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二輪免許を取りに行こう! 〜轟さんはバイクの免許が本当に取れるのか?日記〜 |
++2008年3月某日/13日目(最終日) はれ++ |
天気予報では曇りのち雨だったのに、気持ちのよい小春日和(ラッキー1)。 今日は卒業検定だ。 9:50集合だったけれど、早めについたので教室に入って1コース、2コースどちらになってもいいようにじっくりコース図とにらめっこ。 1コースは今まで練習してきたコースと順番がかなり違うけれど、2コースは1周外周を余分に周るだけで殆ど変わらない。2コースだったらいいのになぁ。 今日の受験者は計6名。わたし以外5名はメンズだ。 順番が発表になったのだけど、運よく3番。トップバッターだと緊張するし、最終だと待ちくたびれてしまいそうだから、真ん中でよかった!(ラッキー2) 今日の検定員はA先生だ。初めての先生だけど・・・面白いことを言って笑わせてくれるけれど、結構厳しそうな印象。 肝心の今日のコースだけどトップバッターのおおしば君が代表でアミダくじを引くことに。 「今日のコースは全員2コースです」 やったー(・∀・)。おおしば君、グッジョブ!!(ラッキー3) 先生から、検定に関しての注意事項・これをやったらアウトですよ、ってな説明がある。 まず、見るポイントとしては ●交通ルールを守っているか(一時停止・安全確認等) ●操作が安全かつ円滑にできているか ●メリハリの効いた運転ができているか ●運転姿勢はよいか・・・特に足のつま先やニーグリップなど なのだそうだ。 で、検定中止項目:これをやったら一発で終わりなのは ●バイクを倒してしまう ●同じところで4回のエンスト(発車できないとみなされる) ●踏み切り・坂道発進で1m以上下がってしまう ●青信号を1つ見送ってしまう(円滑な操作ができないとみなされる) ●1分以上のムダな停止 ●暴走してしまう ●一本橋での脱輪 ●一本橋でのエンスト(エンストしてエンジンを掛けて渡りきってもNG) ●踏み切り上でのエンスト ●スラロームでコーン接触・コース脱 ●S字・クランクでのコーン接触(S字・クランクでの足つきは減点のみ) ●S字・クランクでのバック操作 ●急制動で2本目で停止なのに3本目までオーバーして停止 なのだそうだ。まだあったかもしれないけれど、メモしたのは以上。 一発退場だとアナウンスをされるそうなので、とにかく一発でアウトなことさえせず、何とか走りきれたらどうにかなりそうだ。ちなみにコースを間違えても間違えたことに関しては減点の対象にはならない。先生がアナウンスで誘導してくれるので、前進でコースへ復帰する。その際、前進するときは、減点対象になるので指示器などしっかり出さないといけない。 減点方式で100点満点中70点が取れたら合格。急制動に関しては、ブレーキが早すぎたり、速度不足の場合で惜しい場合は、もう一回やり直すチャンスがあるらしい。やった!(ラッキー4)ちょっと気楽になる。 検定は11時から。30分ほど時間があるので、コースを下見したり、準備運度したり。先生が出てきた。いったい今日の検定用のバイクはどれだろうと、マジマジ見ていると出てきたバイクは12番!! うん、バイクまでもが希望通りである(前回の日記参照・ラッキー5)。 天気よし、願っていた2コース・順番は3番・急制動では惜しかったらやり直しあり・昨日乗って試していた12番バイク。合格できそうな条件が揃っているではないか。こりゃカミカゼが吹いているな、うむ(大げさ)。 11時。 みんな当然走る人を見ているわけで、視線を感じながらの走行になる。トップバッターのおおしば君は、いつも上手なのにやはり1番手の緊張からか、急制動で右足を着いてしまっていた。2番目のお兄さんはすごく落ち着いていて、1箇所指示器出し忘れなだけで、後はばっちりだった模様。 ・・・はぁ。緊張してきた。 3番手のわたし。「じゃぁ、轟さん、ならし運転をしてください」と先生のアナウンス。 慣らしは100mと決まっているそうで、半周だけ周ることができる。慣らし走行中は点数に入らないのだけど、乗車だけはチェックされる。 後方確認・エンジンを掛ける前にミラーチェック・エンジンON・指示器・後方確認・スタートだ。慣らし運転が終わったらまた出発地点に戻り、「それでは轟さん、そのまま2コースを走行してください」と合図があったら出発。 まずは外周→交差点進入→外周→踏み切り→坂道発進→S字→スラローム→クランク・・・ 1本目の直線で40km/h出なかったかなぁ?少し指示器を出すのが遅れたり、S字を出たときにちょっと膨れたりしたものの、ヒヤっとする場面もなく結構うまくできているんじゃない?と少し余裕ができた。 一旦横断歩道で止まり、大きく深呼吸をしていよいよ最後の急制動&一本橋だ。 「少々ならもう一回やり直しができるから大丈夫」 「昨日最後にうまくできたんだから大丈夫」 「しっかりアクセルを回してもちゃんと止まれるから大丈夫」 大丈夫・大丈夫と言い聞かせてGO! カーブ手前で2速に蹴り上げ、アクセルを回し、3速へ。コーンも40km/hちょっと超で進入、ブレーキもいつも早すぎるけれどうまい具合に掛けはじめれた! よし! フラっとして右足を着くこともなく、線ちょうどで停止。やったぁ!今までで一番綺麗に急制動ができたかも。一本橋も大きく深呼吸をして進入。難なくクリアできた。うん、テストでも、練習どおり(急制動に関しては練習以上)できたと思う。 急制動のやり直しがある場合、もとに戻ったときにアナウンスがあるのだけど、それもナシ。無事に終わることができた。後方確認をしてバイクを降りた後は、何なのかよくわからないけれど、全身がガタガタ震えてきた。 あー終わったんだ。 ポカポカ陽気の中、心地よい緊張の疲労感と、安堵感とを感じながら、後残りの3人を見守る。できる、できる!!エンスト等あったりもしたけれど、みんな大きなミスもなく終了。 フロントで合格発表を伝えられる前に、検定の先生から「全員合格予定ですから」と告げられみんな笑顔に。 後は、免許センターでの手続きの方法を教えてもらったり、書類をもらって終了。 中の手帳に、「今日の点数が書いてあります」と言われ、恐る恐る開けてみると90点。おー!わたしにしては予想外の高得点(・∀・)。ギリギリで受かるよりかは気分的にいいものだ。 本当は、その足りない10点は何なのか、ということを考えなくちゃいけないんだろうけれど、今日のところは、全て1発でクリアできたことを素直に喜ばせてください(笑)。 免許、取ったどー!! と言うわけで、轟も免許センターに行って、免許証を更新してもらえたら晴れて二輪乗りの仲間入りです。 んーAT免許なわたしには、ギアだのクラッチだのチンプンカンプンでよくわからなかったけれど、コカすこともなく、延長もなく、結構無難にクリアできたような。やるじゃん、わたし!! ・・・って、うそです(笑)。 本当はちゃんと取れるのかな、とか、何かうまくいかないとションボリしたりとか、凹みまくりでしたが。そんなわたしでも、ノラリクラリとなんだかんだ合格できたってことで。 おめでとう!!あたし。若い子に混じって、よくやった!! さぁ、4月になったらVANVANを迎えに行こう!(・∀・)ニマっ。 というわけで、轟さんは無事にバイクの免許が取れました。 わたしで取れるんだから、「取れるかなぁ」と心配している人も、心配することなかれ。先生に訊いてみたけれど、どんなに時間がかかる人でも、倍の補習を受けたら受かっているそうです。メンズでも1〜2時間の補習はよくある話だそうで、恥ずかしがることはないとのこと。 できないことをできるようにしてもらう学校ですから。ね?(←と、行く前にみんなに散々言ってもらったのにそれでも不安だらけだったわたしです)あと、わたしが車の教習所(実家の愛媛ですが)に行っていた約10年前よりははるかに先生は優しいと思います。 まぁ、教習所・先生にもよるとは思いますが・・・お迎えのバスの運転手さんと話していたら、潰れた教習所もあるらしく、少子化に伴い生徒の獲得合戦はそれは熾烈だそうで。いまどきスパルタ式は流行らないんでしょうね。 先生が怖いかも、という心配はしなくていいと思います。運転という危険と隣り合わせのものを教えてもらうわけなので、ある程度の「厳しさ」は必要だとは思いますが、必要以上に気構えなくても大丈夫だと思います。関西なので結構キツいこと言われるかな、と思っていたわけですが、こちらが萎縮することなく、ごくごく普通に教えてくれました。 車のときは合格したとき、「もう二度と行かなくていい」っていう気持ちがすごく大きかったですが、今回は少し寂しささえありますから(笑)。まぁ、その車のときのその思いがあったから、今回再び教習所に行くのに二の足を踏んでいたわけです(苦笑)。 それにしても、教習の後、こうしてチマチマ書いていた日記は役立ちました。必ず教習に行く前に読み直して、気をつけるべきところを再度頭にいれていました。イメトレ、これ大事です。 あーヘルメット買いに行かなくちゃ(・∀・)。とにもかくにも、うれしいです。今日、眠れるかなぁ。にたにた顔が緩みっぱなしです。 おしまい。 |
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