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2005年10月4日(火) 雨ときどきくもり <177日目>
出発地:茨城県玉造町 道の駅 たまつくり 現在地:茨城県下妻市 道の駅 しもつま
走行距離:247.3km ★ 計:19870.5km 出費:1197円
食費:172円 GAS:1025円 


茨城県→埼玉県→茨城県・無料SPOT。


うそん?!

パラリパラリという雨音で目が覚めた。今日はくもりで明日から雨じゃなかったの?今日は筑波山に登ろうと思ったのに!えーん。はてどうしようと考えながら納豆とめかぶのゴールデンコンビの朝食を摂り、雨の中霞ヶ浦へと行ってみる。

「行ってみる」って言ったって、道の駅のすぐ側が霞ヶ浦なんだけどね。わたしの記憶が正しければ北海道のサロマ湖の辺りの日記に、

「1番大きな湖が琵琶湖、3番目がサロマ湖、では2番は?田沢湖?」

と書いたような気がするのですが、後日調べたら実は「湖」と名の付いていないこの茨城県の霞ヶ浦が2番目に大きい湖であることが判明しました。田沢湖は水深が一番深いのですよね。日記は直してないし、調べるまで「霞ヶ浦」だなんてものがそもそも存在していたことすら知りませんでした。

茨城の方、すみません(ぺこり)。

スワンはいないがヘリが浮いてました
プカプカ

関東は何だかわたしにとってびっくり玉手箱のような場所だ。

例えば車。

関東を走っているといろんなナンバーがあることに気が付く。でもこれだけたくさんの車が走っているのに関東以外のナンバーはほとんど見ない。関東以外の人が関東を旅するときに車は使わないということなんだろうか。それともみんな高速を使うから?

今まで旅をしてきて、特に北海道では全国いろんなところの車のナンバーを見た。もしかして見てないのは「沖縄」だけじゃないかと思ったりしていたのだが意外や意外、埼玉を走っていたときに見た、

「熊谷」。

わたし初めて見ました。熊谷ナンバーってあったんですね(驚)。

愛媛には「愛媛」ナンバーしかないのだけど、関東には市や区の付いたものがたくさんある。東京なら足立とか練馬とか八王子とか多摩とか、水戸や宇都宮はわかりやすいけど。

例えば「野田」「春日部」「土浦」「袖ヶ浦」。

えっと、何県でしょうって感じです。なじみが薄いので調べてもすぐ忘れるんですよね。野田→千葉県、春日部→埼玉県、土浦→茨城県、袖ヶ浦→千葉県。でも今日これで全部通ったのでようやく覚えれそうです、ハハ(↑って間違ってたりして。と思ったら間違えていたので後日訂正しました)

で、今日は雨なので仕方なしに0円マップに載っている、無料で見学できる場所のハシゴをすることに決定☆というか、茨城に来たのはその一つである納豆博物館に行きたかったからなんですけどね。

で、まず一番近いのがその、タカノフーズの納豆博物館。要電話とあったので電話をしてみるが、博物館の見学ならば9時〜16時までならばいつでもいいのだそうだ(工場が稼動している日の見学は予約がいるらしいが)。国道から少し離れるので大丈夫かなと思いつつ、おねえさんの道案内が良かったために迷わず到着。

やってきました お!おかめトラックだ☆

おねえさんが出迎えてくれ、茶色の建物の方へと。えっと、わたししかいません。しかもめっちゃ小さいです(爆)。でも、その小さな博物館の中にはわたしの大好きな納豆の知らないことがたくさん詰まっていました☆

納豆はいまやパックやカップに入っているものという感じだけど、ときおり見るワラにくるまれた納豆。ただなんとなく昔の人がワラにくるんだのだと思っていたのだけど、ワラ1本の中に1000万個というたくさんの納豆菌がいるとのこと。

昔の人が、煮豆をワラにくるみ、それを馬の背にかけていたら馬の体温でうまい具合に発酵し、そうして納豆ができたのではないかと言われているそうです。納豆は偶然の産物だった模様。でも最初に食べた人は勇気が要ったでしょうね。ねばねばやし(笑)。

ほとんどの菌は熱湯に弱いけれど納豆菌はそれでも生き続ける強い生命力を持っているということ、「納豆」というコトバが登場したのは平安時代になってからということ、その時代時代でいろんな納豆の「容器」があったこと、などなど。

電動紙芝居

でもこれは長くて見るのに疲れました。3択クイズは楽しかったです。一人で燃えたし(謎)。わざわざ来るまでもないかもしれないけど、この辺りまで来たなら寄ってみてもいいと思います(わたしはかなり楽しめましたけど)。売店で納豆商品何か売っててほしかったなぁ、それだけが残念。

さて、次なる目的地は、「ダチョウ王国」。ヤー!

富良野で知り合ったごんちゃんが教えてくれたのでR355を北上し、石岡市に突入して半ノ木という住所を地図で探し出しウロウロ。しかし、今日行きたいところは全て大通りの近くにないので迷いそうです。

で、また迷い込みわたしはドコ?状態のときでした。

なんじゃこりゃ!

わたしの目に入ったのは大量の栗。のイガイガ。一旦通り過ぎたのだけど、目に入った、イガの間からひょっこり姿を現していたピカピカの栗がどうしても気になって。エヘヘ。

で、引き返してよく見てみる。うーむ。落ちている栗って勝手に拾っていいんだろうか。でもこれ、道路に落ちてるし。イガイガからぽこっと飛び出て散乱しているのもあるし。いいよね。ね?ね?ねぇ〜っ!ねぇってば!!

という感じで一人で納得し、ちゃっかり10粒ほどゲット。何だかはじけんばかりのピチピチな栗でした。

いたー(;∀;)

しかし、ウニよりも手に乗せたら痛くてびっくりしました。栗拾いなんて一体何年ぶりなんだろう。5,6歳のときに母親と行って以来だ。茹でて食べることにしよう。ウフフ。

それにしてもダチョウ王国はどこだろう。何となく動物のにおいは漂ってくるんだけど。

辺鄙なところをグルグルグルグル。すると唐突に看板が現れ、進んでいくとありました、ありました!ダチョウ王国。

でも、またわたししかいません。

しかし、ここはダチョウ牧場で、ダチョウの肉を販売しているようなので実際そんなに人が来なくても大丈夫なんでしょうね、きっと。入場料が600円だと思っていたのに(ここだけは有料だと思って来ていたのです)、南のマキバというダチョウ以外の動物に触れ合えるところは600円。でもダチョウだけでいいなら無料とのこと。やったね。

で、さっそく行くといるわいるわ。ダチョウさん。

ダチョウはひとなつっこくって、すぐに寄ってくるんです。めっちゃかわいい。まつげが長くて、目がクリクリ!ダチョウさんには歯がないそうです。足は細いようで意外としっかり。でも美脚です。ヒナのときはオスかメスかわからないそうなのですが、少し大きくなるとオスが黒い毛、メスが薄茶色のような毛の色になります。そして何より驚いたのが人間と同じくらい長生きだということ。70〜80年生きるそうです(驚)。

「アンタ、見ない顔ね」 「わたしハミってるじゃないの!」

♀男女♂ ミニスカート?

いくつかにエリアが分かれていたので歩いていると、突然一羽(一匹?)のオスが狂ったように羽を右に左にとバタバタさせはじめました。な、何?怒ってんの?

手前中央がオス
焦ったためにブレてますが

するとです。

おもむろにオスがメスの上にのっかっちゃいました。そうきたか!

メスの表情がなんとも。(照) 別のアングルで

すまぬ、愛の営みをダチョウのほかのメスたちとともにわたしも終始見てしまいました。しかも写真まで撮って。ヘンタイですか、わたし?きゃっ。

羽をバタバタさせたときに(上の画像)、確かにメスが座って構えてました。ふむふむ。あれは行くぞおりゃ〜!という気合だったのですね(謎)。しかしまさか目の前でいきなり始まるとは思いませんでした。いいもの見ちゃったなぁ(え?)。

ちなみにマジワリは1分程度で早めです、最後辺りに(多分ですが)オスが何とも言えぬ大きな声を出して終了。終わった後はさっさとオスは軽やかな足取りで逃げて行きました。

個人的にこのダチョウ王国には満足し、迷いながら来た道を戻ろうとすると再び迷い、またもやセイコーマートを発見。茨城には多いのでしょうか(謎)。そこで道を訊こうと思ったときに事件は起きました。

はい、インロック4回目 ひさしぶりです

何で本当にこんなときに限ってちゃんとドアが閉まってるんでしょうね。

1回目は九州の道の駅で。2回目は忘れた。3回目は日記に書いてなかったかもしれないけれど、7月に富良野でやらかしてウラさんとCさんに開けてもらいました。で、今回4回目。

そして秘密兵器でやること数十秒。ポチっとロックは上がりました。フッ、わたしも成長したもんだ。

旅で得たもの。自分の車ならば開けれるようになったこと。

でもドンクサイなぁ、本当に。2ヶ月以上やってなかったのになぁ。はぁ。(ため息)。気を取り直すためにセイコマでコーラとおまんじゅを買い(セイコマカードが使えちゃうんですね!)、おばちゃんに道を訊いて、全然違う方向へ行っていたのを修正。

そして雨の降ったり止んだりする中、つくば市にある宇宙なんちゃら博物館へ行こうとしたのだが、これまたちょっと入るようなところな上に書いてないのでまた住宅地をグルグル。・

ああ、もうダメ〜!!しばらくグルグルしていたのだけど、まぁここはそれほど興味があったわけでもないしと思い、さっさと退散。

そして野田市の「キッコーマン・もの知りしょうゆ館」へ。これまた野田市駅の近くであろうことはわかったのだけどやっぱりグルグル。しかもキッコーマンの工場が多いのでどれだかわからず、突入するとおじさんが親切に教えてくれた。のはいいが閉館が16時、着いたのは15:40。

つくばに行かないでさっさとこっちに来ればよかった。まぁそんなことを言っている暇はない。さっさと見学しなければ。と思ったら出迎えてくれたおねえさんが、どうぞとしょうゆを1本手渡してくれました。やった!ありがとうございます。

残念ながら館内は撮影禁止。そうして時間がなかったためにかなり急ぎ足で見てしまいました。余市のニッカウイスキーのように、醤油かす、こうじの状態や発酵した状態のもののにおいを嗅ぐことができたり、1リットルの醤油を作るために必要な、マル大豆・塩・小麦の量をわかりやすく置いてくれていたり、工場見学の類としてはわたし的にかなり◎。だから時間が泣くって本当に残念。

ものしりしょうゆ館 しょうゆのお土産もらっちゃった

明日も雨みたいだね。あーあ。雨が相変わらず降っております。止んでいるときに急いでご飯は作ったけど。ふーむ、栗は明日茹でようかな。

って。今日は何でこんなに本当にギリギリなのかしら。やばい、もう電池がなくなるよ。アップできるのかしら。


画像の説明がのものはクリックすると大きくなるか、違う画像が出ます。


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