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| バンバンと行く、北海道ツーリング+α ２０１４ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| １６日目：２０１４年９月２０日（土） 雨のちはれ、夜は一時雨 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| バンバン走行距離：２０７．５ｋｍ | 出費：２，８０８円 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ●出発地● 北海道斜里町 クリオネライダーハウス |
●宿泊地● 北海道標茶町 多和平キャンプ場 |
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●移動概要● 斜里→開陽台→多和平 |
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６時過ぎ起床。雨か・・・でも今日は必ず出発する。 昨夜も酔っ払い事件があったものの、まだ日付は回ってなかったから許してやるとしよう。もしかして、あの酔っ払い女子、毎日やらかしているのでは。 もう出ていくし関係ないけれど。 初めてキッチンに足を踏み入れたけれど、まぁとにかくテーブルが沈没者のものらしき荷物で占拠されていてまともに使えない。 お湯だけもらって、荷物を減らすためにラーメンを食べることにする。外なら広々。そして昨晩から今朝にかけて降った激しい雨も嘘のように上がり、いい天気になった。今の北海道の天気は、女心以上に気まぐれである。 早くに準備はできていたのだけど、SR女子も本日出発とのことで待っていると１０時を過ぎてしまった。
SR女子ともこれでお別れ。比布に斜里に。本当にありがとう。日本一周するなら兵庫のときに寄ってね！と言おうと思ったけれど、日本一周はしないみたいである。残念。
周りのお父さん方とワイワイおしゃべりして出発進行。 まずは近場の天まで続く道へ。姉さんに道を教えてもらったので迷わず行くことができた。名もなき展望台があるそうだけど、バスが停まっていて少々がっかり。バスが停まるようなところに「名もなき」なんて言われても、ねぇ。 |
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正直なところ、斜里近辺の道を少し入れば、こういう風景は見れるのと思うので感動は薄い。１回くらい来るのも悪くはないかしら、というレベルである。 ジャガイモ畑をパチクリしつつ、向かった先は開陽台。
道東にいたころに何度も来ているし、そんなに景色は丸くは見えないのだけど(笑)、このエリアに来ると立ち寄りたくなる場所である。
展望台に上がって見渡すと、今日は今のところテントは一張りもない。 今日の宿はどこにしようか。 時間はまだ１２時半。とりあえず偵察しておくかと、調査に入る。 開陽台の裏にある広場がキャンプ場として無料開放されているのである。 細い未舗装道をバイクで走れないと、駐車場から荷物を持って大移動しなくてはならないのと、展望台のトイレが夜間閉まるので、駐車場まで行かなくてはならないのが難点。
見たところ、バンバンだと問題なくキャンプ場側まで走って行けそうである。 しかし考える。 この天気に無料のキャンプ場。申し分ないのであるが、多和平はどうだろうかと。 考えて考えて、贅沢な悩みだなぁと思いながら、時間が早かったこともあり移動することに決めた。
今日のわたしは足元から完全雨仕様である。今までの裏切られた確率を考えて、カッパ着用だったのに、結果的に本日の活動中は１滴の雨も降らなかったというね。 ライダーあるあるだけど、備えたときに限って雨に当たらないなんて本当むかつくわ(笑)。 それより、こんなに晴れていても信じることができず、最後までカッパを脱ぐことができなかった不信感満点の自分の気持ちがちょっと悲しかった。
北海道ツーリングに初めて来たという大阪の超ノリのいいお父さんに写真を撮ってもらい、しばしおしゃべり。関西ではもっぱらキャンプツーリングだというのに、今回初めての北海道ということですべてホテル泊にしたため、今日野付半島まで行った後は、釧路まで帰らなきゃいけないらしい。 身軽でいいけどね。連泊ならなおさら。でも、必ずそこまでたどり着かなきゃいけない縛りがあるのは、なかなか大変である。（そして、お父さんもすべての宿を予約してきたことを後悔していた） ここでの「大変」という意味は・・・ 北海道は広すぎるから、行くつもりの場所が雨でもほかのエリアは晴れているということもよくある話である。天気予報を見て予定を変更したくなるときもあるし、ふらっと立ち寄った場所があまりに素敵で、留まりたくなってしまうそんな気持ちを抑えて予定通り行動するのが大変、という意味である。 そして思い付きで留まれるほど、キャンプ場、ライダーハウスや民宿などを含めたら、宿泊場所を探しやすい北海道。宿泊問題は、野宿をしない方針のバンバンとわたしには大きな問題である。 寝床が見つからない不安は勘弁であるが、北海道では選択の数としても、費用面からみても、「直前にその日泊まる場所を決める」ということが大きな問題に繋がらないことがありがたい。だから、フットワーク軽くしておきたいと思うのである（荷物になるけどテントを持って行ってしまう）。 そんなこんなで、お父さんを見送った後は、依然カッパを脱がぬまま多和平方面へトコトコと走りだした（カッパは防寒具としても最高だけどね）。途中で鬼気迫った牧草ロールを発見し(笑)、
去年と同じ（？）虹別のホクレンで緑のフラッグをゲットして４色コンプリート。 天気の良い多和平に突入。 見慣れた芝生のキャンプ場のはずなのに、ここに我が家を建てれると思うと今までとは気持ちが違うのか、自分でも驚くほどにテンションが上がって３７０円を支払ってそそくさと中に入った。
どこにしようか迷ったけれど、現在テントは遠くにある１張りのみ。 よし！ここはど真ん中やな(・ω・) サイトの中央に我が家を建てた。少々トイレや炊事場が遠かろうが、地面が斜めになっていようが構わない。遅い昼食を残り物で済ませた後は、テントの入口を開放してテントでゴロゴロ。フカフカの芝生で極楽極楽。 少し日が傾いてから展望台へ。
遠くから牛さんを観察していると、おや？
５コマ漫画のようなものが見れた。牛さんあんなにツンのめって走ったのにね(笑)。（ちなみに、瞬間だったら牛さんも早く走れるのですよ。昔脱走した牛さんを捕まえようと旦那さんがバイクで追いかけたところ、時速４０キロでも追いつけなかったそうなので。） さてと。暗くなる前にと、摩周温泉の泉の湯へ向かった。 片道２０キロと遠いけれど、初めて北海道に来たときにここもアニーと訪れた思い出の温泉。駅の方が親切に安い浴場を教えてくださったのだ。１９９９年当時１５０円だったけれど、１５年たった今もたった２００円だったことに驚きである。昔ながらの浴場で、ほっと一息。
泉の湯に着いたときは１７時で明るかったのに、１時間後近くのスーパーに行くともう真っ暗。暗くなる時間も早いし、暗くなりだしてから真っ暗になるまでの時間がどんどん短くなっていているように思うのは気のせいか。
今日、温泉に出かける前に、計呂地交通公園で一緒にホタテを食べたなにわ男子と多和平で会い、クリオネで一緒だった男子にスーパーで会った。会う日は会うもんだなぁ。 なんて思いながら、バーベキュー棟でブリの照り焼きを焼いてつつきながら晩酌。今日はわずか３張りしかない静かな多和平。そうこうしていると、しとしとと雨が降り始めた。やっぱり降るんだ(笑)。 空を見上げても黒い空が広がっているだけ。こりゃ今日は星空は望めそうにない。それにしても冷えてきた。あったかくして眠るとしよう。 この日のほぼリアルタイムブログはこちら。 ※本日のルートですが、少し違いますが大体こんな感じということで。 |
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