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バンバンと行く、日本旅 2013 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
39日目:2013年9月9日(月) 晴れ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バンバン走行距離:200.0km | 費用:5,607円 (うち、宿泊費500円、ガソリン代567円) |
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●出発地● 北海道斜里町 クリオネキャンプ場ライダーハウス |
●宿泊地● 北海道標津町 しべつ海の公園キャンプ場 |
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●ルート概要● R334→道道93→R334→R335→道道950→R335 |
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6時、神奈川のチャリダー姉さんが起きたのでわたしも一緒に起床。 昨日の夜激しい雨が降ったけど、朝にはすっかり止んでいた。 朝ごはんを食べて出発。朝からしっかりお弁当を食べるお姉さんを見ると、やっぱりチャリダーなんやなぁと思う。食べることがガソリン代わりやもんね(・∀・)。
川の中に柵がしてあって、泳いでここを通過できない。 ジャンプしようにも、屋根のようなものがしてあって、かなりのジャンプ力を要するだろう。 柵の手前では、行き場を失った魚たちがグルグルグルグル泳いでいる。柵と柵の間に顔をつっこんで、決して進むことのできない先を見つめるものも。 「昨日初めて見たとき、切なくて涙出た」と姉さんは言っていた。もう少ししたら、柵の前でグルグル泳いでいる魚は一気に引き揚げられるのだろう。それをわたしたちは食べさせてもらっているんだけど。それにしても・・・命を削って奇跡のジャンプをした魚でさえ、こんな状況。 (´д`)。 宿に戻ると、大阪の姉さんも準備を始めていた。男子は一体どれだけのライダーが泊まっていたのかわからないほど。ガレージに収まらず、外に置いているバイクもたくさんあった。9時には出発しようということになり、みんなで写真を撮りたかったのにぶんちゃんは寝たまま起きず(笑)。3人で記念撮影をした。んー今日はいい天気になりそうや。 あんまりにも居心地がよくて。本当はもっと泊まりたかったけど、チャリダーの2人が出発するっていうから、わたしも一緒に出発することができた。本当にありがとう。多分だけど年齢も近くて、チャリダーなんて大変なことも多いと思うけど前向きで、みんなで話しているとそれが笑い話に変わって。話していて楽しかったの(・∀・)。 旅なんて大体好き好んでやってることやから、暗い、ってこと自体おかしな話なんやけど・・・(笑)。 本当のこと言うと、北海道で出会ったチャリダーの人が、「しんどい」「バイクだと楽でいい」「(自分は)こんなにしんどいことをやっている」「チャリだとどこでも行くのが大変だから行きたいところに行けないし」という人があんまり多くて、正直うんざりしていたの。 ええ?わかってやってんじゃないの?みたいな。「多分旅をするのに自転車は向いてないからバイクに変えたら?」と何度言いたくなったことか(笑)。 だからね、ここで楽しそうに旅をしているみんなに出会えたことがとっても嬉しかったの。野宿もいいけどね。女の子なんだから、気を付けてね(・∀・)。じゃ、たのしもうね。またね。 みんなと別れた。 今日は知床方面へ行くのだ。 オシンコシンの滝を表敬訪問した後は、ウトロでご飯を食べることに。こんなに港の近くなんやから、どこで食べてもおいしいやろうと思ったのが大間違い。 つぶつぶが確認できるかなぁと思って大きな写真にしたけど、もう、つぶつぶに勢いのないこと(笑)。量だけは確かに多かったけど、盛り方も女性が盛ったような気遣いもないし、1500円も出したのが惜しかった。言っとくけど、割と合格レベルは甘いわたしが言うんやから、よっぽどやからね(´д`)。本当、北海道でこれはダメ。
あぁ。肝心なときにズームが使えない。せっかく目線をくれたのに・・・根室か釧路でカメラやさんに行ってみよう。 駐車場にたどり着くと、一の宮ナンバーの同じスズキのバイクに乗るお兄さんが居た。ここでどっぷり温泉に浸かるのが目的だというだけあって、装備も万全(笑)。「わたしもラッシュガード持ってきたんで、腰までは入るつもりなんですよ」ということで、また湯の滝のところで!ととりあえず別れた。 カムイワッカの滝は、滝なのにほんのり温かくて、温泉のように入れる滝なのだ。ただ、世界遺産に登録されてから、侵入して滑る人が続出したからか(?)、以前のように上流の方まで入ることはもうできなくなってしまった。 なので、随分手前にある滝壺だと22度前後しかないので冷たいと感じるほど、と知っていたので、沖縄で活躍したラッシュガードと海用の靴下を持ってきたのだ。荷物をいかに減らすか考えたっていうのに、出発時からラッシュガードセットだけは場所を取っても携帯していたわけで。やる気あるでしょ(笑)。 警備員の方に尋ねると、着替えるところはないからトイレの中で頑張って、と言われてしまった。てっきりつい立くらいあるかと思ってたよ。道の駅で着替えてくればよかったなぁ。悪戦苦闘し、何とか着替え完了。 とりあえず行けるところまで上がってみるけど、侵入禁止と書いてあるし、管理員の方も2人見張りをしていた。滝壺のところに戻り、どっぷり浸かって漫喫しているお兄さんとおしゃべり開始。 入っている間たくさん人が来たけど、入る人は誰もおらんくて、とりあえずお兄さんは目立ちすぎたよね(笑)。足だけやと、ほんのりあったかいんやけど、下半身つけたら、「ちょっと冷たいかも」って感じるくらい。ラッシュガード持っていってよかったぁ。 入っている間、1時間くらいおしゃべりしたかなぁ。同じスズキのバイクでエンジン辺りは似ているから、お互いのバイクに興味シンシン。今のバイクは、探して探して、5年かかって見つけたバイクらしいけど、もしも買い替えるときがあれば、この太いタイヤがインパクトあっていいからバンバンにしよう!と言ってもらえてすごくうれしかった(・∀・)。 タンクが小さいのがネックだけど、ジェベルやボルティのタンクに乗せ換えも可能だということも(自分はやってないくせに)一応アピールしておいた(*´艸`*)。 お兄さんは世界遺産めぐりをしているようで、北海道に来たばっかりだというのに、明後日には東北に戻って東北の世界遺産めぐりをしながら家に帰るそうだ。 楽しい時間を本当にありがとうございました(・∀・)。んーしかし・・・何で旅人ってこんなに面白い人が多いんだ?! 知床五湖も表敬訪問しておくかと訪れてみたものの、前とシステムが変わったのね。 確かに駐車料金は払った記憶はあるけど、普通に一湖から五湖まで歩いて行けたと思ったけど。今は誰もが行けるのは立派な遊歩道を歩いて行く一湖だけ。二湖〜五湖までは有料レクチャーを受けて、別の入り口から入らないとダメらしい。 前に行ったし、まぁ行かんでいいか(´д`)。早く知床峠に行きたかったしね(・∀・)。 羅臼岳だけ、ちょっと雲がかかって残念やったけど、北方領土はくっきりはっきり見えるし、知床道路も絵に描いたように綺麗に見える。最高の気分やぁ。 三脚さえ、倒さなければ・・・( ゚∀゚ )。強風なのをわかってて、三脚を使ってしまったわたしがバカだったよ。前に思いっきり倒れたもんで、強打で一切のズーム使用が不可能に。まだ写真が撮れるだけありがたいと思わんといかんね。 とりあえず早めに根室・釧路に行くよう予定を考えるとしよう。ウトロのいくらをリベンジするべく、羅臼でうに丼を食べるも・・・見た目もだし、量も・・・はぁ。テンション下がる。 世界遺産エリアでほっててもお客さんが来るからって、驕ってないよね。もう二度とこの辺りでは食べん(`・ω・´)。さて、今日はどこに泊まろうかなぁ?野付半島の辺りには、クレイジーマッハ(ライダーハウス)もあったし、キャンプ場もいろいろあるし。 とりあえず見に行ってみるかと標津町のキャンプ場に行くと、500円で綺麗だったので、今日はここにすることにした。野付半島にも近いしね。テント建てて夕日を見に行こう(・∀・)。 と、油断したのか、出したつもりのサイドスタンドがしっかり出ていなくてバンバン転倒(゚Д゚)。えっ!気が動転して写真を撮る余裕もなく(笑)、荷物満載では起こせなかったので荷物を解いたら、軽く持ち上がった。 だよね?だよね?わたしバンバンを起こせるよね? でも起き上がったバンバンのミラーは内またになっておりました。いやん。 そんなこんなありながらテント設営後、野付半島へ。 さすがに16時半も過ぎて誰もおらず、静かな半島。あんまり感じないけど、景色が景色だけにさすがに寂しくなるような雰囲気。バンバンを置きヘッドライトを持って、トドワラまでテクテク。 前回来たときより、さらに木が朽ちて、個々がすごく小さくなっているように感じたけど気のせいかな?静かな景色の中に、沈んでいく夕日。 何か考えているようで、なーんも考えてなかった(笑)。 ズームが使えなかったのは残念だけど、まぁいいや。 木道からおっこちないように帰ると、車旅をしているお兄さんに話しかけられた。人がいるなんて思わなかったからびっくりしたぁ(゚Д゚)。話していると空はどんどん暗くなり、キャンプ場に戻るけど、戻る途中できらりと光るものに気づき、スピードを緩めると鹿の大群が道を封鎖していた。びっくりするよね( ゚∀゚ )。つっこまんでよかった。 セイコーマートで食料を調達し食べてから温泉に行こうと思ったけど、この日はすぐに爆睡してしまった。
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