が上がった直後の様子。トラックが土砂を運搬しているようで、路面がかなり汚くスパッツを付けていても泥まみれである(´д`)。

真っ白・・・

時折雨に当たりながらも、おおむね天気は良好。それが何よりである。それにしても、量は差はあるにしても、北海道に来て1週間。毎日雨に当たっている。毎日太陽も見ているけれど。

R40を少し北上し、広域農道を走って抜海へ抜けることに。ミルクロードとあったけれど、うん、「プチ」ミルクロードかな。

初めての道です 入り口はこんな感じ
走りやすい道 碁みたいやね
気持ちよかー(´д`)

※明日の話になるのですが、SDカードが逝ってしまい、これ以降ミラーレスで撮影した画像がなくなってしまいました(´д`)。ここからはたまたま撮っていたiPhoneでの写真となります。

抜海に出てからは、気持ちのよい海沿いを走り、お昼なので漁師の家でご飯を食べることにした。

うにいくら丼と350円サイズのホッケ。

いただきまーす!

ホッケはおいしかったなぁ。ただ、うにが・・・今朝採れたものらしいけど、どうもここで食べると「塩水うに」の味がするのは何でだろう(ごめんなさい、去年は正直に書きませんでしたw)。今日採れた北海道のうにの実力は、ムラサキウニであろうと、こんなものではないと思うのだけど。稚内の9月のうにがこんな味なんだろうか。今度は違うお店で食べてみて比べてみたほうが良いのかもしれない。

とりあえず記念に この写真しか残ってないとは・・・

まだ13時前ではあるけれど、キャンプ場の偵察がてら先に森林公園へ行っておく。

9年前に車中泊でお世話にはなったけれど、テント泊は初めて。グングン急坂を登って行った先に無料のキャンプ場がある。バンバンを停めて階段を駆け上がって、一目で気に入ってしまった。

芝生が綺麗、炊事場も綺麗、トイレも綺麗(駐車場の方ね)、ゴミも捨てれる、これで無料なんて。

いい天気(*´艸`*)

3往復して荷物を運搬。
連泊と思われるテントが2張ほどあるのみ。吟味してよさげなところにテントを張る。昨日ここに泊まればよかった、と思うほど。今日は天気もよいから、なお、そう思ってしまうのだろう。

こんなに天気がいいのなら、と期待を込めて宗谷岬方面に向けて走ってみるも、雲が重たくなってきたので途中で引き返し、スーパーでパスタやらソースやら野菜を買い込む。

んーやっぱりダメやな
やや?!

スーパーでおもしろいものはないかとチェックしてみるとタコの目を発見。これって煮込んで食べるのかしら。

バンバンの元に戻ると、男性に話しかけられた。やっぱりバンバンが懐かしいらしい。

今の200ccに乗っていると話しかけられたことは一度もないのだけど、話しかけられる確率からすると、本当に人気のあったバイクなんだなぁと感じるのである(話しかけられる2人に1人以上は昔のバンバン乗りである)。

それにしても少しでも海側を走ると途端にあちこちがベトベトする。とてもお風呂に入らずに済ませれない。

ひさしぶりに童夢へ行ってみる。ここは、アニーと初めて北海道に来たときに訪れた懐かしい温泉。もう14年以上前の話だ。

あまりに懐かしすぎて、思わずアニーに写真を送って連絡を取ってみると、すぐに返事が来た。もう近年では年賀状をやりとりするくらいだけど、屋久島に行ったり今でも旅好きなのは知っていた。

「夏の休みに原付で北海道横断しましたよー」と驚きの返事。
宿はもっぱらとほ宿らしいけど、十分に大人になった今では、免許だってすぐに取りに行けるだろうし、大きなバイクだって買えるだろう。でも、あの頃と変わらず、「原付」で旅しているときいて思わずにやけてしまった。

いつかアニーと北海道を走れたらいいなと漠然と思ってしまった。

変わらず。
キャンプ場の側にあります 小さいよね?(笑)

入湯証明書が3種類も売っていた(1枚100円)。ラミネートされたしっかりしたもの。マニアの方にはおすすめしたい。

キャンプ場に戻り、小松菜たっぷりのパスタを作る。うん、「野菜を採っているぞ」と思える食事ってやっぱり大事である。それにしても18時をゆうに越えたのに、まだ随分と明るい。続々とライダーがやってきてはテントを設営している。

トイレに行くときに通りがかると、あれ、バンバンの隣にピカピカのかっこいい青のW650が。これがダブリューさんのWなのか。実物を見たのは初めてである。

どこからやってきたのかと、駐車場に停まっている色とりどりのバイクを眺めるのが楽しい。無料キャンプ場だというのに、車中泊の人も大したことない。

静かに夜は更けていった。
しかし寒さが身に染みる。ダウンを着るくらいでは対応できそうにない。いよいよシュラフカバーの出番なのか。


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※本日のルートですが、少し違いますが大体こんな感じということで。

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