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バンバンと行く、日本旅 2013 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
29日目:2013年8月30日(金) 晴れときどき小雨そして強風 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バンバン走行距離:277.1km | 費用:4,095円 (うち、宿泊費500円、ガソリン代702円) |
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●出発地● 北海道函館市ライダーハウス |
●宿泊地● 北海道長万部公園キャンプ場 |
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●ルート概要● 函館をうろうろ→R5→R278→道道635→R278→R5→R37 |
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6時半起床。 目を開けたら隣の姉さんがTシャツにパンツ一丁で寝ている姿が飛びこんできた。 いや、まぁここは女子部屋やしそんな人もおるよね、と思ったら、そのままの格好でトイレに行ってしまってさらにびっくり( ゚∀゚ )。確実に男子に見えてしまうけど・・・と思ったけどそんな心配も杞憂だったようだ。 あとで姉さんがママチャリに乗って出て行ったけど、短いワンピースだけで・・・パンツもろ見えというね(゚Д゚)。 ・・・でも、うん、減るもんやないしね。わたしやないしね。気にしない方向で。 嵐は夜の間に去った様子。雨予報だったのにいい天気(・∀・)。よし、出発や。 と今にも走り出したい気持ちを抑え、とりあえず時間調整も兼ねて函館の朝市まで歩いて行ってみることに。東北に入って、割と快適な毎日を過ごしていたから、まだ夏は終わってないといわんばかりの強い日差しに、少し歩いただけでひさしぶりに汗だくになった。 歩いていると500円の海鮮丼を見つけたので朝ごはんを頂いてから、赤レンガ倉庫の方まで散歩。なおちゃんやアニーと一緒に歩いた函館の街を思い出しながらね。ここでジェラート食べたな、とか、ラベンダーキティちゃん買ったな、とか。 楽しい思い出って、ちゃんと覚えてるもんやね(・∀・)。 宿に戻り、昨日オイルのことで相談に乗ってくれたお兄さんや、VTR女子と少し話をして、オーナーさんに挨拶をしてから出発。お店に行ったらちょうど9時くらいになるかな。 とりあえず、大きな街にいる間に昨日発生したオイル問題を解決しておこうと、調べたスズキのショップへ。
道を教えてもらいながらやっとのことで向かったショップの親父さんには、「うん、大丈夫」とあっさり言われ(´д`)。すごくいい感じの親父さんだったけどね、わたしが欲しいのは「規定量のオイルが入っているという安心」で、それ以上でもそれ以下でもないの・・・たったそれだけの小さな望みなんだけどね。 でも、そう言われたら帰るしかないのよ(笑)。 ということで、函館・・・
さ。そんな不安を抱えての北海道ツーリングがスタート。もう仕方ない。 様子を見ながら次回オイル交換を早めにしてもらうか、自分で多いオイルを抜くかやね。 今日はおまけで天気がいいだけの話。明日以降も何日か天気はあまりよくないみたいなので、時計回りに走って神威岬・積丹岬を北海道前半で訪れるのは止め、とりあえずは室蘭〜苫小牧方面を目指すことに。 森までR5でショートカットをするのが一般的だとはわかっているけど、いくつか走っていない海岸線のひとつが函館〜恵山経由〜森。というわけで、海岸線を走りつつ、おいしいものを食べながら進んでいこうかな、というプランで。 あと、北海道では食べたいもの、今まで食べ逃しているものを積極的に食べていく予定なので、食費はガツンとかかる予定。食費に関しては基本的に節約はしない方針です(*´艸`*)。 そんな感じで海岸線を反時計周りに走りだしたけど、
何とかバンバンを停め、偶然見つけた汐首岬灯台をチェック開始。 灯台そのものもあまり見たことのないような造りだったけど、それ以上に目を引いたのがプレートがもげていたこと。廃止灯台というわけでもないやろうし、こんな灯台初めて。もうちょっとゆっくりしたかったけど、あまりの強風にバンバンが心配だったのでいそいそと撤収。 後ろから車に追いかけられることも、ライダーとすれ違うこともほとんどなく、一人寂しく風と戦いながらひたすら走る。道の駅なとわ・えさんまでやってくると、すっきり晴れて恵山が綺麗に見えた。 恵山方面への道道へと入って行くと、綺麗な海が青と茶色の2色になってるの(゚Д゚)。昨晩の雨のせいかしらね。
途中で遭遇した熊さんにほっこりしつつ JR森駅で有名ないかめし(500円・・・どうもこのあとすぐ、9月1日から580円に値上がりした模様)を無事ゲット。大きいいかめしが1つ入っているのだとばかり思っていたら、小さいのが3つ入ってるんだね。お腹が空いていたから駅のベンチで食べたけど、そのおいしさにもう1つ買っちゃおうかなって思っちゃったよね。 「いかめし一つください」って言ったら、売店の奥のボックスから出てきたの。じんわりあったかくてね。その気遣いがうれしいよね。 食べて外に出ると、埼玉のお兄さんがやってきて少しお話。雨対策の靴でいいこと教えてもらっちゃったもんね。ニコニコ笑顔の素敵なお兄さんで、何かわたしまでニコニコになっちゃったわ(・∀・)。 森からはたくさんのライダーとすれ違って、ほぼみんながピースサインをしてくれた。うれしいよね(*´艸`*)。わたしも自分からやってみよう。 長万部(おしゃまんべ)方面へと移動し、長万部駅近くにある、かなやのかにめし(1050円)をゲット。今日の夜ご飯にしようっと。 現在15時過ぎ。 ということで、今日の宿は長万部公園キャンプ場に決定。綺麗な公園の受付で500円を支払い、急いでテント設営。ゴミは生ごみのみ受付時にもらえるナイロン袋に入れて捨てるのが可能。バイクは横づけはできないけど、すぐ側のアスファルト部分に寄せて置くことが可能なので助かる。虫もほとんどいないし、テーブルもあるしね。 準備ができたら、身軽なバンバンで今日のうちに日本一の秘境駅と言われている小幌駅探しをすることにした。 長万部から室蘭方面へ約10キロ・・・と思っていたら20キロ近くあった(遠)。長万部からなら、礼文華(れいぶんげ)トンネル手前に右手へ伸びる林道があるのでそちらへ。 ダートを少し進むと入り口を発見。邪魔にならないところへ駐車。 時は既に16時20分。 小雨が降ってきたのでカッパと、あとヘッドライト、コンパスは忘れず。片道1時間程度かかるようなので、普通に歩けば日没ぎりぎりに戻って来れそうな感じ。余裕を持って、片道20分は短縮する方向で。時間が足りなさそうなら、潔く撤収しよう。
うそうそうそっ!! なだらかゾーンを嬉しそうに走っていたときに(コラコラ走るな!)、何か背中で感じた違和感ね。リュックを見てびっくりしたよね。全開過ぎて。 今回使っているリュックは、登山でサブバッグで使う用に持っているペラペラナイロンリュック。一体どこから開いていたんだろうかと考えるけど、出発してから一度も中身を取り出してないんだから、どう考えても出発時から全開だったってことよね(´д`)。 急いで何か落ちてないか確認。財布はあるし、ヘッドライトもあるし、ん?あれ?ない。ない。
時刻表を確認しながら、何で電車が来んのやろう?かと思いながらしばらく電車を待っていたけど、後からよく見てみるとね、「15時14分」を夕方5時と間違えていたというね。恥ずかしすぎるわ(*´艸`*)。 というわけで、本当は迫力ある電車通過の写真も撮りたかったけど、帰りにカッパ探しをしないといけないので15分ほどの滞在で撤収。せっかくここまで来たのに・・・、自業自得ながら本当あほやわ。 走っていて、飛び出していった可能性もあるので、両サイドも探しながら進む。・・・でもないや。袋は黒やし、草むらの中に落ちてたらわからないかも。でも、見つからなくても、カッパの上着やないだけマシやん!もしかしたら、入れたつもりでリアボックスの中に入れっぱなしかもしれんし。 と前向きに考えながらも、前半歩いたところはきっちり捜索。 もう残るは最後の林道部分しかないけど、こんな初っ端に落とすかなぁ・・・なんて歩いていると しかも、落としていたの値段の高い上着の方だったというね(笑)。よかったよかった(*´艸`*)。 日没前にバンバンの元に戻ることもでき、一安心。
川の音をききながら就寝。おやすみ3秒だった。
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