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バンバンと行く、北海道ツーリング+α 2014 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
24日目:2014年9月28日(日) 快晴 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バンバン走行距離:286.9km | 出費:4,397円 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●出発地● 青森県深浦町 行合崎キャンプ場 |
●宿泊地● 秋田県西目町 にしめ湯っ娘ランド |
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●移動概要● 青森・深浦→十二湖→秋田・男鹿半島→西目 |
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7時。ゆっくり目覚めた。 ファスナーを全開にすると、気持ちのいい景色が広がっていた。うひゃー(*´ω`*)。 なかなかよいところに居を構えていたらしい。日曜日だからか、遠くに釣り人が多く確認できる。 辺りを散歩してみると、遠くに1張りあったテントが目についた。このあたりのバイク乗りのお兄さんらしいけれど、どうやってバイクであそこまで行ったのだろう。 |
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持っていた水やらウェットティッシュやらで、誰かに会っても恥ずかしくない程度に身支度をしてから撤収作業である。どんなときも常にいろはすの500mlペットボトルに水を入れて持ち歩いていたけれど、本当に水は重要だと感じた次第。加えて、その使い方。 闇が迫ってくる中でテントの設営作業は何度かしたことがあるけれど、今回の不安材料は、何といっても犬のう○ちであった(°ω°)。キャンプ場なのだろうけれど、転がっていそうな雰囲気満点だったのだ。 撤収途中の様子からすると、その杞憂に終わったようではあるけれど(笑)。 さて、トイレに行きたくなる前に、出発しちゃいますか。 昨日ここまでちょっと無理をして進んだのは、これが理由。 朝いちばんのお風呂に入りたくて深浦に泊まったのだ。朝いちの時間に余裕で間に合うはずだったのに、まさかの案内板スルーで30分も遅れて到着したのは自分でもびっくりしたけど、気にしない気にしない。 かの有名な、不老ふ死温泉。目的はもちろん露天風呂である。まずは内湯で身を清めてから、一旦服を着て露天風呂へ。ひょうたん型の露天風呂に入りたかったけれど、そちらは残念ながら混浴。男性が入っていたため断念した。誰も居なかったら入れたのになぁ。ちっ。 しぶしぶ女湯に入ったけれど、狙い通り誰もいない貸し切り状態だった。眼下に広がる日本海。遠くに見える釣り人たち(ってことは向うからも・・w)。頑張ったら混浴が見えそうな低い塀(ってことは向うからも・・・w)。 でもでも、そんなこと、どーでもいいと感じちゃうくらい、開放的な温泉だった。目の前にはただ、広い広い海が広がっているだけなのだから(*´ω`*)。 残念ながら夕日が沈む時間帯は宿泊者の方のみ入浴可能で、日帰り温泉の人は利用できない。いつかこの温泉に浸かりながら、時間をきにせず沈みゆく夕日を眺めたいものである。 続いては十二湖の青池へ(近くの駐車場だとバイク100円、少し歩いてもいいなら、手前に停めれるところはある)。しばし、テクテク歩いていくと、木の葉まみれの青池が広がっていた。あんまり多いもんだから、「網ですくえばいいのに」 最初はそう思ったけれど、眺めていると不思議なもので、木の葉がだんだんと金粉に見えてきた。だいぶわたしの目はおかしいようである(笑)。前は金粉なんてなかったけれど、どっちの青池もわたしは好きだな。青いインクを落としたようなこの池の色は、潔くて、まっすぐで、清々しい気分になる。 駐車場でご飯を食べて、南下スタート。 去年同様、特に灯台を必ず訪れようと思っているわけではないけれど、今日は偶然にも2基見つけられた。チゴキ埼灯台。もうここは秋田県。 さらに進むと 赤と白の灯台を発見。鵜ノ埼灯台。 どんよりしていた空も、男鹿半島に向かうにつれ、どんどん色が変わっていった(*´ω`*)。 青い空に 青い海。 さわやかな風を思いっきり受けながら、バンバンとトコトコ半島の先へと走っていく。端っこに向かって走る・・他の目的地とは違う高揚感。わたしにとって、至福のときである。 目的地にたどり着きバンバンから降りると、そこはもうライトダウンでは暑すぎる本州の世界だった(笑)。周りには半袖の人もいる。南下するにつれ、少しの間忘れていた夏を思い出していくのだろう。 上着を脱いで、歩いてみる。 芝生の上で、ちょっと寝たいなぁ、と思っちゃうくらい気持ちいい。 何をするでもなく、景色を眺めてゆっくりと時間を過ごしたのち、バンバンに跨る。こうして考えると、1日の3分の1はバンバンの上で過ごしていることになる。いつもお尻をやさしく包み込んでくれるフカフカシートに感謝である。 適当に走っていると、ようやく探していたババヘラアイス屋さんを発見できた。目印は派手なパラソル。ババがヘラを使ってかわいいアイスを作ってくれるのだ。 たった1個200円で、何でもない道端に花が咲いたね(*´ω`*)。おばちゃんとひとしきりお話をして去る。ババヘラやさんは6軒(6会社?)ほどあるようだ。さっぱりしていて何個でもいけそうである。 他にもないものかと探していると、道の駅てんのうでパラソルを発見。 おおっと。花の様子が違うでないか。こっちは、スキ、キライ、スキ・・ってできそうなくらい花びら多いね。 しかし残念ながら、わたしのどんかんな舌では、アイスの味は、先ほど食べたものとさほど大差ないように感じられた。だけどなんだ。この心をわしづかみにする秋田文化は。メロメロだわ(*´ω`*)。 まだまだ食べる気満々だったけれど、3軒目は残念ながら見つけることができなかった。今日の寝床を調査したのち、海岸線へ出てみる。誰もいない静かな砂浜からは、ようやく沈みゆく夕日が見れそうだ。 天気が良い日はたくさんあったのに、水平線に厚い雲が待ち構えていて、この旅では一度も太陽をお見送りできていなかったのだ。最後に間に合ってよかった。もう、幾日も残っていない・・この旅の終わりが近いことを夕日を眺めながらはっきりと認識していた。 今日の宿は、道の駅にしめの横にある、にしめ湯っこランドである。1泊1食付きで2,500円。男性部屋の奥に仕切りがある簡素な造りではあるけれど、女性専用の仮眠室もある。1食は朝食でも夕食でも構わない。朝食の時間が決まっていたので、わたしは夕食に味噌ラーメンを出してもらった。 大広間で新聞を読む。え、御岳山が噴火したの?(°ω°)。 2度お風呂に入ったのち、誰も居ない女子部屋にて就寝。明日はとにかく行けるところまで南下する予定。距離も伸びるだろうから、ゆっくり眠っておこう。 この日のほぼリアルタイムブログはこちら。 ※本日のルートですが、少し違いますが大体こんな感じということで。 |
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