←前の日へ  ★★★★★  次の日へ→
2005年11月10日(木) はれ! <205日目>
出発地:香川県綾南町 道の駅 滝宮 現在地:和歌山県日置川町
道の駅 志原海岸
走行距離:367.3km ★ 計:23978.7km
      (うちムーブくん787km)
出費:10633円
食費:1186円 GAS:2447円
フェリー(車輌4m未満):7000円 


香川県→徳島県→和歌山県・セカチュー、四国最北端・最東端。


エッジ圏内だったので、もうやっておこうと日記をアップし終えたのが2時過ぎ。それから30分程してぐっすりと眠ってしまった模様。でも、7時半の目覚ましでは重たい瞼は開きませんでした。次に目覚めたのが9時。まぁ仕方ないですね。

昨日星が見えなかったのでもしかしたら天気が崩れるのか?と心配していたのですが、青空が広がっていました。やったね(凸)。今日は、香川県でわたしが一番楽しみにしていたところに行く日。ニヒヒ。ユニフォームもばっちり着込み、出発です。

しかし、R32→R11であっさりと見つかると思った「庵治町(あじちょう)」はなぜだかすんなりと見つかりませんでした。むむ?もしかしてR11って2本あるのか?途中迷い込んだ県道でセルフのうどんやさんを見つけたので腹ごしらえをすることに。

「セルフうどん」
ってのがお店の名前なのか?
ぶっかけ温玉大@420円

もちろん2玉の大。昨日がんばで食べて改めてうどんのおいしさを認識し、わたしは決めました。うどん、いやになるまで食べ続けます!お金、つぎこみます。

って、今回、例の場所に辿り着くまで走る距離が長くなると思うのでそれまで多分自炊しないと思います。作る時間があったら前に進みたいし。まぁ、「つぎこむ」と言っても、うどんは安いのでたかが知れてますけどね。

ここのうどんはめちゃくちゃおいしかったです。細めんと言うほどでもないのですが、麺が若干細め。わたしはどちらかというと、太目のコシがある食べ応えのあるうどんが好きなのですが、ここのうどんはのどごしが良くて◎。多分うどん、いやになることないだろうな、わたし。

それからようやく庵治町への道を発見。

着ましたYO! 庵治町役場でロケ地マップゲット

そう、ここ庵治町は映画・「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地なのです。本も持っているし、もちろんDVDも限定の10000円近くするやつを買いました。映画館にも2回観に行きました。すごく好きな映画なんです。だからここに来るのをすごく楽しみにしていたんですよね。部分的には愛媛県でも撮影されているのですが、やっぱり印象に残っているシーンはここ、庵治町がほとんどなのです。

そして今日着込んだユニフォームと言うのが、

・・・でたーー!! そうです、イブスキさん体育着
from ゆいちゃん

そう、宗谷岬で出会った宮崎のゆいちゃんにもらった「指宿さん体育着」。これをもらったときにゆいちゃんに言いました。

「要所で着て(写真を)撮るけん!」

ついに温めていたマル秘ユニフォームが登場です(笑)。でも、もうこの歳で体育着着るのは犯罪に近いような気もするのですが。ま、まさか二十歳を大分過ぎたN氏がお酒を買うと免許証提示を求められるように、わたしもアヤシイからと年齢訊かれたりしないですよねぇ、ドキドキ。

もうちょっと体育着をでかでかと載せたいのですが、何せゆいちゃんのフルネームが書かれているのでご了承ください(ぺこり)。そしてそのゆいちゃんから先日メールがありました。

「11月1日に無事家に戻りました」

ゆいちゃんに会ったのは7月に北海道で。それからBAKUちゃん号でいろんなところを見て周ったんだろうね。無事でよかった、ゆいちゃん本当におめでとう。またきっとバイクで行くんだよね(笑)。

で、早速地図を片手に何箇所か周って見ることにしました。

本当は見たいところは3箇所だけだったのですが、意外と固まったところに集まっているので行きやすかったです。

庵治漁港
夢島で倒れたアキをパパが
迎えにくるシーンに出ましたね
サクがパパに殴られるところです
専修院
校長先生のお葬式のシーンで
でてきたところ
お食事もできるみたいです

買ってからも何度もDVDを見たけれど、記憶が甦ってきますね。特に、大好きな俳優の大沢たかおさんがアキのテープを聴きながら、ブランコにぶらさがっているシーンすごく好きなんです。

皇子神社
めちゃ景色がいい!
例の堤防も見えます
そう、ここはこのブランコがあるところ

で、何故体育着を着たかというと、堤防のところにこれを着て立ちたかったから(爆)。体育着と言っても、白のポロシャツみたいな感じですYO!(言い訳)

ここに一番来たかった
王の下沖防波堤
探すのに苦労しました^^;
アキとサクがバイクに乗って
ア〜や、ヤ〜や言ってたところ

本当は逆方向から撮りたかったのですが、待っても待っても堤防のところにずっと座っていた3人の女子たちの視線が痛かったので仕方なくこちらからとなりました。まぁ逆光だったのもあるしね。でも、頼む。わたしも恥ずかしくないフリをしているんだ。だから女子たちよ、見ないでくれ・・・!

まぁ、何とか撮影を終えそそくさと退散。また来ようっと。

で、一番探したのが上の画像の右側の町道。とにかく庵治町は道が狭いんです。で、ちょっと入ったところにあるこの町道は、さらに狭い道を通らないと行けないんですよね。ちょっと間違えたら行き止まりだし(汗)。漁港の駐車場のところに置いて歩けばよかったです。

でも「セカチュー(のロケ地めぐりにきたの)か?」と話しかけてくれたおじさんが親切に教えてくれました(帰り道をね・・・)。狭い生活道路に観光客のわたしらが押し寄せて多分迷惑なはずだろうに。ありがとうございました^^。

庵治町自体がこじんまりとしていい感じの町なんですよね。ロケ地巡りと言っても、今まではあぁそう。みたいな感じだったのですが、自分が見て感動なりした映画のロケ地だとこんなに楽しいんですね。あぁ、旅に出る前に「北の国から」のビデオ見ておけば、富良野でもっと楽しめたのかなぁと思うとちょっと残念に思ったりしました。

ちょっと飛び出た庵治町をぐるっと周って帰ろうと走っていると、アキとサクが一泊旅行をした夢島も見えました。帰ったらまたDVD見ようっと。

そしてしばらく行くと、「四国最北端・竹居観音」とちぃさく書かれたところが。建物の裏手に続く道を歩いて行くと海に出ました。


夢島(稲毛島)も綺麗に見えてます☆ もしかしてココ? 離れるとこんな感じ☆

おや?それらしきものは何もないんだけど?ここにも「四国最北端」と書いたものは何もないんだろうか。でもすごくいい景色のところだなぁ。と思いながら四国最北端の霊場の方へ歩いて行くとありました、ありました!!

四国最北端
竹居観音到達☆

時計の意味がよくわかりませんが、こんな立派な碑があって嬉しいです。やっぱり端たるもの、これくらい堂々とその証が立っていて欲しいですね。

端と言えば、四国では残すところあと1箇所となりました。そう、四国最東端・徳島の蒲生田(がもうだ)岬です。えっと?ここから何キロあるんでしょうね(;・∀・)。今日のうちに行くことにしましたが、地図で見る限りこれはかなりの辺鄙な場所だと思われます。暗くなる前に国道に戻れるように、寄り道をしないで一気に最東端を目指すことにしました。

R55から離れ約17km走ると蒲生田岬があるようでした。県道26→県道200へと進みましたが、途中から実にレベルの高い道へと変貌を遂げていきました(大汗)。

約15km地点にたいそう立派な保養センター(温泉)があるのですが、そこから後の2、3kmは特にひどかったです。道が狭くてアスファルトがボコボコ!

まぁこんな辺鄙なところだしなぁとどんどん進んでいくと、突然開け、そこには民家がわずかながら建っていて本当にびっくりしました。小学校もあったし!そしてその小学校でウミガメさんを見つけてしまいました。ひさしぶりにキましたね・・・

こんな道・・・(××) うわ!海カメ発見!!
・・・産卵中(必見?)

よいコはまねしちゃいけませんYO!(汗)でもね、ここ、笑うところですから!

そしてさらに奥へと進むこと数百メートルの場所に駐車場があり、急な階段を登ると蒲生田岬灯台がありました。やったぁ、着いたどー!!

でも流されてきたのか?それが風で飛んできたのか?、大量の発泡スチロールやペットボトルが海岸近くだけでなく、遊歩道のかなり奥にまで散乱していました。本当にハンパじゃなく、ひどすぎます。今まで見てきた日本中で一番汚かったです。灯台からの遠くの眺めはよかったですけど、足元は×。ゴミの出ドコはわかりませんが、捨てる人がいなければここに辿り着くこともないんですよね。ステキな場所なだけに実に残念でした(;∀;)。

あれが蒲生田灯台! イエイ、四国最東端到達!
小学校の階段でよくやりました(爆)

ここにも碑らしきものはなかったのですが、まぁよしとします。よし、これでこの旅で行こうと思っていた端は残すところあとひとつになりました。でも無事行き着くことができるんだろうか。沖縄以外の都道府県を駆けたいと思いながら実は2県通ってないところがあるんです。気がついてました?(;∀;)むむ、何とかせねば。

夜もまたうどんです 鳴門金時のやきイモ@半額

フジグランのうどん屋さんでまたもやうどんを食べ(これがまたうまかった)、夜食にとイモやらスイスロールやらを買い込み、いよいよ最後の場所へと殴り込みをかけるときがやってきました!

ジム乗船・・・8回目?!

徳島ー和歌山のこの航路、JAF割引があるのに、カード提示じゃダメだそうです。JAFの雑誌についてるあの小さなクーポン券がいるって!初めていわれたYO!持ってきてないYO!家にいっぱい届いてたのになぁ、雑誌。残念〜。

そう、わたしが通ってないのは和歌山県と滋賀県。滋賀県は時間的に微妙なのですが、和歌山には本州最南端の潮ノ岬があります。ここを踏まないわけには。そして今週末のイベントに参加して、参加して、参加して・・・どうなるんでしょうね。いよいよですか?

そして和歌山に下り立ち、何かにとりつかれたように夜のR42を走っていました。

もしかしてこのまま潮ノ岬まで行っちゃうか?と思ったのですがそれほど紀伊半島は甘くありません。何なんだ、走っても走っても全然進んでない気がするよ、ここ。そして深夜25時半、道の駅・志原海岸に到着しました。遠かった・・・しかしこんな調子で明日潮ノ岬→イベント会場近くまで行けるんだろうか。

もう眠たくて眠たくて仕方がないのですが、2時間のフェリーの中で、後は文章を書けばよいだけに日記を作成できていたので何とか書き終えれました。うむ、鏡だね、鏡!(え?)

明日から2、3日イベントがあり、おそらく日記が書けないと思います。確か圏外だったし、あの場所は・・・ということで楽しんできます。みんなに会えるの楽しみだなぁ。

今日は367km。最長記録更新しました。もう3時。おやすみなさい。

 
画像の説明がいものは、クリックすると大きくなるか、違う画像が出ます。

 
←前の日へ  ★★★★★  次の日へ→