北海道・礼文島を歩く＃６、今日は歩かない。 本当に静かな夜で、ぐっすり眠ることが出来た。 ７時半頃にゆっくり起きた。いい天気だなぁ。でも気がかりなことが。それは、 溜まった洗濯物。 靴下や下着は洗っているものの、山に履いていくズボンは土ぼこりだらけ、白の上着はうす汚れ？、Ｔシャツは毎日洗っていたのにこっちに来てから洗ってません（爆）。体がべたつくのでゴシゴシしてから、今日は２度目のコインランドリーさまのお力を借りることにしました。 天気がいい日（でないと、車内に干しても乾かない、乾燥機使っても結局乾ききらない）に待つのが嫌だから今まで使わなかったけど。ゴシゴシコースでやったので１時間ほどお時間がかかります。 その間に洗濯物を干すロープを張ったりしていると、ここのお掃除をしているおばあちゃんがやってきた。毎朝会うのだけど、とってもかわいいおばあちゃんで大好きなのです。 「あそこにみつばがあるんだ〜」 と教えてくれたので一緒にみつば取りに出かけることにした。キャンプ場のすぐ側のところに、あるわあるわ（☆☆）。おばあちゃんと一緒にみつばを摘み開始。 それにしてもこっちのみつばって太くてしっかりしてるなぁ！！おばあちゃんはどんどん山に入っていく。しまった、靴履いてくればよかった（；∀；）。わたしはサンダルなので周辺でみつば捜索。ぷちっと摘むと、いい匂いが辺りに広がる。 「仕事しないでこんなこと（山菜取り）ばっかりやってんだ〜」とおばあちゃんは笑い、わたしも笑う。観光客のわたしを楽しませてくれているおばあちゃん、最高！仕事さぼろう（笑）。 あ、きのこがあった！そう言ってヤナギの木にヒョイヒョイ登るおばあちゃん。一つしか見つからなかったけれど、いいにおいのするかわいいヤナギダケ。 バ：「ヤナギの木があればキノコ生えてないか見てみたらいいんだ〜」 か：「ヤナギの木がどれかいまいちわかんない」 バ：「何でも取ってみて食べたらいいんだ〜」 か：「毒キノコやったらどうするん？！」 バ：「今は大丈夫だ〜」 本当に大丈夫なんでしょうか(；・∀・)。そしておばあちゃんがきびだんごを２つくれた。 どこまでも付いて行きます、おばあちゃん！（笑）
そうこうしていると洗濯物も完了。本当に楽しくていい時間を過ごせました、ありがとうね。ご飯を炊きながら洗濯物をパンパン。さっと茹でて、みつばとキノコのお味噌汁と、白ご飯に納豆です。何て理想的な朝食なんだろうね。おいしい。 スコトン岬の先にあるトド島。無人島なのだけど、そこへ連れて行ってくれる漁船があるとのことなので電話をしてみる。 んが。 こういうとき一人だと厳しいです。 一人でも出てくれるそうなのだけど、５人分払わないといけないそうだ。一人＝１５００円なので７５００円。せめてあと２人は欲しいけどみんな１泊で去っていく人ばかり・・・なので諦める（凹）。 あまりに天気がよかったので出かけようかと思ったのだけど、天気予報の晴れのち曇りを信じて？作業をすることにした。 昨日むっくんに送ってもらったＵＳＢケーブルがようやく到着したのです（嬉）。画質を落として撮るのは嫌だけど妥協して２２７２×１７０４→２０４８×１５３６で撮っていました。それでも１５０枚ほどしか撮れない。東北に入ってものすごくデジカメで写真を撮る量が増え、ほぼ毎日１００枚オーバー(；・∀・)（気に入らない画像をその場で消さないからっていうのもあるけれど）。そんなわたしが礼文に来て約６日間１５０枚でよく抑えれたなぁと言う感じです。でも、もう無理！なところにちょうど届きました。 しかし、一体どこでＵＳＢケーブルを無くしたのか。それとまたもや３つめのデジカメケースもなくしました。天塩のライダーハウスで確実に使ったのは覚えているんだけど、帰りにあれだけ確認したから部屋には落としてないはず。あら不思議。 つまり、画像を単にパソコンに落とすだけではなく、日記用の画像編集・６日分も待っているわけでして。しかも花の名前を調べながらだから時間が（泣）。 管理人のおじちゃんに長くなるけどいいかなぁ？と訊いたら「使え使え！」と言ってくれたので電源もあるベンチに座ってせっせと作業・・・作業・・・作業・・・あ、しかも１．５日分日記も書いてない（死）。 ひたすら作業をしていたら管理人のおじちゃんがコーヒーとおやつをくれた。ありがとう！！と言うわけで４時間ほど作業をしたら血管が切れそうになったので、３時で強制終了。天気予報通り曇って来たから今日はこれでよかったんだ、と無理やり言い聞かせた。何でも溜めるのはよくありませんね、ハハッ。 １ｋｍほどあるスーパーにテクテク歩いて買い物に行った。 船泊（ふなどまり・キャンプ場周辺の町の名前）のこういうお店って初めて入るかも！物色すると、おつとめ品でもなさそうなのに同じものでも何故だか値段が違うので油断ならない。お肉を買おうかと思ったけれど選ぶほど種類がなく、しかも一人分にしては大量（３００ｇとか４００ｇとか）。キャベツなのに、ラベルに「玉ナ」って書いてるし？！全体的に品不足・物価が高い印象を受けました。
あぁ、そうめんがあるし、ビーフンみたいに炒めてみよう。チンゲンサイとメンマとシメジを購入。船泊湯でさっぱりしてから調理開始することにしました。 いつものごとく２食分を作ろうとしたら茹ですぎ→野菜を炒めてからフライパンに麺を投入したら麺がハンドボール大で固まってほぐれない→しかも麺が多すぎて混ぜようものならしめじやメンマちゃんが暴れ飛び出る→適当に味付けをしたが麺がほぐれないので醤油にて潤いを与えようと回しかける。 すいません、長くなりましたがつまりは、
こんなときもあるさ、ドンマイ！最初はおいしく感じたんだけどなぁ。だんだん苦しくなってきた（爆）。まだ大量にあるから明日の朝も食べなくちゃ（凹）。 洗いものをしに行くとそんなわたしを近くのテントから見ていたらしい、網走からやってきたひとしくんに会う。学生で若いのに地に足がしっかり着いている感じのする、非常に好感の持てる青年だ。おもしろい男の子で若者旅人と話していて盛り上がるのひさしぶりだなぁ、と思った。っていうか、一人でこうして出会っていっぱい話せるの初めてかもＹＯ！リュック背負ってフェリーターミナルから歩いてきたっていうんだからびっくりするよ！そこまでして歩いて来たのだから、さぞかし歩きたかったのかと思いきや、 「いや〜歩きたくなかったっす」 って言うし（笑）。ビールを飲みながら話しているととても不思議な縁を感じてものすごく嬉しかった。 「じゃ、明日は２人でどこか行こうか！」 本日歩き、２ｋｍ弱。 画像の説明が青いところは、クリックすると大きくなります。 |
