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バンバンと行く、北海道ツーリング+α 2014
14日目:2014年9月18日(木) はれのち雨
バンバン走行距離:
昨日と合わせて320.4km?
出費:2,672円
●出発地●
北海道湧別町
計呂地交通公園駅長の家
●宿泊地●
北海道斜里町
クリオネライダーハウス

●移動概要●

計呂地→サロマ湖→斜里


思ったより寒くない朝。
お隣にいた車旅のご夫婦は早くに旅だったようだ。

もりもり食べますよぉ 今日の朝ごはんは、納豆と人参をモリモリ食べて野菜不足を解消した気になってみる。

炊き立てのご飯はおいしいなぁ。ここに卵焼きがあれば最高なんだけど贅沢は言うまい。
今日もいい天気だ
今日もいい天気。北海道に来て約2週間。
たった1日を除いては毎日雨にも当たっているけれど、毎日青空にも出合えている。運がいい(・ω・)。

昨日は会えなかった大学生のチャリダーくんとおしゃべり。がっつり荷物を載せたチャリダーをひさしぶりに見た。荷物がシュっとした子にしか遭遇していなかったから。荷物満載の自転車やバイクの方が個人的には興味が沸く。
奈良出身のチャリダーくん

はいチーズ!

バンバンに荷物を積み、駅長さんと記念写真を撮る。
駅長さんが好きだし、居心地がいいから、いつまでも居たくなる。

でもだめだ。
目的のない沈没は好きじゃない。
気が合うからと、ずっと誰かとつるむのも好きじゃない。

一人で旅に出てきたんだもの。

家で出来ることはしない。
誰かと共有できる時間も素晴らしいことだと思うけれど、一人で感じるということを大事にしたいと思っている。それは、かれこれ15年。海外でも、日本でも、ひとりで旅をしてきて、変わらず貫いてきたわたしのスタイルである。これだけは変わってないと自分では思ってはいるけれど(はてさて?)。

だから、行くね。駅長さん、また来るね。多分、そう遠くないうちに(笑)。

まずはキムアネップ岬へ行ってみる。

天気が良すぎると、あまり寄り道をしたくなくて、ただただひたすら走っていたくなる。そんな気持ちをぐっと抑えて。
気持ちいいなぁ(・ω・)

岬には、無料のキャンプ場がある。そして、サロマ湖が広がっている。

最高やね 歩いてみたくなる
めちゃめちゃ青い!

青い(´д`)。
サロマンブルーにうっとり。

目覚めたときに、こんな風景が広がっていたらどんなに気持ちがいいだろう。計呂地交通公園がある限り、ここでキャンプをするのは難しいような気もするけれど、一度はここでテント泊をしたいものである。きっと蚊は多いんだろうけど。

ちょっと入って〜! 続いては、少し道探し。どの辺りなのかよくわからないので適当に入ってみる。
あ、あったあった。 どこ走っても気持ちがいい。
みつけた(*´艸`*)
ずらり!

歩行者優先の標識がやたら掲げてあるへんちくりんな道である。だから何だ、という感じではあるけれど、一応見れて満足。

その後向かった先は、ワッカ原生花園。

人少ないね

お馬さんもいますよ お馬さんも待機。

入場料は特に必要でもなく、遊歩道がいくつもあるようなので天気もいいことだし歩いてみる。
いい天気(・∀・)
ツリガネニンジン エゾフウロ
キタノコギリソウかな? ハマナス
サンゴ草が綺麗だね(*´艸`*)
東屋まで歩いてみるか

遊歩道からアスファルトの道に出て、見えた東屋まで歩いてみることにした。
歩いているのはわたしくらいで、数少ない観光客は皆、レンタサイクルを借りて周っているようだ。

了解!
よく見えるね(・∀・)

オホーツク海側へ出ると、知床連山が綺麗に見えている。

駅長さんに勧められて来てみたワッカではあるけれど、ここについて何も知らないわたし。
はて。レンタサイクルを借りず、この近辺を歩いただけで後からしまった!と思うことはないだろうかと、ふと気になってiPhoneで調べてみた。

ワッカの水?ここから約4キロ?

歩けない距離ではないけれど往復2時間である。よし、これはレンタサイクルを借りに戻るとする。ギアつき、600円なり。それにしても暑いくらいの今日の天気。ライトダウンなんてもってのほかである。

さぁ、出発進行(・ω・)。

レンタサイクルで出動

せっかく天気がいいので、まずはワッカの水とは逆方向の道を走ってみる。左手にはオホーツク海。右手にはサロマ湖。両方が見渡せる。この先には何があるのだろうかとどんどん漕いで行く。あんなに頼りにしていたヒートテックが、今日ばかりは憎いくらいだ。

チャリンコ日和
昔のサロマ湖口だって
折り返しですー何にもなかったw

漕いだ先には折り返し地点とだけ書いてあり、特に何もなかったのは少々残念。もう少し道が続いているようだけど、ここで折り返すことにして、反対側の先のワッカの水へ向かうとする。

ただ、反対側を見ると、空がどうも怪しい。

・・・と東屋まで戻ったところで雨が降り始めた。やっぱり降るのか。あんなにスコンと晴れていても雨が降る。天気が不安定極まりない。もう慣れたけど(笑)。しばらく待つと止んだので、ワッカの水まで3キロ(ほど?)、全力で自転車を漕いで行く。

反対側の空は・・・ しばし雨宿り・・・
第二湖口
ダート(゚Д゚)

サロマ湖の第二湖口を越え、ダートを走り、到着。

早速コンコンと湧き出す水をゴクゴク飲んでみる。不思議。実に不思議。

ここは、オホーツク海と汽水湖であるサロマ湖の間にある砂州。湧き出す水は海水であるような気がするのに、どうして真水なんだろうか。誰か偉い人教えて。

到着〜!
ワッカの水 コンコンと・・
写真撮るのむずかしかった(笑) 不思議な場所だね

いつの時代からの贈り物なんだろうかと思いをはせる・・・ロマンがあるわ(´д`)。

ちなみに、琵琶湖(滋賀)、霞ケ浦(茨城)に次ぐ3番目に大きな湖がサロマ湖。霞ケ浦って出て来にくいよね。そもそも名前に「湖」がついてないし(笑)。

さて、すっかりもうお昼。
レンタサイクルを返却して、どんどん進んで行こう。

今日の宿はどこにしようか。
クリオネ(斜里)は近すぎるし、ウトロか羅臼のキャンプ場か。野付半島エリアまで行ってもいいかも。

ホタテ〜!
あら、雲行きが・・・

そんなことを考えながら走り、卯原内(うばらない)のサンゴ草を見に立ち寄ったところ、大雨開始(゚Д゚)。

カッパも着てなかったし、タイミングがよかったと考えていいのか。トイレ前の屋根のあるところに避難し、しばし雨を眺める。しばらく待つも、全く止む気配はなく、シブシブ雨装備にする。

大粒の雨に打たれながら、どこに行こうかと考える。

他にお客さんのいないオカモトセルフのスタンドでゆっくり給油をして(ちょっとだけ雨宿りして)、少しため息をついて、寒いなぁなんて思いながら、全く去年と同じだな、と思って心の中で苦笑いする。去年もここを走ったとき、同じことをして、同じことを思ったんだった。

意を決して、冷たくなったグローブをはめる。

一旦は通り越したけれど、やっぱりと思ってクリオネへ向かう。

去年居心地がよかったライダーハウス。比布で一緒だったSR女子もいるかもしれない。

クリオネ到着

部屋は違ったけれど、SR女子にも無事会えた。500円で利用できるライダーハウス。女子に限っては、ライダーハウス利用者も、ゲストハウス側の温泉とトイレが利用できるのは変わっていなかった(ただし、19時から21時まではゲストハウスの方優先で利用はできなくなっていたけれど。これはライダーハウスの女子のみの特権)。

ただ、部屋に入ってびっくりである。ベッドがあり、ついたてがあり、枕元の電気があり、ロッカーまである。6人用。

500円でこれはすごいけど、誰がいるのか全くわからない。去年までのような雑魚寝が好きだったけどな。

女子部屋変わりすぎてた・・ ライトつき
温泉 貸し切りOK

濡れていたものを干し、温泉で温まってから、SR女子と比布を出た後からの話をした。

夕方になるとアルバイトに出ていた女子も戻ってきて、そのうちの2人とおしゃべり。
話をしていると、そのうちの1人のお姉さんは、同じ兵庫県の人で、今年比布のブンブンハウスでに日違いで泊まったらしく(わたしが管理人さんに電話をしたとき、隣にいたらしく、お姉さんはわたしのことを知っていた)、実は去年も同じ日にこのクリオネに泊まっていて、わたしが何気なく撮った写真にお姉さんのバイクが写っていたことが判明した。多分、去年は顔を合わすことはなかったけれど。

もう一人のちびっこ女子に知床クルーズについて話を訊く。でも、話していても、みんな自分のエリア(ベッド)にいて、つい立越しに話すという変なスタイル(笑)。

夜はセイコーマートで買っていたものを適当に食べる。2人とお話して、ブログを書いて、本を読んでいると22時には眠たくなってきた。

フカフカの布団でゆっくり眠れそう。

と思っていたけれど、まさか夜から朝にかけて、いろいろ起こるなんてこのときは思ってもいなかった。


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※本日のルートですが、少し違いますが大体こんな感じということで。

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