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バンバンと行く、北海道ツーリング+α 2014
5日目:2014年9月9日(火) はれ途中で雨
バンバン走行距離:219.6km 出費:2,848円
●出発地●
北海道美深町
びふかアイランドキャンプ場
●宿泊地●
北海道比布町ブンブンハウス

●移動概要●

美深→音威子府(おといねっぷ)→比布


6時前に、周りの物音で目が覚める。朝方雨が降るという予報は外れたのか。テントの中は明るい。

これ幸いとばかりに、そそくさと準備。昨日の残りご飯、スーパーで買っていた切干大根で朝ごはん(しまった、朝ごはんはiPhoneで撮らなかったのか)。半額で買ったから100円ほどのものだったけど、びっくりするくらいおいしかった。昨日白ごはんは2合炊いたので多いかなと思ったけど、さすがのわたしでもやはり2回では食べきれなかった。タッパーに移しておこう。

テントそのままに、身支度をして、雨具と工具だけをリアボックスに入れて7時には函岳へ向けて出発。R40を南へ数キロ走ると函岳への案内が出ている。

パノラマ、見えるのかなぁ

後は案内通り走って行くだけ。

雲は重たいけど・・・
ずんずん
到着。

27キロのダートか。写真を撮りながら1時間で到着できたら上出来かな。転ばず、バンバンに傷をつけず、走れますように。

・・・とスタートを切ったのはいいけど、最初の2キロで帰ろうかと真剣に思う。うーむ。こんなにゆるゆるな砂利砂利ゾーンが続くなら、27キロはちょっとしんどすぎると思ったからだ。

いや、待てよ?カムイワッカまでのダートも最初はこんな感じだったな。

と、もう少し走ってみると、3キロほど過ぎたあたりから急に走りやすいダートに変貌。よしよし、これなら楽勝だぜ(・ω・)。

こんな感じだと助かる
あと20キロですよ〜!

交通量は皆無。今の時間、わたしだけが函岳を目指しているのか。

コンコン〜!

ねぇ、そうなの?

気持ちいい林道

この辺りまではよかったものの、あれ?くもり空?あれ?霧?あれ?雨?

と、どんどん天気は悪化。加須美峠でこれ以上無理とカッパを着こんだ。あー残念。本当残念。

カッパの出番です

ここから先は特に視界が悪くなってきたので慎重に進んでいく。どんどん雨風は強くなっていく。顎に刺さる雨が痛すぎる。天気予報はこの時間、こんな予報じゃなかったのに、とつぶやいたところでどうにもならないことはわかってはいる。

けど、晴れた函岳に来たかったなぁ(入り口から1時間ちょっとで到着)。

一応記念撮影

一通り散策した後は、綺麗な小屋があったので少し避難させてもらう(トイレもあり、ペーパーはないので持参のこと)。

助かるね。 泊まれるのかな?(笑)
函岳方面 目印かな?

天気は回復しそうもないし、下って行きますか。

帰りには、車3台とバイク1台にすれ違った。一度通った道、iPhoneも片づけて走ったので50分もかからず到着。

暑いくらいだわ。

はい、途中からいい天気になったとさ。めでたしめでたし。

いや、本当にめでたしなのである。雨だとテントの撤収が大変だから。10時にキャンプ場に戻り、食器等洗い物も済ませ、11時には管理人さんに挨拶をして出発(このわたしがたった1時間で準備ができたと?!)。

ちんたらした片づけしかできないわたしが、1時間で撤収できたのには理由があるのである。

もちろんあいつ。

テントの下のブルーシート(グランドシート)。

もう、今年はあいつが汚れていようと、どうしようと、気にせず畳む!!

ことに決めました(`・ω・´)。すごく時間がもったいない気がするから(今更)。

そうよ、汚れているほうを内側内側に畳んで、また次使うときに汚れているほうを下にして使えばいいのよ・・・と頭ではわかっているのだけど、どうしてもこうしても汚れが気になって綺麗にしないと前へ進めなかったわたし。

(あ、言っておきますけどね、わたしは潔癖症とは1光年くらいかけ離れた性格ですのでお間違いのないよう。ここら辺が大雑把な割に、変なところにこだわるO型のわたしの特徴的な性格かしら)

気になるけど畳みました。畳んで出発するのじゃ!エセ潔癖症のわたしとはおさらばじゃ!

と、進んだ先は約40キロ北。音威子府(おといねっぷ)駅である。黒そばを食べるために立ち寄ってみた。

音威子府駅 佇まいはいいけど
いただきまーす(・ω・)

注文してわずか数秒で出てきた月見そばを受け取り、腰を落ち着かせたところにやってきたライダーらしき女子。

もしかして?と声をかけてみたところ、ライダーの女子であった。やったぁ(・ω・)。

訊けば、幌延に住んでいるという牧場勤務の女子。今まで一度もここの黒そばを食べたことがないからと、今日日帰りツーリングにやってきたらしい。可もなく不可でもない、どちらかというと不可寄りのそばをズルズルすすりながら、牧場話やらバイク話やら旅話やら。

「一緒にバイクを並べて写真撮りたい」

と、外に出てびっくり仰天。

おおっと!まさかのFTR

まさかのわたしが大好きなFTRのトリコロール。
タイヤも同じダンロップのK180(・ω・)。

お姉さんはお姉さんでわたしのバイクがバンバンであることに驚いている様子。FTRを買うときに、彼からバンバンを勧められていたとのこと。縁のあるバイクにお互いが乗っているなんてね。

お姉さんはこれから南下して美深の道の駅でコロッケを食べて、天塩川温泉に入って帰るという。
わたしはこれから南下して比布に戻る。

「お姉さんの後ろ走るね。わたしは比布まで行くから、(美深の)道の駅で手を振るね(・∀・)」

普段はなかなか言い出せないけど、どうしても一緒に走りたくて思い切って言ってみた。
快く了解してくれ、お姉さんの背中を見ながら約40キロ、一緒に走った(ああ、カメラがあれば・・後姿撮れたのに)。道の駅でお姉さんを抜かし、大きく手を振る。ありがとうね。めっちゃ楽しかった。

「ラインとかやってるの?」

連絡先を訊く、その一言がいつも出ない。
一緒に走りたいと言えただけ成長したか。その次は、課題としよう。

天気はよくなったけど、もう騙されまいとカッパを着たままでの走行。これが功を奏し、降ったり止んだりの天気。名寄の道の駅で休憩がてら有名なソフト大福もちでも食べてみるかと立ち寄ってみた。

塩あんやら、こしあんやら、ハスカップあんやら、とにかく種類が多く、売店でもかなり前面に大福を推してきている。

せっかくならば1つ食べてみるかとチーズ大福(名前間違っているかも)を買ってみたけど、あまりにも普通すぎる大福でびっくり栗まんじゅうである(大福なのに栗まんじゅうって言っちゃった)。

味もだけど、別にソフトでもなんでもないし・・・せめてカプっとかぶりついたときに、もっとソフトに対応してほしかった(´д`)。名前が名前だけに、雪見だいふくみたいなのを想像しちゃってたよ。

129円でこれだけヘビー級だと、お腹を膨らませるのにはいいかもしれない。
でも、今の時代はこんな大福は求められていないような気がするぞ?いろんな種類を楽しめるように、半分の大きさで、もっとやわらかい、女子好みな大福を目指した方がいいと思うけど、いかがでしょう。

名寄の道の駅 うーん、残念賞

この後は再び雨の中を修業走行。

塩狩峠 塩狩峠2
出直します! 塩狩峠に寄って、三浦綾子記念館に行くも、靴を脱いで上がらないといけなかったので断念。靴の中が濡れていない日に来なくては。

管理人さん、ただいま(・ω・)。

「戻ってくるの、早かったな」と笑顔で迎えてくれた。濡れたものを洗濯機(100円)に突っ込んでお洗濯。道の駅でズッキーニを買ったので、マヨネーズと塩コショウで炒めてカレーにトッピング。

そうそう、いろはすのハスカップ、意外とおいしくて勇気を出して買ってみてよかったと思った(おそらく、ラベンダーソフトを食べれる人なら、受け入れられると思う)。

おいしい(・ω・) うまし!

今日も女子は一人か。
今日はめずらしい職業の人が2人VS大学4年生の男子の話が面白かった。

大学生はその仕事に就きたいと言う、でも2人は絶対にやめておけと言う。きっと、どんなに現役の人に止められても、大学生の男の子は、その仕事に就くんだろうけど。チョメチョメ話もいっぱいきけたな。

夜は管理人さんにまたまた案内してもらって、ワイワイとみんなで歩いて銭湯へ。

そうだ、今日はスーパームーンだ。

あんまり、お月様は大きく見えないけど?


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※本日のルートですが美深のキャンプ場から函岳への林道がうまく表示されなくて、函岳へのルートが少し違ったもので案内されています。

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