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2005年4月25日(月) はれのちくもり <15日目>
出発地:鹿児島県 喜入(きいれ)町 道の駅 喜入 現在地:鹿児島県金峰町 
道の駅 きんぽう木花館
走行距離:154.0km ★ 計:2335.5km 出費:1430円 
★うちわけ★
温泉代:900円 食費:530円 


鹿児島県・ゆびやどにて埋まる。


今日はのんびり。
目が覚めて太陽が出ていると本当にテンションが上がる。道の駅喜入にはお風呂があり、10時に開くらしい。昨日は到着が9時をまわっていて入りそびれたから、待ってでも入りたかった。とてもいい広場があったので、そこでごはんを食べたり、水汲みをしたり。

さてさて、そろそろ10時ですか、と思って行くと本日休館日とな。

ホント、やだ(´Д`)。
気を取り直して、南下開始。指宿へ。

ええ、知ってますとも、「指宿」。あの砂むし風呂で有名なあそこでしょ?ゆびやど。わたしはそう信じて疑っていなかった。ところが道路案内の「指宿」の下に打ってあるローマ字。

・・・?
Ibu・・・?
Ibus・・・?
え?イブスキ?!

イブスキ温泉もわたし知ってたよ。指宿も知ってたよ。でも指宿=イブスキだったなんて!キンキンとうつみみどりが夫婦だと知ったときほどの衝撃よ。ホント、ホント、いや、マジで。

よかった。

「今からどこに行くの?」
「ユビヤドで砂むしのお風呂に入ってきます、エヘ」

だなんて言わなくて。

日本の地名って難しい。おいしそうな「特牛」=「こっとい」、おばあちゃんたちが平和に暮らしていそうな「安心院」=「あじむ」。読めんって(笑)。

そんなこんなで指宿にどうにかこうにか到着し、砂むし会館へゴー!
ご存じないそこのアナタのために砂むし風呂の手順をご紹介したいと思う。

1:2階受付にてお金を払う。(砂むし=900円・温泉だけなら600円)
2:そこにて浴衣を受け取る。

 
砂むし会館・立派だよ

3:無料ロッカーにて荷物を置き、すっぽんぽんになり浴衣を着る。
4:小型タオルを一枚持って海岸に出る(パラソル・サンダルは貸してもらえる)。

変身

5:こんな感じのところへ行き、おばちゃんの言いなりになる。

素直に従うと

6:おばちゃんたちに埋められる。

完成

いつ出てもいいのだけど、大体は10分程なのだそうだ。わたしはちょうど10分で出たけど、じんわり浴衣が湿っていたという感じ。初めての体験だけど、気持ちよかったー。

働いているおばちゃんがこの時間帯は暇で暇で、と言っていた。5月のGWだと待ち時間ができるほどの大混雑なのだそうだ。だからのんびり入れた今日、この時間に入れたのはとてもラッキーだったと思う。

7:砂むし人専用の場所で浴衣を脱ぎ捨て、シャワーを浴びて通常の温泉コーナーで汗を流す、という流れである。と言いながら、わたしは砂むしに入る前に体のベトベトが気になったので、お風呂先に入っちゃったんだけど。

「干潮時に現れる砂州。知林ヶ島へ歩いていける」という案内を発見したので行ってみる。

調べると砂むしからほど近く、県道238号線にあるようだ。今干潮か満潮かもわからないけど、何となくうまい具合に干潮で行ける気がするのは何故だろう。

やっぱりね、見えた見えた!砂州。顔を出してくれていると思ったんだよね。

砂州登場 県道238、花だらけ!

田良岬あたりに駐車場があったので停めさせてもらい、サンダルに履き替えて砂州を歩いてみる。砂州をこうしてじっくり歩くのって初めてかも。もちろん途中でサンダルを脱ぎ捨て裸足にて爆走。砂って歩くのに力いるから、往復50分以上かかっちゃった。なかなかいい運動。

まぁ、50分かかったのも貝殻拾ったり、砂浜に打ち上げられた、ドンクサイくらげに砂をまぶして巻き巻き、オムレツ風にしていじめたりしていたからなんだけど(子供)。

    
耳のあるクラえもん 作:かおり

実家の近くに海(歩いて3分)はあるのに、随分砂遊びなんかしてなかったから。あー楽しかった。

快調にR226を走っていると開聞岳を発見。時間はもう14時。登るのには遅すぎた。最南端の駅があるというので行ってみる。枕崎の近くであることは知っていたけど、そうかここ西大山駅がJRの最南端の駅だったんだ。ちなみに北は稚内駅(北海道)、東が根室駅(北海道)、西が佐世保駅(長崎県)。これは制覇したくなっちゃうね。

  
JR最南端駅到達 開聞岳をバックに

それから本日の道の駅を目指したのだけど、20キロ以上過ぎて道を間違えていることが判明(死)。わたしの場合カーナビを買っても道を間違えそうな感じさえする。今日の道の駅は場所は結構いい感じなのに誰もいなくて寂しいなぁと思ったけれど、暗くなってからキャンピングカーが登場。さて、スパゲッティでも作って食べてから寝ようかな。

携帯の充電がないや。パソコン、携帯、デジカメ。充電を上手くやっていくのも、なかなか難しい。

 
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