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バンバンと行く、北海道ツーリング+α 2014 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
19日目:2014年9月23日(火) はれ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バンバン走行距離:348.6km | 出費:4,688円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●出発地● 北海道上士幌町 多和平キャンプ場 |
●宿泊地● 北海道湧別町 計呂地交通公園 |
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●移動概要● 上士幌→ナイタイ高原→三国峠→石北峠→北見→卯原内→計呂地 |
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7時前に目を覚ますと、一組の敷き蒲団と毛布がきれいに畳まれていた。 「物音しなかったよね?」北海道のお姉さん2人とわたしは口をそろえて言った。東京のお姉さんは一体何時に出かけてしまったのだろう。お見送りしたかったなと思うと同時に、みんなを起こすまいとそっと身支度をして外に出ていってくれたその気遣いが嬉しい。おまけにわたしたち宛ての手紙もおいてくれていた(*´ω`*)。 一期一会じゃない。 もう二度と会うこともないかもしれない。そう思ったら、自分中心に雑に振る舞ってもいいじゃない(今回は幾度となくそういうのに遭遇)。それなのに・・・出逢って間もないわたしたちに気遣ってくれるなんて。そんな人に出逢うと、わたしも後者でありたいと思うのである。 と外に出ると、まだ出発前だったようで会えたからよかった(笑)。4人でわちゃわちゃおしゃべり。 今までに何度かここを利用したことのある北海道のお姉さんによると、敷布団や毛布があったのは今回初だったようである(ちなみに料金は1500円プラス暖房費1000円を4人で割って1人あたり250円)。昨晩から視界に入ってはいたけれど、改めて気づいた飾られている熊の皮(笑)。なかなか豪快である。 タンデムで出発する2人を無事見送って、続いてわたしも荷造りをして出発。 お姉さんたちに見送ってもらった。2人は小樽と苫小牧の人。北海道へのフェリーが到着する港のある街に住んでいるだなんてね。ラインの交換もできたし、きっとまた逢えると思う。 最高に楽しい夜をみんなありがとう。じゃ、またね。 |
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今日はどこへ行こうかと迷ったけれど、天気もよいので然別湖→なきうさぎ探し→ナイタイ高原→三国峠と進むことにする。 もう9年も前の話だけど、掲示板でたかしさんに教えていただいたポイントもちゃんと覚えていた。笹が生い茂る道を少し山へと歩いてゆくと、ナキウサギポイントがある。
か、かわいい(*´ω`*)。も、もうちょっとだけ近くに来てくれないかしら、と思っていたところ みんなの視線もシャッター音も気にせず、日向ぼっこをし始めるナキウサギさん登場。眠たいのか、しばしば落ちそうになるその姿はあいくるしいの一言。こんな姿を撮れるなんてラッキーだよ、滅多にないよと言われた。 もうこれにて帰ろうと思ったら、突如遊歩道に現れたナキウサギさん。間違って出てきちゃったみたい(笑)。慌ててシャッターを押したからこの1枚だけだけど、もう満足。かわいすぎるやろう(*´ω`*)。 わずか30分ちょっとの滞在だったのに、出てきてくれてありがとう。そういわれてみれば、前も大して待つことなくナキウサギさんに直ぐ会えたんだった。運がいい。 今日は寒すぎず、ツーリング日和である。 ナイタイ高原はわたし好みの空ではなかったけれど、バイクで走るとそれなりに気持ちがいい。 広い広い景色がここにも広がっている。 観光地としてバイクや車もそれなりに停まっているから、自分だけの風景、とはいかないけれど。一度くらい、バンバンで走っておきたかった。 あのお兄さんは何を考えているのかなぁ。 北海道の峠の中では、ベタだけど三国峠が一番お気に入り。 あの道を今自分が走って来たのだと上から眺めることが誇らしく思える場所なのだ。 写真を撮るなら午前中に来た方がよいのかしら。前回もだけど、天気がいいのに空が白く見える。 峠の駐車場から北へ向いて走ると、トンネルがある。今回走った中ではこのトンネルの中が最も寒かった。日中、天気が良い今日にも関わらずだ。 実は昨日、一瞬比布まで走ろうかと思ったのだ。靴もグローブも濡れていて、日も落ちていく時間に目指さなくてよかったと思った。もし昨日向かっていたなら、あまりの寒さにえらい目に遭っていた気がするのは間違っていないと思う。 R273を北上し、層雲峡を経て上川・比布・旭川方面を目指すか、石北峠を経て北見方面を目指すか、分かれ道で地図を眺めながらしばし悩む。 ちょっと気になっていたことがあったので、よし!北見を通って計呂地の駅長さんのところに行こう、と決めた。北海道の中では北見は割と大きな街なのに、わたしの中で印象が薄い。かの有名なトリトンに行ってご飯くらい食べてみようじゃないの。 くるくる寿司と言えばわたしにとってはスシローであり、1皿108円なのだけど、いや、こんなにトリトンがおいしいなんて思いもしなかった。想像をはるかに凌駕した。 ねぎとろにタコの子、羅臼産の白つぶ・・・ほっきのひもは2皿食べた。1皿100円ではないけれど、納得。ほっぺたが落ちる、とはこのことだわ(*´ω`*)。 そのまま計呂地へ向かうつもりが、道を間違えて卯原内へ出てしまった。 思いもかけず、サンゴ草のリベンジができてよかった。こんなに赤かったんだ。近くで見ると鶏の足みたい。 日が暮れていく。 今日こそは、と意気込んでキムアネップ岬へとバンバンと向かう。どんなに天気がよくても、この旅で夕日に恵まれていない。今日は見れるかと思ったけれど、またもや水平線に鎮座する厚い雲に阻まれてしまった。 計呂地交通公園に到着すると駅長さんが迎えてくれた。ただいま(・ω・)。 もう9月も下旬。駅長の部屋に男性が1名、女性が1名いるのみで、寂しい夜である。 今日は客車が貸し切り状態になるかも?とのことだったので、これはチャンスとばかりに初めて泊まってみることにした(客車だと1泊300円、下はカーペットではないので駅長の家よりは冷える)。 ご飯を炊いて、カレーとセイコーマートのサラダを食べながら、駅長さんにいろいろ話をきいてもらう。 何だかうまく言えないけど、世の中話し上手な人ばかりに目がいっちゃうけど、人の話をきける、ってそれこそ人徳だなと思う。駅長さんに話をきいてもらうために、今日ここまで走って来たのは間違いじゃなかった。 そのあとは、テストライダー??のお兄さんと、去年自転車で日本一周をして今年はバイクで一周している女子と飲みながら話をした。 この日は早めに就寝。電車の中で寝袋に包まって寝るなんて初めてだから、ワクワクしてなかなか眠れないかと思ったけれど気にすることはなかったようだ(笑)。 明日は天気がもつ間、行けるところまで走ろう。石狩まで行けたらいいけど。羽幌に寄ってからだと、ちょっと遠いだろうか。 この日のほぼリアルタイムブログはこちら。 ※本日のルートですが、少し違いますが大体こんな感じということで。 |
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