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バンバンと行く、SW紀伊半島の旅 2015 | ||||||||||||||||||||
1日目その3:2015年9月19日(土) はれ | ||||||||||||||||||||
バンバン走行距離:377.9km | 費用:―円 | |||||||||||||||||||
●移動概要● R425:始点 三重県尾鷲市池場交差点→奈良県・三重県の県境 |
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入口こそ、整備されてきれいでしたが直ぐに酷道を予感させる道幅となりました。少し走るとこんな案内が待ち構えていました。「R425 土砂崩れ 通行止め」です。 でもおかしいな。来る前に道路情報も調べてきたのですが、時間帯通行止めがあるかもしれないけれど、通行止めになっている箇所はどこもなかったのです。しかも、長い長いR425の一体どこが通行止めなのかこの案内には書いていないのです。 ええ、納得できないので前進することにしました。
このガードレールにステッカータイプのおにぎりが好きです。三重県の名物なのかしら(他で見かけたことはないような)。 ![]() どんどん進んで行くのですが、まぁ見事なトンネルの連続です(笑)。向うに光が見えていれば安心もできるのですが、もしかしたら貫通していないのではないかと思ってしまうようなトンネルも。
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何というトンネルか忘れたのですが、これは面白いトンネルでした。
手堀り風のトンネルに、排水溝がトンネルの真ん中にあるのです。ライトがついているだけ上等です。ポタポタと水滴が落ちてくるので、当たるとドキっとします。まだ酷道425に少し足を踏み入れただけだというのに、雰囲気ありすぎですね(*´ω`*)。わくわくが止まりません。一体どこまで進むことが許されるのか・・・
工事をしている方々を発見しました。ここは通行止めではなさそうだけど?ちょうど休憩中のようだったので、バンバンを置いて男性のところへ駆け寄ってみました。
お話によると、作業員の方もどこが通行止めかはわからない、とのことでした。特に止められもしなかったので、もうちょっと進んでみましょう。 始点を出発して15分後。 再び通行止めの案内が現れました。ここにもどこが通行止めなのかが書いていません。ゲートで封鎖しているわけでもないし。もしかしたら車はダメでもバイクは通れる(通してもらえる)パターンではないかしら。
そして10分後。中途半端なゲートが現れました。
通行止めと書いているのに、開いていました。これはますます・・・バイクは通れる(通してもらえる)のではないかという期待が膨らみます(*´ω`*)。 なんて思いながらも、実は少し考えてもいました。 今日の宿は、下北山村(奈良)のキャンプ場のバンガロー。受付の方に夕方17時を過ぎるのであれば電話連絡を下さいね、と言われているのです。この辺りの道を考えると、例えR425で向かうのでなくとも、17時を過ぎる到着にしたくはありません。iPhoneも圏外で電話がつながらないかもしれない、そんなことを思うと、確実に17時までに下北山村に着きたいのです。この道を引き返すのであれば15時までに。そんなことを思っていたのです。 時間と相談して、進むことにしました。 3年程R425を通して走れなかった原因である、土砂崩れの現場でしょうか。酷道に似つかわしくない道が現れました。土砂崩れがいかにも起きそうな場所だけど、また起こっても大丈夫なのか、見上げると少々不安になりました。
直ぐに元の幅のR425に戻り、ちらほら停車している車を見かけました。釣りに来ているのかしら。すれ違ったのはジムニー1台のみです。
相変わらずなトンネルをクリアしながら、どんどん道を進んで行きます。特別状態の悪い道も、工事をしていそうな箇所も見当たりません。 時々現れる標識やガードレールのおにぎりにほっとします。
近づくとこんなステッカーが。作った人、センスありすぎ(笑)。もしかしてこの先も、いろんなところに貼っていたりして。
今日の宿泊地が池原ダムがあるところなので、あと27キロです(ちなみに尾鷲の始点から下北山村のR169と交わるところまでが約45キロ)。ここまで平和に来たのですが、酷道425号線が少しづつ牙を見せ始めました。
見事なまでの崩落ぶりです。一体何をきっかけにこんなことになっちゃうんでしょうかね。
バンバンだと難なくクリアーでしたが、道も荒れていました。
こんなに天気がいいのに、路面は天気が悪い日のようになっている箇所も多いです。 始点を出発して45分。 いよいよゲートが閉まっているところまで来てしまいました。でも、三重県と奈良県の県境まで来れるなんて思ってもみなかったので、ここまで来れただけでも満足です(*´ω`*)。せっかくなので、バンバンを押して入り、せめて記念撮影でも。
おじゃましまーす。ちょうど14時。引き返すにしてもいい時間。
さぁ、走って来た道を引き返そうと、尾鷲方面に踵を返した瞬間。
えっ!これって・・・?
R425を約20キロ走りました(たくさん写真を撮りながら走って45分かかりました)。 |
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