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バンバンと行く、日本旅 2013 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
50日目:2013年9月20日(金) くもりで強風 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バンバン走行距離:190.0km | 費用:22,627円 (フェリー代18,700円、ガソリン代749円) |
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●出発地● 北海道喜茂別旧双葉小学校史料館 雪月花廊ライダーハウス |
●宿泊地● 京都舞鶴港へ向かうフェリーの中 |
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●ルート概要● R276→R5→R229→R5 |
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7時前に起きると、栃木ナンバーのお姉さんは既に畑に行ったようで姿はなかった。ゼファーの1100(確か)に乗っているお姉さんによると、「いやいや、大きいバイクの方が安全だよ(・∀・)」とのこと。 ま、強ち間違いではないと思うのだけど、そのパワーや余力分を違う方向に使ってしまいそうな自分がいるからなぁ。大きいバイクはわたしはいいかな。いや、むしろバンバンの良さを改めて実感したくらいだもの(それはまた、改めて)。 かかさんに朝からおいしいご飯を出してもらい、コーヒーでほっこりした後は、再びふーちゃんとゆうくんと遊びタイム。本当に仲の良い兄弟で、キックボードに2人乗りなんて、微笑ましく思いながら後ろから眺めていました。
勇気を振り絞って、「そろそろ行くね」とちびっこたちに告げると、「うん」と言ってくれた。毎日のように出逢いと別れを繰り返しているちびっこたちは、わたしなんかよりよっぽどたくましい。 ととさんとかかさんの写真を撮らせてもらい、みんなにお別れを言って出発をした。また今度北海道に来たら、泊まりに来よう(・∀・)。
いやいや、これだけ風が強かったら、神威岬はもっと酷いんじゃ、と恐る恐る神威岬の駐車場へ行ってみるけど、風除けできそうな駐輪場がない。これはどうしたものかと、サイドスタンドを立てて、バンバンに跨ったまま思案。 え?何でバイクを降りないのかって? いやいや、わたしというずっしりした重しがあるのに、サイドスタンドが浮くくらい風にあおられて降りれないからなのですよ(´д`)。何度かバンバンから降りようと試みたけど、バンバンがグオングオン揺れて、跨っているのにそのまま転びそうに何度もなったので、この駐車場に止めるのは断念。 1.5キロほど下った入り口付近の空き地の物陰にバンバンを置かせてもらって、歩いて戻ることにした。ま、どうせ強風で灯台のところまで行けないだろうけど、せっかくだからね。
せっせと歩いて行った先は、まぁ、案の定こんな感じだったんだけれども(笑)。 補強しているおじちゃんに訊いてみると、ここのところ1週間に4日はダメ。昨日の午後から通行止めで、一旦通行止めになるとしばらく続くとのこと。死んでもいいなら行ってもいいよと言われたけど、遠慮しておきます(笑)。 テクテク歩いてバンバンの元に戻り、一刻も早く海岸線から離れたかったので、積丹岬は飛ばして余市方面へ。 柿崎商店でホッケを食べましょ。そうしましょ。 ほっけの大きさが伝わらないのが残念。 ホッケの単品とホタテ丼で1330円だから、やっぱりあちこちで見たホッケ定食1500円なんて値段はちょっとどうかなぁ、と思うわけなのであります。言ったら焼き魚定食だよね。1500円?うん、やっぱりないわぁ。 おいしくお昼ご飯を食べてしまうと、何だかもう帰ってもいいかな、と思えてきました。不思議なもんでね。ついさっきまで、この後どうしようかとか、北海道の地図を頭の中で描きながら考えていたのに。 前半は雨に打たれて、思うように移動できなかったのもありました。 走りたいルートもカットした部分もあり。 そんなこんなを知っているむ。は、少々長くなっても、行きたいところがあれば、全部行って来てから帰ってくればいいと何度もメールをしてくれました。 やっぱり今からでも利尻島に行こうかな、とか、オロロンラインを北上、宗谷岬を通って、計呂地の駅長さんのところまで会いに行こうかな、とか。 何なら、秋田行きや新潟行きのフェリーで、帰りもまたそこから自走でもいいな、と考えたりもしました。 それができるように、2日前にオイル交換もしたはず。 やろうと思えばできるのに、もう満足しちゃったんですかね。 今から小樽港に行って、チケットが買えたら今晩帰ろうと決めました。 そしてすんなり買えました(笑)。 小樽港にバイクを置かせてもらって、小樽の街の方へ歩いて行き、全く買っていなかったお土産をまとめて購入。今まで夕方になると寒いと感じていた北海道だったのに、ひさしぶりに生ぬるい風を感じました。 兵庫にはまだ夏が残っているんだろうな。 近くのイオンで買い出しをして駐輪場で荷造りをしているときに、北九州ナンバーのダンディと顔見知りになり、同じフェリーに乗るということで港の待機場でも言葉を交わしていると、一人、二人とライダーが増え、10人近くの方と顔見知りに。 まだ、出逢いは残っていたんだね。 船内では、お酒と地図を持ち寄りあそこに行った、ここに行ったとの話。半分は北九州の方、あとは大阪、そしてわたし。1時過ぎまで、ワイワイしていました。小さくなる北海道を見ながら、感傷に浸る間もなかった最後の夜でした。 (つづく) この日のほぼリアルタイムブログはこちら。 |
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