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2005年11月9日(水) はれのちくもり <204日目>
出発地:愛媛県三崎町 三崎港 現在地:香川県綾南町 道の駅 滝宮
走行距離:326.9km ★ 計:23611.4km
      (うちムーブくん787km)
出費:5561円
食費:760円 GAS:4801円 


愛媛県→香川県・四国最西端・佐田岬、ジム復活です。


眠りにつけたのは午前4時を過ぎてからだった。5時半に目覚ましが鳴る。あまりに眠たかったので6時半までうとうと。さあ、準備をするか。

昨日暗闇の中、岬まで行かなくてよかったと思う。寝床の三崎港から佐田岬まで約15km。途中の三崎漁港まで上り下りを繰り返す狭路。片側は溝になっている部分も多いから、わたしならばきっとハマッていたに違いない。

5年ぶりの佐田岬は四国最西端。
端と言ども、日本、本土、北海道、本州、四国、九州と様々な端がある。四国にも当然東西南北の4つの端があるわけだが、4県それぞれが1つづつ端を持っている。けんかしなくていい。しかし、四国の4つの端を全部言える人ってそういないのではないのかな。多分マイナーだし。

ちなみに我が愛媛にある、四国最西端は「佐田岬」=「さだみさき」。「さたみさき」=「佐多岬」は鹿児島の本土(九州)最南端なのでお間違えないよう。

佐田岬半島、日本一細長く約50kmもある。ぴんと来ないかもしれないけれど、松山からでも岬まで片道100km以上あると言えばまだわかりやすいかな。

到着した駐車場から1.8km歩かないと佐田岬灯台まで辿り着けないのもポイント。1.8kmなんて大した距離でもないのに、今日は寝不足で少々きつめ。階段を踏み外して転ぶ始末。アイタタ。転んだことにびっくりして、瞬間は目が覚めたけど(汗)。デジカメも吹っ飛んだけれど、キズが増えただけで無事のようだ(よかった)。

こんな道 途中にキャンプ場もあります
バンガロー、泊まってみたいなぁ
ぴかぴかの海

まだ7時過ぎだからか、駐車場には1台車が停まっていたのみ。歩いている人は他に誰も居なかった。

途中には罠も完備 こどもたちの手作り看板
いっぱいあります
了解

20分弱歩いた頃、白い灯台が目に飛び込んできた。


「着いた・・・」


今日のわたしなら一番にそう思うと思ったのに、

「ボロッ」

・・・

すみません、結構灯台を見てきたと思うけれど、まずボロいなぁと思ったのはここが初めてかも(笑)。じっくり見るとそんなに汚くないのに、光の加減でそう見えたのか?クリーム色がかっているからそう思ったのかもしれないけれど。

とりあえず四国最西端到達!

灯台の周りや辺りを散策するのに、あれ?!ないの?アレが。

「四国最西端の碑」

ここにはないのか?帰ってからあったことがわかったら悲しいので探し回ったけれど、見つけることができなかった。(2013年現在、灯台の裏に四国最西端の碑はあります)

散策ついでに海岸に下り立ってみると猫の額ほどの海岸には恐ろしいほど・・・

左奥に何やら白いものが
立っていたんですよね
こ、これは!!
もしやイセエビ君?!

誰か大量に食べたのか?と本気で思っていたけれど、帰り道の案内板にイセエビの養殖を行っていると書いてあり、なるほど、納得できた。

せっかくなので、椿山展望台へ。

おぉ!あれはまさしく 見えたYO!

九州だ。
はっきりわたしの目でも捉えることができた。近すぎて、泳いでいけそうだ(笑)。

あのときあぁだったあそこは、今はどうなのかなぁと思うわたしがいた。九州にいたときは春だった。今はもう秋。わたしが他のところで過ごしていた間、別の場所ではどんな時間が流れていたんだろう。

トドが崎と同じような満足感を得て、佐田岬を後にした。

さぁ、これから松山へ行って、ジムニーの新しい部品に替えてもらおう。

と思ったけど、メロディラインで睡魔が襲って来たために30分ほど仮眠。さっぱりした後、道の駅・瀬戸町農業公園では、いいもの発見。

もしやこれは?


「フクロにいっぱいいれてくださいね。
100円です。お金は箱の中に入れてください」

そりゃやるよ、やっちゃいますYO!!100円でみかんが買えるなら。

昨日出発するときに家のみかんを5つ持ち出したけど、すでに貪り食っちまったもんね。手に取ると意外と小さいと思ったナイロン袋にこれが入る入る。もっと入れたら多分あと5個は入ったと思ったけど、こんくらいにしておくか。

こんなに入ったYO! チチンプイプイ〜
整列〜!!

ということで24個ゲット(にんまり)。

わたしはすっぱいみかんが好きだから固めのを選んだけど、早速食べてみるとこりゃうまい。おいしいと、3つもペロリと食べてしまった。豊富なみかんに囲まれている環境。愛媛人でよかったと思う瞬間である。

中〜東予に結構あります
セルフうどん・がんば亭
かまたまうどん大とゲソ天
@420円


お昼になり、松山の手前の松前(まさき)町でセルフうどんのがんば亭を見つけたのでひさしぶりにがんばることにした(ガストに行くことをガスるというようなもの。多分わたしとちかりん2人だけの言葉である)。愛媛にあるセルフうどんのチェーン店だ。今日はかまたまうどんでさらにお腹を満たした。

12時半頃松山に到着。部品交換をしてもらっている間、せっせと昨日の日記更新と掲示板のお返事。

・・・1時間半後、ジムニー復活。やったー!

ちなみにラジエーターの詰まり、穴あきは直してくれていたけれど、ファンを回す部品が弱っていたとのこと。ファンは回るけれど力強く回らないからそれが温度が上がる原因となっていたようだ。いやいや、いつもジムニーを見てもらって感謝である。また何かあったらお願いしますね。

意気揚々と出発開始したのだけど、タオルの忘れ物があったので、実家に寄り道。まぁせっかくだからとシャワーを浴び、ちょっとご飯も食べ(え?)、食べたら眠くなったので30分ほど仮眠(えぇ!?)。

1時間ちょっと滞在する始末(まじか!)。

スッキリしたら、とにかく今日は行けるところまで走っておかねば。温度急上昇だった新居浜の峠?も難なく越え、実にジム、いい感じである。これで坂道でも遠慮せず踏み込めそうである。

香川県の観音寺に着いたときにはすでに暗くなっていた。
確か「ライトアップ」がされていたはず。琴弾(ことひき)公園を目指した。とりあえず駐車場に車を置いて散策。

公衆電話も トイレの入り口にも

無駄にドキドキしながらたどり着いた展望台からは見事にライトアップされた寛永通宝の砂絵を見ることができた。

よく風で崩れないものだ

琴弾公園から見えるこの銭形の砂絵は、東西122m、南北90mで日本一。いや、よかった。見れてよかった。もしかしたらライトアップは思い違いかなぁと思ったから。

満足し、寝床へと移動したらもう10時を回っていた(遅)。でも、日記を仕上げてから眠れそう。明日もブイブイ走るよ。

 
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