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2005年6月8日(水) なんちゃってはれ <59日目>
出発地:秋田県潟上市 道の駅 てんのう
現在地:青森県深浦町のゆとり駐車場のひとつ  
走行距離:200.8km ★ 計:9307.0km 出費:1510円 
★うちわけ★
食費:677円 観光費:150円
生活費(ケース・本・カセットボンベ):683円 
GAS:1621円


秋田県 →青森県・男鹿半島をぐるっと、のんびり。

昨日はヤ〇車がブイブイいわせていて、12時半くらいまで怖くて歯磨きに出られなかった。まぁ、比較的いいところに車を停めてたから安心だったけど・・・お風呂も400円で広くてよかったし、駐車場も広くてよかったけどね。朝起きたときの駐車場の散乱具合はかつて見たことないくらいすごかったです。道の駅の方、朝から本当、ごくろうさまです(ぺこり)。

昨日、なかなか寝れなかったもので、寝る間際に一本20円で買ったきゅうりをマヨネーズでボリボリ食べたせいか何だか胃もたれが。洗濯やら、水汲みやら、本を見て調べごとをして8時過ぎに出発です。

それにしても、この辺りは今まで通った中で最もガソリンが安いエリアです(嬉)。この道の駅の辺りのR101はほぼ110〜115円!!本当に素晴らしい。この辺りの人がかなりうらやましいです◎。実は日記には書いてないのですが、とある所で入れたところなんと135円というところがありました。たった1リットルで20円の差。やっぱり値段のわからないところで「満タン」とは言えませんね。

男鹿半島は入道崎以外に、他にはこれといってなかったのですが、せっかくなので県道59号線でぐるっと周ってみることに。途中、車が止まっていない、すぐそこに水場とテーブルと椅子のあるいい駐車場があったのでそこでスパゲッティを作ることにした。

今日は、はれと言えばはれなんだろうけど、ちょっと青空に白を混ぜたようなくもりとはれの中間のような感じで日差しもやわらかく、いい感じ。茹で上がるまで、蔵王で半分読みかけで止まっていた「錦繍」を読むことにした。食べ終わってからも夢中で読んだ。そして最後に涙がホロリ(;∀;)。輝ちゃんの長編がやっぱり好きだ。今日ブックオフに何か探しに行こうっと。

余りに夢中だったので、ガヤガヤする声にはっと顔をあげると、ツアーのおばちゃんにいつの間にか囲まれてるジャン。飯ごうもガスボンベもテーブルの上に散らかしたままだったので慌てて撤収。現実にすぐさま引き戻される。すっかり自分の世界に入り込んでたわよ(汗)。

この辺りも奇岩が多くて走っていて全然飽きない。気持ちいいね。
潮瀬崎というところを発見したので下りてみることに。灯台があったので歩いて行くのだが、サンダルのため大苦戦。やたら白い岩肌だったり、海の中にある岩は黄色かったり。どうしてなんだろうね。ふーむ。

何で岩が黄色いのかな 奇岩だらけ

しばらく停めておくと、車内はウダルような暑さなのだけど、走ればさわやかさ満点の気温。ちょっとガスがかかってるようだけど、景色もいいし最高です。

うーん、爽快

そしてしばらく走ると男鹿半島の最北端、入道崎に到着。ここに来るまでにあまり車に会わなかったのに、思いのほか賑わっていてちょっと予想外でした(失礼)。

散策すると、団体さんの記念撮影スポットになまはげさん(注・なまはげとはこの地方の奇習で国の重要無形民俗文化財)が座っているのを発見。ツンツン・・・置物だよね?団体さんがやって来ているので急いで写真を撮らせてもらう。

入道崎に来たのは、やっぱりこの白と黒の灯台と、北緯40度のモニュメントの前に立ちたかったから。ちょうど青空も広がってきて、かっこいい灯台がさらに栄えて見えますな◎。灯台に登ってみたり(150円)、辺りを散策してしばらくのんびり、まったり。

なまはげさんと共に、パチリ 次は幌延の北緯45度だ! 北緯40度と入道崎灯台
かっこいいです

徐々に暑さを増してきたので移動開始。しかし、帰りに見たらさっき一緒に撮ったなまはげさんが居なかったんですけど・・・どうしてなんでしょうか(汗)。

一気に気温が上がったようで途中見つけた表示は何と28度(汗)。冷夏を願っていたけれどそうはうまくいかないようですね。これから車中泊がきびしくなるんだろうなぁ。

それからは能代でブックオフを見つけて、輝ちゃんの「森の中の海(上)」を見つけたので買ったり、マンガ・金正日のすべてをちょっとだけ読んでみたり(おもしろかったから買おうと思ったけど高かったので断念)、マックスバリューで買い食いしたり、道の駅でハンコ押してみたり。徐々に北上。

途中、道の駅はちもりにてラベンダーソフト(200円)を購入。今まで見かけてはきたけど、どうも芳香剤のイメージが強くて手が出せなかったのです。常々思うのですが、いろんな味とバニラとのミックスってありますよね?あれって邪道なのでは、と個人的に思うのですが、ミックスを食べて、バニラじゃないほうの味ってわかるんですか?(素朴な疑問)

ラベンダーソフトは期待してなかったのですが想像していたより大分おいしかったです。最後は何だかローソクの火が消えていくような感じで何食べてたっけ?って思ったけど(爆)。いい香りがして、ほぉほぉ、ラベンダーをよくぞソフトクリームにしたな、と思いましたから。

立派な東屋があったので、物色開始(?)。すると天井にありました、ありました。「たまこ」さんシール。はがれることなく綺麗にぴったりと張り付いておりました。他にもステッカーが貼ってある。みんなオリジナルの作るんだね。

ラベンダーソフト たまちゃんです

それから十二湖のキャンプ場があるらしいので行ってみるが、テント持込で何と1500円オーバー。ハイ消えた(;∀;)。フーム、せっかく時間もあるし、青池に行ってみるかな。途中、某所に立ち寄る。

中に入ろうとしたとき、おばちゃんが棒を持って出てきた。

「あの・・・」と声をかけると

「(今日の営業は)終わりました」と一言。そしておばちゃんはわたしに背を向けてその棒でシャッターを降ろし始めた。まさにシャットアウトを食らったわたし。がびーん。

「あの、この辺りのパンフレットもらえませんか」って言いたかっただけだよ。その土地の印象ってね、お天気と出逢った人に大きく左右されるんだぞ。結構ナミダでそうになったぞ。時間は16:24分だったぞ。本当は16:30までなんじゃないのか(いや16時までだったのかもしれないけど・・・)?公共の施設のくせに観光客に対してなんだ、その態度!ぷんぷん。

明日も来るつもりだったけどやーめたやめた。青池だけさっさと見て次行こう、と思ったら青池の駐車場は金を取るそうだ。他の池は取らないのに?さらに腹が立ってきて、もう入るもんかと十二湖を後にする。

しかしだ、しかし、あの青池を見ないで去っていいのだろうか。あのおばちゃんだけの態度で決めちゃっていいんだろうか。車を停めて少し頭を冷やしてみた。ふむむ、次のところに行ってみて決めよう。

そこのおねえさんは、めちゃくちゃ親切でいろんなことを教えてくれました(;∀;)。接客業たるものこうでなくっちゃね。いや、別に喜ばせて欲しいとまでは言わない。ただ、不快にはなりたくないのだ。

さっきのおばちゃんに足しても±ゼロどころか、プラスだぞ。もう、あそこには立ち寄らず、明日は早起きして近くの無料駐車場に停めて、青池まで歩いて、迷っていたけど崩山(往復3時間くらい)に登ることにしよう。そして十二湖を上から見るのだ。

道の駅まで遠く、近くにいい所がなかったからR101沿いの駐車場で寝ることにした。
道の駅より、堂々とご飯を炊けるのでいいかも。八宝菜用のシーフードと野菜のミックスベジタブルが安かったので、炊き込みご飯というかピラフというか、にしてみました。

エッジは圏外です。でも静かでよく眠れそう。明日早起きできるかな。おねえさん、ありがとう。おやすみなさい。


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