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バンバンと行く、日本旅 2013 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
26日目:2013年8月27日(火) 晴れときどき曇りや雨 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バンバン走行距離:260.3km | 費用:3,652円 (うち、宿泊費750円、ガソリン代1,002円) |
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●出発地● 岩手県久慈市健康ランド |
●宿泊地● 秋田県八幡平オートキャンプアスピア |
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●ルート概要● R45→岩手県道44→R455→県道16→R282→R341 |
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7時に行動開始。 おばあちゃんに出会うまでは、このまま下北半島へ北上していこうかとも思ったけど、昨日は暗い中走ったし、現在地より南の海岸線を見ておこうと少し南下することにした。 せっかくなので、県道44号線を走り、懐かしい黒埼灯台と北山崎にも寄っていくことに。 黒崎と言えばこれ。 北緯40度のモニュメントだよね(*´艸`*)。以前はググルグルバージョンで撮ったので、今年はハンドパワーで。次回はオーバーヘッドとか?(ムリムリ) ここまではよかったけど、南の空はちょっと重たいなぁと思っていると、北山崎手前から雨。せっかくの美しい景色がいまいち。しかしこの辺りは整備されたのかな?随分と綺麗に、歩きやすく様変わりしていた(と思う)。 ここでは何か名物を食べようと思っていたので、活うにと久慈の郷土料理のまめぶ汁を頂くことにした(どちらも500円だったかな?)。わたしは見てなかったけど、NHKの「あまちゃん」でまめぶ汁が出て来たみたいで有名になったとか。 うにはちょっと痩せっぽちかなぁと思ったけど、味は間違いないよね(*´艸`*)。とろけるわ。やっぱりうに丼にすればよかったかとちょっと後悔(笑)。 まめぶ汁は、団子が入ってるんだけど、その中身がクルミと黒糖なの。具材はその団子とあとは野菜だけという、ヘルシーな食べ物。クルミと黒糖ってどうなん(゚Д゚)かと思ったけど、食べてみるとそんなに違和感もなくて、寧ろ少し雨に当たって寒かったから、あったかくて甘いものにほっこり癒された。結構大きな器やったから、お腹も膨れたしね(・∀・)。 気持ちの良い道を走り、変わった地名を見つけ、わたしにでもはっきりと認識できる津波の跡を見つけることができた。 「みんなが全財産はたいて、綺麗にみせているだけ」 「復興が進んでいる、テレビでは綺麗なところだけ映してるけどね、うそだよ」 「残されたのは、ほとんどが老人。銀行もお金を貸してはくれない、仕事もない」 「仮設住宅から抜ける方法なんて見つかりやしない」 「見た目ましにはなった。だけど何もかもがなくなった。現実なんて、甘くない」 「元通りになるのには、果てしない時間が必要、いやもう元通りになんてならないのかもしれない」 メディアでは確実に伝わってない、何かがあって、それを実際に目で見て確かめてほしいという願い、もどかしさも手伝って、出会う人出会う人がみんな「遠慮しないで見て行って」と言ってくれる部分もあるのだろう。 でもね、誤解しないで欲しいんだけど、そうは言うけど決して暗くはないの。それこそ、悠長に旅なんかして、と嫌みの一つでも言われても仕方がないと思うくらいなのに、寧ろこっちが元気をもらうくらいなの。 だから、わたしもできることをするだけだよね。元気に旅をして楽しんで、ここよかったよ、あれおいしかったよ、って伝えること。気負わず、自分ができることをやっていこう。 よっしゃーいくどー(・∀・)。 予定通り八幡平へ行くことにし、R455で再び内陸へ入って行った。ここからは空いっぱいに青色と迫ってくるような白い雲が広がって気分爽快。R106同様、高速道路のような走りやすい道やったしね(笑)。 途中かわいい道の駅・三田貝分校を見つけたので休憩。教頭まんじゅうなんてものがあったから、ついつい買っちゃった(・∀・)。 八幡平へと続く、アスピーテラインも、秋田側が少し曇っていたくらいで岩手側は見事な青空(・∀・)。前は天気がよくなかったから何とも思わなかったけど、気持ちのいい道なんだね。 駐車場へイン(バイクは100円)。 なにわ君が言ってた岩手限定のフラッグも地下??のお土産屋さんで無事ゲット。お店の方も感じのよい方でしばし談笑。ライダーとして初めて頂いたフラッグだからうれしいよ(*´艸`*)。 と、辺りを散策して満足・・・じゃなくって( ゚∀゚ )。 今回わたしが八幡平まで来たのは、松尾鉱山跡へ行くため。ツーリングマップルにはアスピーテライン沿いにあるように書いてるけど、見逃したのかなぁ?! 観光案内所の方に訊くも、あまり詳しくないらしく(うそやん(笑))注意しながら走ってきた道を下っていくことに。
こんなに確認できるくらいやのに、アスピーテラインにテンション上がって、すっかり見逃しとった。特に案内は出ていないので、場所を確認しながら入り口らしき道を見つけだし撮影開始。草ぼーぼーゾーンも行っちゃうもんね。 1時間、いやそれ以上かな。時間を忘れるくらい、楽しくて楽しくて夢中で散策して周った。 (たくさん写真は撮りましたが、いろんな意見を持った方が見るので、無難なものだけ。すみません) 廃墟だから、仕方ないと言えば仕方がないけど、少し離れたところでは解体工事が始まっていた。どうやらそこが、松尾鉱山跡では有名な「生活学園」らしい(「赤い部屋」があるところ、検索すれば画像が出るかと思います)。是非この目で見てみたかったな。あと少し早くに訪問していれば・・・と言っても始まらないけど。 松尾鉱山跡へ行くまでは、今晩は雨が降りそうだし十和田故近くの安宿にでも行こうかと思っていたけど、一人でしんみりしたくなったのか、気持ちががわってキャンプ場へ行くことに。
利用者はわたしと、遠くにオートキャンプをしている人たちが1組のみ。バイクは750円だけど、オートサイトを貸してもらえて、ちびっこバンバンがいっちょ前にオートサイトへ陣取れた(電源は使えなかったけど)。夜は雨が降りそうなので木の下を避けて張り、教えてもらった銭川温泉へ。 まぁ、ここの温泉のお母さんがめっちゃ面白いの。もう普通の温泉浴場は掃除をしてしまったとのことで、湯治宿宿泊者専用の温泉に入れてもらった。空きを待っている間、もらいもんだから、と枝豆もらっちゃった。 湯治宿は素泊まり1泊3,000円ちょっと(貸し布団がプラス400円くらいだったような)。オンドル式やから、休憩所も宿泊施設の部屋もぽっかぽかなの。ここだったら湿ったテントも洗濯物も乾くよね(笑)。キャンプ場に行く前に知ってたら泊まりたかったなぁ。 すっかりお母さんのファンになったから、また明日入りに来よう(*´艸`*)。キャンプ場に戻って、暗闇の中今回初めて米を炊いてみた。うん、まずまずやね。 夜になると、予報通り雨が降り始めた。雨音がかなり大きい。うーん、眠れるかなぁ。 この日のほぼリアルタイムブログはこちら。 |
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