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2005年10月16日(日) 雨のちくもり <189日目>
出発地:山梨県韮崎市 道の駅 にらさき 現在地:静岡県静岡市
道の駅 宇津ノ谷峠  
走行距離:153.2km ★ 計:21063.5km 出費:5872円
食費:923円 GAS:4469円
生活用品:480円  


山梨県→静岡県・昇仙峡。


今日、何としても日記に追いつくゾ!

ということで眠い目をこすりながら4時起床。カタカタとひたすらに打ち、9時頃ついに完成!やりました。ついに追いつけた。ホッとすると睡魔が襲ってきたので、雨の中1時間ばかり眠ることにした。

長野県の次は岐阜県へといくつもりだったのに、何故か山梨へと戻ってきてしまったわたし。はて。地図を見てもどう岐阜を目指していいものかわからないので、とりあえず行くはずで行ってない山梨の昇仙峡へ行ってから、静岡→愛知(名古屋)を目指すことにしよう。

aiwebのあいさんがもし岐阜に入る頃居ればいいけど。白川郷は今回は諦めた。飛騨・高山は発掘調査で行ったことがある。となればだ、あと岐阜って何があるんだろう。行きたい県だったはずなのに、いざ行くことになるとどこに行きたいのかわからなかったりする。いつもながら困ったちゃんなわたしだ。

昇仙峡は、秩父多摩甲斐国立公園で日本一の渓谷美!と詠われているところ。下ノ廊下を歩いた後、果たしてここを歩いて日本一だと思えるのでしょうか。

入り口から少し進んだところに無料駐車場があることは前回来たときに調査済みだったので、そちらに車を停めると、どこからともなくおじさんが。どうもタクシーの運転手さんのようである。仙娥滝まで片道4km、往復8km。もちろん歩く気マンマンだったのですが、おじさんは「4kmだけど登りだから1時間30分くらいかかりますよ」と馬車やタクシーを遠まわしに薦めてくれる。

「歩いた方が楽しいですよね。」そう言って、登山靴を取り出すとおじさんは「そうですね」と言って去っていってくれた。しかしおばちゃんたちには「1時間50分くらいかかる」と時間が長くなっていたのは、やはり作戦なのか。

5月頭から11月末までの土・休日の9−17時は自転車と人専用道路になるようだ。つまり平日ならば車で通れるみたいなのだが。まぁ仮に通れたとしてもきっと歩いていたことだろう。車じゃ、なかなかゆっくり見たり、写真を撮ったりできないもんね。

着いた頃には雨もすっかり止んで、ジャマくさいので傘も置いていくことにする。行きは左手に川が見えるのだが、まず覗き込んで思ったのが、色が汚いということ。多分汚くはないんだろうけれど、黒いんです。これは雨が降った後だからか、それとももともとこの色なのだろうか。

らくだ石
手前が顔で、後ろの方がコブ?
大佛石
フム、確かに

歩いていると、あちこちの石に名前がついていた。オットセイ石・トーフ石・熊石。などなど。でもトーフはちょっと強引な気がしたんですけど。

こんな道・左が川です 色が

馬車(大人片道1000円)もここでは走っている。しかし大きな馬!人間を何人も乗せてそれを一頭の馬が引っ張るのだから力持ちでないとダメなのはわかるけれど、実に逞しいです。何頭もいるようだったのですが、観察していると頭の毛がおもしろい馬がチラホラ。パーマをかけているみたいで、名前はジャックとかマイケルとかを連想させる。何だか異国からやってきた雰囲気がプンプンしておりました。

ポクポク マイコー!!
セクシーなお馬さんです。

この辺りではいい石が取れるようで、おみやげやさんめぐりはなかなか楽しかったです。アクセサリーとかかわいいなぁ。(一応女子ですので)すると突然現れた店先の巨大な石。わたしはその値段を見てびっくりたまげました。

800万?300万?320万?!

はァ?!(←知っている人はお笑いの、摩邪コング風で)

ゼロ、いくつか間違えてませんか?と訊いてみたいくらいでした。まぁ、こんな重いものを持っていく人はいないだろうけど、それにしてもあまりにも無造作に置きすぎではありませんか、ねぇねぇ。

ボッ●クリじゃなくって?マジですか 覚円峰

このお高い石にしか心が動かないまま何となく歩いてきたわたしだったのだが、さすがに約180mの覚円峰を見たときには、なかなかやるじゃん。と思いました。バックが青空ならなおよかったのでしょうが。花崗岩が風化水食を受けて出来たとのこと。実に男らしい姿で◎。

仙娥滝 もういっちょ

そこから約1kmほど歩くとついに、百名瀑の一つ・仙娥滝までやってきました。

雨の後だからか水量もしっかりあって、ここに来て初めて人々の「おぉ」という声を聞きました。そうなんです、日曜日ということもあって結構歩いている人はいたのですが、でも誰も「きれいだね」とか「わぁ」とか、ここに来るまで言ってなかったんです。この滝も正面から見るにはいいのですが、流れ落ちるところって、お土産やさんの中から見ることになるんですよね。なんだかなぁという感じです。本当に日本一の渓谷美なんでしょうか(爆)。

4kmも歩くのはジャマくさいという人は滝のほど近くまで回り道にて車で行ける模様。歩いた方が楽しい!とは自信を持っては言えないです。紅葉がもっと進んでいたら素晴らしいと思うのですが。

幸せになれる石みたい。ウフフ 猫、かわいいです

大きなピンク色のハートの石が。手を置くと幸せになれるそうで、しっかり置いてきました。かわいい猫ちゃんが伸びていたり、あまりお土産屋を覗くほうではないのですが、今回は結構あちこち見てまわりました。かわいい石があったらほしいなぁと思ったのですが、実際アクセサリーにするのには。という感じでピンとこなかったので断念。

少し紅葉は早いですね 名前忘れました

ほんのり赤くはなっていたのですが、全体的に少し早かった模様。徐々に秋は深くなっていっています。でも蚊に噛まれるんです。かゆい!!恐らく、下ノ廊下の前に来ていればもう少し純粋にうわぁ。と楽しめたような気がします。あそこはすごすぎますから。すみません、日本一のところをこんなものかと思うわたしでありました。

とりあえず、今日は進んでおこう。R52をひたすら南下。道の駅の手前のマックスバリューで食料を調達して、パソコンを開くとひさしぶりに圏内。溜まった4日分の日記をアップとメールの返信。肩の荷がおりました。

また雨が強くなってきた。

神奈川のなりすけくんのところから、人といる時間が長かった。わたしはもともと一人を愛する人。それでも、誰かといることが多くなると、慣れて安心感を覚えてしまう。あまえんぼうでさびしがりやな自分がひょっこりと登場する。早く名古屋で、あの人に会いたいと思う自分がいる。

わたしは弱虫かな。


画像の説明がのものはクリックすると大きくなるか、違う画像が出ます。


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