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2005年6月14日(火) くもりや雨・・・のちはれ <65日目>
出発地:北海道福島町
千軒体験交流館(旧・千軒小学校)
現在地:北海道島牧村 道の駅 よってけ島牧
走行距離:268.4km ★計:10152.8km 出費:298円
観光費(スタンプラリー帳):
100円 
食費:198円 


北海道・DO NOT BE afraid.

電気のスイッチが廊下にあったので、トイレへ行きたくなったときに暗くて困るかと電気を点けっぱなしで寝させてもらった。明るいと眠れないのだけど、寝袋をすっぽり被って寝たら途中で起きることなく朝までぐっすり。

パソコンに入っている音楽をかけて、昨日洗濯したものを移動させたり、荷物を詰めたりと何とも優雅な朝。スパゲッティを作って食べ、おばちゃんのところに出ることを伝えに行き9時に出発です。

そしてまた今日も雨。一体いつまで続くのかなぁ・・・そろそろ太陽が見たいなぁ(;∀;)。

そんなことを思いながら気分の乗らないままぼんやりと運転していたら普通にありすぎてうっかり見落としてしまうところでした。近くに赤と白の灯台がある、何ともシンプルな岬。そう、白神岬は、北海道最南端なのです。竜飛岬までわずかに19.2km。でも天気が悪くて青森は見えなかった。最〇端とかいうと、ちょっと登りだったりして幹線道路から離れてる気がするんだけどね、本当に国道のすぐそこでありました。

・・・石碑がぽっきり折れてます 北海道最南端到達

道の駅・上ノ国もんじゅにはパソコンがあると教えてもらていたので立ち寄ってみた。図書館に3台ばかりあり、基本的に1回1時間。1時間だろうが無料なんだからありがたいです。みんなの日記を読みたかったのだけど、どうしても気になってやっておきたいことがあってせっせと作業。エッジだと遅くて、なかなかできないからね。

ちょうど1時間で終了。すっきりしたけどやっぱりネットサーフィンしたかったなあ。でも自分のパソコン以外で、自分のページ見るのこわいです(汗)。

道の駅・江差でようやくエッジが入ったので日記をアップ。北海道はなかなか入らないので、更新が遅れます(ぺこり)。何やら視線を感じると思ったら・・・

イシシ^m^ 笑う門には福来たる

笑顔は忘れないようにしなきゃいけないね^∀^。

しばらく走ると、また道の駅があって荷物満載のバイクのお兄さんを発見。何やら書いているぞ?とちょっと見てみたら「TAK 日本放浪中」。見れば長崎ナンバーじゃないか!

・・・でもね、タバコ吸ってる姿がキマリ過ぎてて話しかけられんかったとです。こういうの書いてるってことは話しかけられてもきっとイヤじゃないんだよね?あーでも、ゆっくりタバコ吸いたいのかも、とか余計なことを考えてしまうとどうもダメ。あと、黒でパリッとキメてる人って近寄りがたいのだね。先入観をどうにかせねば。

そんなこんなで出発し、「可笑内(確か、オカショウナイ、と読み方で書いてた)」という地名に笑っていると、湧き水らしき表示があり慌ててUターン。600m程のところにジャンジャカ湧いているところがありました。しっかり空のペットボトルに3リットルほどゲット。その場で飲んでみたけどやっぱり水道水とは違います!

生命の泉・能登の水

走りながら、何だか今日はイマイチ面白味に欠ける日だなぁ、と。

それはズバリ、天気がよくなくて走っていても満たされてない上に、自分で何にもしていないから。ということで、セイコーマートでパンを買ってメンバーズカードを作り、場所がわからないのでおねえさんに聞き込み調査開始。

「すみません、熊の湯ってどの辺にありますか」

そう熊石町にある、無料露天風呂の熊の湯。さぁ、勇気を出して行ってみよう!

駐車場に到着すると車が2台。むむ。ということで様子を伺いに行ってみることにした。

おぉ、上から丸見えじゃん!!(汗)

しかもおじちゃんが入ってるところを奥さんらしき人がカメラで撮ってるぞ!!(奥さんは入浴してない)ちょうど別の女性の方が歩いて来たので訊いてみると、男性が2人入浴中。女性は3人いるが誰も入ってない。着替えるところは一応分かれてはいるけれど、温泉は一つしかない。2人の男性ももうすぐ出てくると思うからもう少し待ってみたらどうか。

ということを教えてくれた。ふむ、せっかくだし、待ってみますか。千葉からのご夫婦と、函館ナンバーのおじちゃんとおばちゃんの3人組とは別々に来たのがたまたま一緒になったらしい。出てくるのもほぼ一緒で、「どうぞどうぞ」と勧めてくれた。

よし、いっちゃおう!

すっぽんぽんでは
襲われたくない
こんな感じの入り口 脱衣所・この裏が温泉

ホースがあるところが温泉
すぐ横がきれいな川!!
緑に囲まれて入るのだ

おめでとう!記念すべき、初・本格的?露天風呂です(爆)。
入っている間の盗難が多いらしいので荷物も全部お風呂の近くに持っていき、誰もおらんので、バスタオルも濡らしたくないしすっぽんぽんで入浴。近くにゴウゴウと川が流れ、ぬるめが好きなわたしにはちょうどいい温度です。

・・・誰も来ませんように。

と思っていたわりに結構入っておりました(え?)。男子が来なくて本当によかったです。お風呂が小さいので。家庭用のお風呂2つ分くらい?

はぁ、やったぞ(ガッツポーズ)。一皮むけて何だかやっと大人の男子になれた、そんな気分です!!(注:女子です)結構入るだけでもさっぱりするもんなんだね。

温泉から出ると、空が青かった。やったぁ、こんな青いのひさしぶりだよ(凸)。それまで見えていた景色とは全然違って、北海道に来たことをようやく感じることができた、そんな気がした。

やっぱり青空 キラキラ

道の駅・てっくいランド大成へ行くと、先ほどの函館ナンバーの3人のおじちゃん・おばちゃんがいて、温泉話で盛り上がる。おじちゃんは大阪出身だけど今はこちらに住んでおられるとのこと。実は、今日3度目にしてようやく念願の熊の湯に入れたそうだ。

1回目は冬の雪のせいで温泉が出てなかった、2回目は何とあの温泉の周りでおばちゃんたちが大宴会を繰り広げていたために入れなかったとのことである。

「女の子一人で入るなんて勇気があってええ。怖い怖い言うてたら何にもできんから。あんたやったら大丈夫。気をつけて。ワシの娘やったら絶対(旅には)反対するけどなァ(笑)」

多分勇気のある人なんてもっともっとたくさんいて、大したことなんかじゃないんだろうけど、何だかおじちゃんはわたしの心の中を読めているかのように感じた。うん、今日勇気出してお風呂に入ったよ。

おじちゃんやおばちゃんには、話したくて自然と話しかけられた。うん、これでいいんだ。無理しなくていいんだ。

それから、道道740号線へとそれ、北海道最西端の尾花岬を目指す。

・・・目指したのに

ショック、うそやろ!! しゃーなしで漁港の前で

地元のおじちゃんに聞き込み調査を行ったのだが、トンネル工事をしているらしく、関係者以外は通れないとのこと。岬に行くなら船じゃないとムリだな。と言われ泣く泣く断念です(;∀;)。せっかく夕日を見ようと思ったのに。残念!

もう遅い時間だったので近くのキャンプ場を目指すが道がわからない。気が狂いそうなほどに信号がなく、交通量も少ないR229をひたすら走り、何故か命令形の、道の駅・よってけ島牧へとやって参りました。急いでご飯を炊いて、レトルトのドンブリです。あー野菜が食べたい。北海道は今までの調子でいくと、痛い目遭うね。早め早めの準備しとかなくっちゃ。次までのポイントが遠すぎます(汗)。

そして今日、ついに10000kmを越えました。結構走ったね。
ジム、これからもよろしくです、ナデナデ。

ゴールデンロード 茜海

綺麗でした。ひさしぶりですごくうれしかった。明日も待っています!


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