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2005年8月23日(火) はれときどき雨 <135日目>
出発地:北海道音更町 
道の駅 おとふけ
現在地:北海道阿寒町 
道の駅 阿寒丹頂の里   
走行距離:174.0km ★ 計:14584.3km 出費:2060円
食費:1300円 お風呂:400円
観光費:360円  


北海道・豊頃町の大きな木、釧路の大きな湿原。



あぁ。また曇ってるなぁ。カーテンをちらりと覗くと今日も空が白かった。本文だけ昨日アップしてなかったのでその作業だけ済ませておく。するとだ、閉め切っているからこそわかる外の変化。車内温度が急上昇!

てことはね、ってことは。

晴れたぜ、いえい!

やったー(凸)。カーテンだけひっぱがして直ぐにでも走り始めたい気持ちを大人なわたしはぐっと抑え、まずはアリエールを片手に持ってみた。お洗濯しなきゃぁね(冷静)。Tシャツが3枚も溜まってるからね。

急いで洗濯物を済ませ、洗顔も済ませ、出発しようとしたときに思い出した。

あ、飯ごうも一昨日から洗ってないや(爆)。あぁ!もぅ、これはちゃんと洗っとけよ。わたし!フタをそっと開けてみるとミートソース臭はまだそのかおりを保っている。涼しかったおかげだね。暑かったらきっとすっぱいにおいになってるYO!ちょっとだけ天気に感謝しながらゴシゴシ。

よし、これで準備完了だ。もうクサイものはないな。出発進行。

今日はR38で釧路方面を目指すことにした。雲がモクモクしていたり、青空が広がっていたりの繰り返しの空だけど、それでも十分。気分は◎なのです。

途中、豊頃町の十勝川河川敷へと逸れて行った。ここにはハルニレの木という大きな木があるのだ。でも途中で曲がっちゃったからなぁ。どこにあるんだろう。しばらくウロウロしていると「ハルニレの木まで約1km」という看板を発見。あと少しだぞ。

しばらく川沿いを走ると、絶対あれだろうという木がポツンポツンと生えていた。カメラ片手に歩いてみるとそこには2本の大きな木がどっしりと生きていた。

@でん Aこっちの木ほうが多分有名

Bちょうど人が来たので
大きさの比較に
河川敷もよい感じです

日差しが今日は強くて木まで歩いていくだけでじわりと汗をかいてきたけれど、大きな大きな木の懐にもぐりこんでみるとひんやりと気持ちがよかった。これぞ、天然のクーラーだね!あぁ、この下でウトウトしたい。けど、目立たないところにあるようで(とわたしは思っていたのであるけれど)、他に2組の人がいました。女子ばっかり。女の人っていうのはこういう大きな木が好きな人が多いのかな。

空が綺麗で違う角度から木を撮ってみたくて草エリアに突入したのだけど先日までの雨のせいか、踏み入れると、ビチョ!随分ぬかるんでいたので断念しました(泣)。枝ぶりも立派な、丸々とした木の方が多分有名なんだろうけど、何だかわたしはBよりも@の木の方が好きだと思いました(AとBが同じ木で、有名な木です)。何でそう思うのかなぁ?確かに有名な木の方が形も綺麗で立派に見えるんだけどね。必ずしも見た目通りにいいと思うとは限らない。人間の気持ちは実に不思議です。

さぁお腹も空いてきたし、先に行こう。

今日はお昼に、白糠の道の駅で「豚丼」を食べると決めていたので途中で買い食いするわけにはいかないのだ。写真を見たりしても「豚丼」だけは別に食べたいとも思わなかった一品だったのですが、

「豚丼なら白糠の道の駅だよ!」

そういろんな人に言われたら、興味がなくても食べてみたくなるものでして。エ?もしかして思いっきり人に流されてます?わたし?(;・∀・)

・・・たまにはいいのよ(強気)。

道の駅に到着し、車から一歩出るとそこには香ばしいにおいが広がっていました。これは例え教えてもらってなかったとしてもこのにおいに釣られ、間違いなく豚丼を食べていたことでしょう。レストランに着席し、メニューを見て悩む。ブタの枚数が3、4、6枚とあるようだ。

悩んで この豚丼(3枚)+そば
・・・食べすぎ

悩んだ挙句に、きっと味が濃いだろうと想定し、美味しく食べれるであろう少な目の3枚にして天ぷらそばセットにすることに決定(結局濃い)。

結論:3枚で正解。香ばしい豚さんにたれがついたご飯をめちゃくちゃおいしく食べれちゃいました◎。

セットで980円だったのだけど、豚丼おいしかったです◎。そばはちょっとだしの味が濃かったけど。北海道って濃い目なのかな。

苦しいほどにお腹は軽く妊婦状態の如くぷっくりと膨れ、ちょっと眠たくなってきたので海岸の、寝やすそうないいベンチに横たわる。モウモウ。すぐ側が海だから、波音が聞こえて子守唄みたいに心地いい。

ポツポツ・・・

きゃーせっかくいい気持ちだったのに(;∀;)。

恋問海岸

シブシブ移動開始。すると雨って止むんだよね。白糠から釧路まではすぐ近く。国道から道道へと逸れ、たくさんある釧路湿原展望台の中から目星をつけた「釧路市展望台」へと行ってみた。有料だったので迷ったのだけど360円払うんだからいい景色かもよ、と入ってみた。確かに綺麗な建物で展示も(ちょびっとだけ)あったけど。はっきり言って、ボッタ●リ。せっかく展示コーナー作ったんならもうちょっと力を入れて作ればいいのに。しっかりお金取る割りに小さすぎ。

近くに遊歩道があったのだけど、最初にそこを歩けばよかった。遠くに行かなければ一周2.5kmほどで戻って来れるこの遊歩道の途中には、北斗展望所があって、そこからの景色こそがわたしが求めていたものでした。

こんな道をゆく ・・・ここはドコ?

写真がいまいちで多分、なんだこの緑は!と思われるかもしれないけれど、この雄大な釧路湿原の景色を目の前にコトバを失いました。アフリカにいるような気がして。キリンがノソノソ歩いている気がして(注:わたしはアフリカに行ったことはないし、ここは湿原です)。

遊歩道はほとんど笹の葉の道を歩いているような感じだったけれど、それでもよかった。

明日は一日天気がよさそうだ。どんな一日になるのか楽しみ。ワクワク。きっと今日よりもステキな一日になるよ。


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