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バンバンと行く、日本旅 2013 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
31日目:2013年9月1日(日) 曇ったり晴れたり雨降ったり | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バンバン走行距離:241.7km | 費用:9,802円 (うち、ガソリン代1,075円) |
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●出発地● 北海道喜茂別旧双葉小学校史料館 雪月花廊ライダーハウス |
●宿泊地● 北海道留萌市みつばちハウスARF |
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●ルート概要● R276→R393→R5→R337→R231 |
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「もう8時半です(゚Д゚)」 VTR女子の声に飛び起きた。 知ってたよ。今日も雨なのも。 お昼前くらいに曇り予報に変わってたから、その頃ゆっくり出ようかって言ってたよ。 でもまさか8時半とはね(゚Д゚)。 だって、2食付だから朝ごはん食べに行かないといけないのに(別に時間は決まってないけど)。急いで身支度をしてキックボードにて団欒の場へ。ここの廊下、普通に歩くと軋む音がするの。むしろ、キックボードの方が静かな気がする(笑)。 トトさんが調子が悪く入院されているようで、現在はカカさんと、カカさんのお母さん?がお手伝いに来てくれているみたい。朝ごはんの写真は撮ってないけど、和食のご飯で朝からもりもり。大豆とひじきの煮物の大豆が生き生きしてておいしかったわ(*´艸`*)。食後にはコーヒーを頂いて、またまったり。 部屋に戻って、パッキングの開始。 建物の構造上、湿気は多い場所だったけど、作りがかわいくて2人してテンションが上がった部屋。さて、そろそろ出発か、と思ったら、今日はお祭りらしく、ちびっこ・地元の方たちが御神輿を担いでやってきた。 VTRとバンバンを並べてパチリ。 初めて一緒に撮ったバイクやね。大学生の彼女は、去年、バイクの免許を取ってわずか2か月で、夏休みに北海道にやってきた。親に嘘をついたけど、帰ったらすぐにバレたそうだ(笑)。寝袋もマットも持たない彼女はとっても身軽に旅をする。ツーリングバッグ一つしか持っていないのを見ると、テントや炊事道具は思い切って置いてきたらよかったんだろうかと思ったりもした(前半は本気で)。 去年泊まった宿にヘルパーとして今年は赴いたり、出会ったライダーのバイクに跨らせてもらって写真撮ったり、大人しそうに見えて、結構やるんよね(笑)。まだ来年も来れるのかな?函館とここと、本当にありがとう(・∀・)。 みんなにお礼を言って出発。走り始めると、どんどん進むにつれて雨が降ってきた。こんなことではなかろうかとカッパを着てはいたけど、気持ちは萎える。いつも斜めかけにして、どこでも撮れるようにスタンバイしている、カメラを仕舞わんとあかんからね。 小樽方面へと抜ける峠では路面が濡れている上に濃霧で前が見えず・・・後ろから車が来なかったので慎重に走行(`・ω・´)。それを越すと晴れ間も見えてきた(・∀・)。
黙ってオイル交換をしてもらってもいいんだけど、他に不具合が出ていても困るので、正直に話して、今気になっている箇所(キーキー音)も相談してみた。 強面の親父さんではあるけど、こんなわたしでも理解できるように、わかりやすく的確に話をしてくれるので安心して任せられた。 オイルは開けるまでもなく、窓から見えた量を見て、「これは明らかに多すぎ(゚Д゚)」と驚いていた。点検もお願いし、しばし店内で待ちつつ、他のスタッフの方と雑談。 沖縄ナンバーのバイクが置いてあったり、カタナの青が置いてあったり。ん?カタナって普通シルバーか赤だよね。塗装したのかなぁ・・・? と、奥のディスプレイを見ると、新車の青バンバンが27万円で置いてあるのを発見( ゚∀゚ )。 安っ。でも、あれ?青って2007年辺りの色なんじゃ、と思ったら、やっぱりビンゴで、もうかれこれ5〜6年お店に陳列されたままなのだそうだ。 「バンバンって人気ないんですかね(´д`)」 と訊いてみると、何度も何度も商談にはなるんだけど、買い手の人が最後の最後で他のバイクに決めてしまうことが多いらしく、ご主人様が決まらないのだそう。バンバン=マイナーバイクということをまざまざと認識させられた感じで切なかったわ(´д`)。 作業も終わり、お話をきいてみると、規定量850mlのオイルのところ、1.2〜1.4リットルのオイルが入っていたそうで、親父さんからすると、多くてせいぜいプラス10%まで、バンバンなら1リットルまでで、40%近くも多いオイル量なんて、絶対おすすめしない、とのことでした。 オイル交換、プラグ清掃、キーキー音のため2か所分解・部品交換、各種点検もしてもらい、少し金額はかかったけど、これで安心できたというもの。いや、本当。わたしが欲しかったのはこの安心。オイルもわたしが知っている黄金色だしね。おじいちゃんが入れてくれたオイル、本当に新しいオイルなの?っていうくらい黒かったもの・・・。 乗っかったときにしていた酷いキーキー音もしなくなったのでうれしいよ。「お前重いわっ!」って毎回言われている気がして気になってたからね(*´艸`*)。いきなり寄ったのに、お世話になりました。 小樽では何となく入れ逃し、石狩辺りにあるやろうと走るも、なかなかなかったガソリンスタンドで入れたところ、今まで経験したことないくらいガソリンが入って驚いた。バンバンって満タン6.5リットル(プラスα)のはずなのにね・・・(ま、こんなの序の口だということに、まだ後に気づくんやけど。) 北上を続けると、海が開けて見える、最初の場所。 多分、ジム旅のときにも同じ場所で写真を撮ったな。ここから海と風車を見たときに、いよいよ北海道の旅・・・宗谷岬を目指す道が始まるんやって、じんわり実感できる。 そして、北上するにすれて、風景がもっとシンプルになって、気持ちが高揚してくる。 増毛なんて、知ってても二度見してしまいそうな地名のところでパチリと写真を撮ったのが最後。 やっぱり雨(´д`)。 雨が降るのは仕方がないとはわかっていても、東北の最終日の夕方から雨やら強風やら・・・普通に、ごくごく普通に何の心配もしないで走りたいよね(笑)。 雨の中走り、留萌の町を探すも、今日お世話になる予定のライダーハウスが見つからない。 留萌駅のお巡りさんに道を教えてもらうも、まだ迷って(笑)、ようやく到着。「みつばちハウス」の看板が薄れて見えないの。パッと見、宿泊施設に見えなかったしね。 中からお兄さんが出てきてくれ、バイクを建物の中に入れていいと言ってくれた。助かる。みつばちハウスは地元の方たちと、ボランティアの方と、有志のカンパで成り立っている無料のライダーハウス。 男女別に部屋も別れているし、女子部屋は鍵もかかるし、鈴もついている。自炊も可能(ガス代10円か20円だったかな)。銭湯は近くにあるし(420円)、駅も近い。 留萌は町自体非常にコンパクトで、ホームセンターから、スーパーまで揃っているので雨の日に連泊するにも非常に便利な感じ。何より、管理人さん、常連さんたちが人柄いいしね。 チョコんと停まっていた名古屋ナンバーのビーノ(50ccのスクーター)。まさかと思ったら、一人いた大学生の女子のもので、名古屋からフェリーに載せてやってきたそうだ。しかもこのビーノ、わたしが乗ってた初代のやつの次の世代くらいの古いやつやん。 「わたしも学生の頃、ビーノにあっちやこっちや行ってん(・∀・)」 ビーノ女子は10日ほどの予定で北海道を周るらしいけど、天気が悪くて連泊したのだそう。2人して、地図を引っ張り出してわいわい。いいよね。こういうのいいよね(*´艸`*)。 2人で銭湯へ行き、戻ってからもワイワイ。 おいしいラーメンやさんがあるというので向かったものの、町の写真を撮っていたら閉まっちゃった。何かね、古き良き時代の商店街の景色というか。初めて来る人間にも、懐かしさを分け与えてくれる、そんな感じがして、留萌と言う町がいっぺんに好きになってしまった。 スーパーでお弁当を買い、頂いたクラッシックでみんなで乾杯。 備え付けの布団で安眠。明日は晴れるといいなぁ。
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