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2005年7月24日(日) くもりのちちょっとだけはれ <105日目>
出発地:北海道旭川市 道の駅 あさひかわ 現在地:北海道 某所
走行距離:116.6km ★ 計:12725.0km 出費:2580円
観光費(動物園):580円
お風呂:600円 食費:1100円
宿泊費:300円


北海道・旭川→美瑛→富良野。



おはようございます。
8時起床。どんよりした曇り空。まぁだから8時まで寝れるんだけど(晴れだったら暑くて寝れない)。しかし、旭川なかなかやります。ここに辿り着く途中、おかしな道がありました。まるでパリの凱旋門を思わせるようなお日様マークのようにあちこちに伸びた道。まぐれでロータリーから外に出ることができましたが(しかも出口正解)、本当に怖かったです(汗)。

今日は楽しみにしていた旭山動物園に行く日。

この動物園は日本最北の動物園であるとともに、去年の来場者数ナンバーワンの動物園なのです。動物園好きとしては、それは何故なのか自分の目で確かめてみたいわけでして。

無料、有料駐車場が点在する中、無事無料駐車場を探し出し580円を払って東門よりいざ入場。

まず、いきなり出迎えてくれたのが「いのちの学舎」。タマゴのなかで死んでしまった鳥たちを展示していました。もう一度、彼らの命を甦らせたい、そんな願いから飼育員さんたちが手作りでつくったようです。

しかし知らないことがいっぱいでした。哺乳類が走るために普段の2〜3倍の酸素を使うのに対し、鳥が飛ぶために4〜10倍の酸素を使うそうです。なのに、酸素が薄い空を鳥が飛べるのは何故なのか。

カバの口は150度開くこと(笑)。でも、ノド辺りの幅はたった15cmほどしかないこと。

きりんの角は2本みたいだけど見えてないだけで一般的には本当は5本だということ(種類によって違うこともあるそうだ)。首の長さだけで2mあること(でも骨の数は人間やかばもきりんも同じ7本)。

いのちの学舎 こんな感じで手作り ・・喪中^^;

特にきりんは知らないことがたくさんだったので是非会いたかったのですが、何と喪中でした。

動物園という限られたスペースで動物たちが暮らしているため、動物たちが退屈になってしまう、そこでお互いを気になる存在にし、よりよい環境作りをする取り組みもしていました。最初見たとき、何でゾウとペリカンがってびっくりしたよ。

こういう取り組みを
環境エンリッチメントというそうだ

ここにはカピパラも居てめっちゃうれしかったですお食事中でハムハムしてました。でも、残念ながらここでしか会えない、シマウマとロバのハーフ・ドブラがいなかったのは残念です(;∀;)。

無理ないか? シロテナガザル
かわいい

フタコブラクダくん
ぽへ〜
カピ様

後は、北海道の涼しさがいつも読んでくださっているみなさんに少しでも届けばと願って。

ごまちゃん
気持ちよさそうだね
よたっていましたが

旭山動物園、実にすばらしいところでありました。欲を言えば、ラクダコーナーにも手作りの何か作って欲しかったけど。

そして、駐車場近くの食堂にて、和寒産のジンギスカン300gと野菜つきで800円だそうなのでライス(100円)と共に頂くことに。外のテーブルでお待ちください、と言われ、なぜだと思ったら鉄板持ってきて自分で焼かせてくれました。かなりうれしいかも!

いっただきます。

ジュージュー

結論:肉はめちゃくちゃやわらかかった。おいしかった。でもご飯が足りない。

100円ていう値段はあるんでしょうが、あまりに少なすぎませんかね(笑)。りっちゃんとこならライスだけでこの4倍はありました。でもまぁ、ジンギスカン300gのおいしさで納得しておきます。

そして駐車場の車で一息ついているとコン。

ん?

ゴンゴンゴンゴン!!(でかい音)

あぁ?!

ミラーを見るとクソガキ(失礼)がわたしのジムくんに何やらやっているではありませんか。

人が乗ってんのにいい度胸してんじゃないか!(怒)まぁ。一応は大人なので冷静になり、大人らしく(謎)ちゃんと厳重注意しておきましたが(と言ってもまぁやさしくネ)。全くとんでもないガキがいるもんです。プンプン。

それから美瑛・富良野方面へ。

するとだ、ぜるぶの丘というまぁ色とりどりのすごそうな所が目に入った。

実物はすごかった この写真はすき こんにちは

人工的に造られたものなのかもしれないけど、それでも感動しました、わたし。この花がきれいな時期に、この場所に居れたこと、幸せに思います。一瞬光が射したときに撮った、でもやっぱり青空の下で見てみたい。またここには後日挑戦したいできればと思います。

美瑛郵便局にミラクルで到着したのに、忘れていたよ、今日日曜日じゃないの。時間外受付も閉まっていたのでまた明日(泣)。

自分があまりにクサイ気がするので見つけたお風呂に行こうと思うのだが何と営業時間が15時から(号泣)。仕方ないのでくさいまま富良野へと向かう。

しばらく走り、富良野圏内に突入。何故だかよくわからないが、前の人について行ってたら(注:知らない人についていってはいけません)ファーム富田に到着。もう3時を過ぎていたと言うのにど有りえないほどの混雑ぶり。でもせっかくなのでどうにか車を置いて探索開始。

こんな微妙な空

んー暗い ラベンダーきれい

心配していたけど、めちゃくちゃきれいに咲いていました。でも、天気が・・・もっとこう、スカッと晴れて欲しいんだけど。何とか晴れた空の下で見てみたいものです。

そして今日の寝床に向かうといきなりスカウトをされた。「2週間だけ働かない?」

すごくおもしろいおねえさんで、青森のねぶた祭り+東北を周りたいからここの仕事をどうしても8月1日〜15日まで休みたいそうだ。そのかわりを探しているのだけどなかなか見つからないそうで。ちょうどわたしがここにやってきた模様。

さっそくエサをばら撒かれ(←おいしい食物)、ここの仕事を熱く語ってもらい(笑)、そこのおかあさんもおとうさんもすごくおもしろい人で適当で(失礼)、あぁ、もしかして楽しいのかな、って思ったりした。待遇はデザートをいっぱい食べれる、部屋つき、お風呂、3食付(好きな飲み物も)。日給は●000円。

仕事は接客や伝票を書いたり、泊まりに来た人の受付。

まぁ、どっちかっていうと現場のほうがおもしろそうなんだけど。受付なので女子を探していたそうだ。

「いやぁーほんとよかった、決まって」

え、まだ決めてないし!

ようやく島を離れて動き出したのにまた足を止めていいんだろうか。

10月にはあっぴんと屋久島に行く約束をしている。でも、この時期人がどこも多いのかもしれない。あぁどうしよう。

「2週間だけなので」

そう言ってしまったのはやっぱりここに居た人たちがすごくおもしろい人だったから。一緒に居たらすごい楽しそうに思えたから。

温泉に入って無料のインターネットでまったりネットサーフィンをしてから帰った。

一人だったはずなのに、女子部屋にはもうひとり女の子が。18きっぷで旅をしている東京の女の子。

30日の夜までにここに帰ってくればいい。さて、それまでどこに行こうかな。


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